「 血液恐怖症 」
・水メイン
・水視点
・血液恐怖症
・過呼吸表現 有
・前半重めです😵💫
いやなんか最近過呼吸めっちゃ書いてるね?笑笑
みんなが楽しんで(?)読んでくれればそれだけでいいんです🙆🏻
それではどうぞ👋🏻
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
幼少期・💎
〉キキーーーーッッッ!!!! )ブレーキ
水 「 ママ…? 」
水 「 パパ…? 」 )震
ママと、パパと、僕。
3人で青信号を渡った。
はずなのに。
右から車が突っ込んできた。
色んな人の叫び声。
ざわつき。
救急車のサイレンの音。
周りがやけに騒がしかった。
ママとパパは、僕を包み込んでいた。
夜一緒に寝る時みたいに。
いや、そのときより遥かに強くて、痛いぐらい。
ママとパパは、なにも言ってくれなかった。
動かなかった。
僕の周りには、赤い液体がたくさんあった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜現在〜
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
水 「 ………ッッ゛!!!! 」 )起
水 「 はッ、は……っ…ふ…ッ…… 」
水 「 ……………、 」
水 「 ゆ、め…… 」
水 「 …はぁ゛ーーーッ 」
朝から、最悪な夢をみた。
僕が4歳の時、飲酒運転の車に轢かれる、という事故があった。
両親は僕を真ん中に置いて、守ってくれた。
だから僕は生きている。
…ただ代償として、両親は死んだ。
そして今。
血が自分に染み込んでいく感覚がまだ忘れられない。
両親も、自分も、真っ赤に染まっていく。
という夢を何回も何回も見た。
どろっ 、とした感覚が抜けない。
少量の血でも体が拒否してしまう。
〉•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•* )着メロ
水 「 ……?! 」 )ビクッ
水 「 ….ないちゃんか………… 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📞
水 「 はーい、なんでしょう 」
〉 “ はーい、なんでしょう ” じゃねーよばかぁぁ!!!
〉今日会議!
〉体調でも悪いん??
水 「 ぁ゛、そういえば会議だったね 」
〉忘れてただけ?
水 「 うん、ごめん 」
水 「 今支度してる 」
〉……まぁ、気をつけてきてね
水 「 うん 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
頭が重い。
でも別に、体調が悪い訳ではない。
ただ朝の夢が頭から離れない。
水 「 …急ご…… 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
水 「 ごめん遅れた……! 」
桃 「 おー来た 」
桃 「 おはよう 」
水 「 おはよう…… 」
水 「 ぇ、ていうか、怒らないの??? 」
青 「 えなに、ほとけ怒られたいん?笑 」
青 「 ドM??笑笑 」
水 「 ち、ちがうし!!!! 」
水 「 僕ドMじゃないもん! 」
紫 「 あそっちなんや、気にするとこ笑笑 」
水 「 ぇ…… 」
水 「 そっちってどっち……笑 」
紫「 “ 怒られたい ” の方を否定すると思ってたんやけど… 」
紫 「 ドMに反応すんねんや笑笑 」
紫 「 おもろい笑笑 」
水 「 ………?!?!// 」
水 「 な、なんでみんなして僕をはめるんですか!! 」
青 「 ぇー、別にはめてへんよ?? 」
青 「 ほとけが勝手に解釈しただけやん 」
水 「 もういいし💢 」
水 「 さ、会議始めましょう!! 」
桃 「 なんでお前が仕切ってんだよ笑笑 」
桃 「 でもとりあえず、会議進めるよーーー 」
〉〜〜。
〉ーーー?
〉〜〜、〜。
〉ーーーーーー。
〉〜、。
〉〜〜〜?
〉ーーー笑笑
桃 「 んで、今日資料あるから確認してほしい 」
桃 「 全部で7枚あると思う。 」
桃 「 過不足あったら教えてー 」 )配
赤 「 ぁ、い ッ゛ 」
赤 「 い”ったい…っっ 」
黄 「 ……? 」
黄 「 どした 」
赤 「 紙で指きったぁぁぁぁ 」
赤 「 いたいよぉ、 」
黄 「 なんやそれだけか笑 」
赤 「 いや重症でしょこれは!!笑 」
青 「 紙で切ったー? 」
青 「 んなの絆創膏貼って我慢しろ笑 」
赤 「 誰も労わってくれないじゃん、ひどっ 」
黄 「 笑笑笑 」
黄 「 ぇーと… 」
黄 「 ほとけー、そこの絆創膏取ってくれん? 」
水 「 絆創膏ー? 」
黄 「 俺の鞄の中 」
水 「 ぇーと… 」 )探
水 「 あったこれか!! 」
赤 「 いむ貼って〜〜 」
水 「 っぇ……… 」
赤 「 あ、ごめん、やだよね 」 )苦笑
赤 「 絆創膏ありがと!! 」
水 「 ぇ、あ、違う違ういやじゃないよ全然笑 」
水 「 貼る貼る!!! 」
馬鹿なことに、血液恐怖症を “ 克服したい ” だなんて考えてしまった。
