テラーノベル
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おお、すげ
ノベルはじめて
ChatGPTに作ってもらったsypzmです
内容的なのは自分が考えたからね!!
どっちもサラリーマンです
どうぞ
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その路地裏は、静かだった。
ビルとビルの隙間。
街灯がひとつ。
人通りも少ない、ただの近道。
最初は、本当に偶然だった。
曲がり角で、ぶつかりそうになる。
「うわ、すみませんっす」
癖っ毛の茶髪が揺れる。
薄紫の服の首元のもこもこが、やけに柔らかそうだった。
「……こっちこそ」
緑のパーカー。
フードを深く被り、顔の上半分は影。
一瞬、目が合う。
それだけで終わるはずだった。
なのに、次の週も会った。
「あ、またっすね」
「……よう会うな」
三度目には、足が止まった。
「この時間、退勤なんすか?」
「せやけど」
「俺もなんすよ」
それだけの会話。
でも、四度目からは“待つ”ようになった。
どちらが先に来ても、壁にもたれて立ち止まる。
来ないかもしれないのに、数分だけ待つ。
理由は言わない。
ある夜。
ショッピが缶コーヒーを二つ持ってきた。
「どうぞ」
「……なんで」
「なんとなくっす」
受け取る。
指が触れる。
その一瞬が、やけに長い。
「苦いの大丈夫っすか?」
「平気や」
「ならよかった」
嬉しそうに笑う顔に、胸が熱くなる。
それから、距離は自然に縮んだ。
並んで座る。
肩が触れる。
笑い声が増える。
ショッピはよく笑う。
でも、ときどき静かに見つめてくる。
「……なんや」
「いえ。なんでもないっす」
その視線が、甘い。
ある日、ゾムの残業が長引いた。
路地裏に入ったとき、もう誰もいないと思った。
「遅いっす」
壁にもたれている姿があった。
胸が強く打つ。
「……帰れや」
「待ってたんで」
あっさり言う。
その一言で、疲れが全部消えた。
沈黙。
ショッピが、そっと近づく。
「今日、顔赤いっすよ」
「寒いだけや」
「嘘」
指先が、フードの縁に触れる。
「取らないっすよ」
安心させる声。
「でも、隠れてても分かります」
「なにが」
「好きな顔してます」
息が止まる。
「……あほ」
でも、否定しない。
ショッピは一歩踏み込む。
胸と胸の距離が、ほとんどない。
「俺、ここだと素直になれるんすよ」
小さな声。
「外だと、ただの他人じゃないっすか」
その言葉が切ない。
ここだけ。
この狭い路地裏だけが、二人の世界。
ゾムは迷いながら、そっと腕を伸ばす。
ショッピの腰に触れる。
強くは抱かない。
逃げられるくらいの力。
「……嫌なら、離れ」
「離れません」
即答。
ショッピが胸元を掴む。
「好きっすよ」
何度目かの告白。
それでも、毎回胸が痛い。
「俺もや」
低く返す。
ショッピの額が、肩に落ちる。
鼓動が重なる。
「このまま時間止まればいいのに」
「止まらん」
「分かってます」
静かな笑い。
ショッピが、ゆっくり顔を上げる。
距離が近い。
息が混ざる。
「触れていいっすか」
「……一瞬だけや」
唇が重なる。
甘くて、柔らかい。
短いのに、深く残る。
離れたあとも、指先は絡んだまま。
「明日も来ます?」
「来る」
「俺もっす」
約束じゃない。
それでも、確信がある。
名前を知らないまま。
連絡先もないまま。
それでも毎晩、同じ時間にここへ来る。
偶然の顔をして。
恋人みたいに触れて。
甘くて、少しだけ苦しい。
でも、それでいい。
路地裏の光の下。
二人は今日も、互いの体温を確かめ合う。
終わりを考えないまま。
ただ、会える夜を重ねていく。
出会ってから、どれくらい経ったのか。
数えていない。
数えたら、終わりを意識してしまいそうで。
路地裏に入る前から、鼓動が速くなる。
今日もいるか。
角を曲がる。
「遅いっす」
それだけで、胸が満たされる。
「五分やろ」
「十分っす」
少し拗ねた声。
ゾムはフードの奥で笑う。
「待ってたんか」
「まあ」
目を逸らす仕草が可愛い。
並んで壁にもたれる。
距離は、最初よりずっと近い。
寒い夜。
ショッピの手が、そっとゾムのポケットに滑り込んだ。
「冷たいっす」
「勝手に入れんな」
「温めてほしいんすよ」
指が絡む。
ポケットの中で、こっそりと。
誰にも見えない。
それが、ひどく甘い。
別の日。
ショッピが少し元気がなかった。
「なんかあったんか」
「ちょっと上司に怒られただけっす」
笑っているのに、目が沈んでいる。
ゾムは何も言わず、肩を引き寄せた。
ショッピの額が胸に当たる。
「……甘えてもいいっすか」
「今さらやろ」
背中に手を回す。
優しく、ゆっくり。
「ここ来ると、安心するんすよ」
小さな声が、パーカー越しに響く。
「俺もや」
本音だった。
ここでは強がらなくていい。
ここでは素直になれる。
ショッピが顔を上げる。
「俺、独占欲強いかもしれないっす」
「なんや急に」
「外であなた見かけたら、たぶん声かけないっすけど」
「せやな」
「でも、隣に誰かいたら嫌っす」
胸が締まる。
ゾムは少しだけ迷って、ショッピの頬に触れた。
「俺もや」
それだけで十分だった。
ショッピの目が潤む。
「ずるいっす」
「なにが」
「ちゃんと好きって言うのに、全部持ってくじゃないっすか」
笑いながら、唇が近づく。
触れる前に止まる。
「今日は、長くしてもいいっすか」
「……好きにせえ」
ゆっくり重なる。
一瞬じゃない。
確かめるみたいに、何度も。
離れたあと、息が混ざる。
「ここ出たら、他人っすよね」
「せやな」
「でも、今は俺のっすよね」
ゾムは答えず、強く抱きしめた。
言葉より確かな力。
ショッピが小さく笑う。
「明日も来ます?」
「来る言うてるやろ」
「絶対?」
「絶対はない」
少しだけ沈黙。
ショッピが指を絡め直す。
「じゃあ、来た日だけ俺のっす」
「……欲張りやな」
「あなたが甘やかすからっす」
路地裏の灯りが、二人を照らす。
名前も知らない。
連絡先もない。
それでも。
抱きしめる強さも、
キスの癖も、
全部覚えている。
明日も同じ時間に来る。
来てほしいと願いながら。
甘くて、苦しい夜を、
また一つ重ねるために。
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ChatGPTって天才か
さいならー
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