『絶滅せよ』生態系に嫌われて肌を掻きつつ夏山を下る
教室の窓蒼穹を背景にはだけた服と肌の輪郭
溪谷のふと底を見る鉄橋のここからだとまず助からないか
『夏』の中に自分がいるのに気が付いて被写体みたいに日傘を回す
眼下の町海のあたりにいる君へ蝉の聲より大きく叫ぶ
洒落怖のまとめのヘッダ人影の年も知れない夏の夕焼け
朋はみなに学生業にオルグさる夏を犠牲にせよ同志たち
落日という終末を経ては経て、『夏の時代』もいつかは終わり
『空はまだ、十分青く見えるけど……』真夏の恋を寒風に捨つ
昨年の8月20日までは『蒼穹』が好きな言葉でしたが
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