なんとなく、りうちゃんになら大丈夫かな、って思ったから。
水 「 ……ふ ーーッ゛ 」
水 「 絆創膏貸してーー! 」 )震
できるだけ平然を装った。
…けど、体は正直だ。
声が明らかに震えてしまう。
赤 「 ……大丈夫…? 」
赤 「 なんかいむ今日変だよ…? 」
赤 「 冷や汗すごいし…… 」
水 「 そう?笑笑 」
水 「 いつもと同じだよ笑 」
赤 「 そう…? 」
水 「 ほら早く、貼るから手出してー! 」
赤 「 あ、うんはい 」 )手出
赤 「 ごめんちょっと深く切っちゃったぽくて、血完全には止まってない 」
水 「 うん、だいじょぶ…… 」
“ 血完全に止まってない “
克服するとか言ってるくせに、震えが止まらない。
水 「 貼るね、 」 )手震
桃 「 えちょっと手震えすぎじゃない? 」
桃 「 どうした大丈夫か? 」
水 「 だいじょぶだいじょぶ笑笑 」
水 「 はッ 、ふ…… 」
水 「 ……ッ゛ 」
水 「 はぁッ、はっ 」 )涙目
血が視界に入った。
量はほんとに少ないのに、震えが止まらない、怖い。
水 「 ひゅ゛、はッ…… 」
赤 「 ぇ、いむ……? 」
赤 「 ね、大丈夫なの?? 」
水 「 だい、じょ ぶ…… 」 )息切れ
紫 「 いむくんどうしたん? 」 )背中撫
水 「 ふーッ゛、は……っ ポロポロ 」
黄 「 ほとけ今息できとる?? 」
黄 「 一旦呼吸整えた方がええんやない? 」
紫 「 いむくん、僕の声聞こえてる? 」
水 「 …ヒュ……はっ゛、カハッ 」 )頷
紫 「 ぅお、っ…… 」 )背中撫
紫 「 深呼吸せんと辛いやろ? 」
紫 「 ゆっくりでええからしっかり息し? 」
青 「 ほい、水 」 )渡
紫 「 ありがとう 」 )受取
紫 「 いむくん飲める? 」 )渡
水 「 はッ 、 ふ……っ゛ ポロポロ 」 )飲
紫 「 …………………… 」 )様子見
水 「 っ は 、はッ゛…… 」
水 「 ふーーッ゛゛ ポロポロ 」
紫 「 落ち着いた…? 」
水 「 ……ごめっ…ポロポロ 」
紫 「 謝らんでええよ 」
桃 「 いむどしたん、 」
水 「 ………血 」
桃 「 血…? 」
水 「 血、苦手で…… 」
水 「 克服、しようと思ったんだけど… 」
水 「 無理みたい 」 )苦笑
〉………………
水 「 僕が4歳のとき交通事故にあって、 」
水 「 両親共に死んじゃったからさ… 」 )震
水 「 トラウマ、なのかな 」 )苦笑
水 「 今日も、夢に出てきちゃった… ポロッ 」
水 「 っあ、ごめんねペラペラ喋っちゃって 」 )涙拭
水 「 それと りうちゃんごめん 」
赤 「 っえ、りうら…? 」
水 「 りうちゃんの目の前であんな姿見せちゃったからさ 」
水 「 りうちゃんのこと嫌だった、とかじゃないよほんとに 」
赤 「 ぁいやまぁそれは全然大丈夫だけど…… 」
水 「 か、会議中断させちゃってごめんなさい! 」
水 「 僕もう大丈夫だし、続けよ!! 」
〉……………………
紫 「 ……いむくん、無理に元気出そうとせんでええんよ? 」
紫 「 辛いの隠さんといてや 」
水 「 ぃや、でも… 」
紫 「 でもやない! 」 )ほっぺむぎゅ←伝わる?笑
紫 「 変に気つかう必要ないんよ 」
紫 「 何があってもサポートするんが俺たちメンバーの役目やもん 」
紫 「 な、?笑 」
水 「 ……ポロポロッ 」
水 「 あさ、夢みて、怖かった ポロポロ 」
水 「 お父さんとお母さんにもう一回会いたい ポロポロ 」
桃 「 …いむ、 」
桃 「 俺たちにできることは限られてるけど、 」
桃 「 いむが辛い時も、悩んじゃう時も傍にいて助けるからさ 」
桃 「 だからいむの気持ち隠さんでええんよ? 」
水 「 〜〜っ ポロポロポロポロッ 」 )抱
桃 「 おぉおぉ笑笑 」
青 「 ほとけのお母さんはあにきでぇ、 」
青 「 お父さんは…… 」
黄 「 俺母親かいな笑 」
黄 「 ほんならお父さんはまろかないこやな 」
赤 「 はい、まろに1票!! 」 )🙋🏼♀️︎
赤 「 いつもお酒飲んでるし 」
赤 「 でも一応仕事できるし! 」
青 「 一応ってなんやねん 」
紫 「 えー僕ないちゃんやと思うけどなぁ、 」
紫 「 お酒マンには任せてられんわ笑笑 」
青 「 はぁ?!なんやねんお酒マンて!!💢 」
桃 「 ちなみにいむは?笑 」
桃 「 どっちだと思う?笑笑 」
水 「 えー、僕は…… 」
水 「 ____ 」
水 「 かなぁ、笑 」
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
中途半端終わりにしてみました!!
みなさんの好きな方を当てはめてお楽しみください🤭
ちなみに誰がお父さんっぽいかコメントでいっぱい教えてくださーーい!
4501字、お疲れ様でした!🍵
コメント
1件
多分 初コメ失礼します! どっちもお父さんぽい……強いて言うならないちゃんかな~…?いふくんもお父さんっぽいけど…まぁ幼児退行するかr((