テラーノベル
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桃「げ、元気、元気だよ、」
青「よかったぁ、笑」
桃「お、おまっ、しゃっ、喋れんの、、、?」
青「、あぁ、これ?」
桃「うん、」
青「薬だよ。」
桃「でも、前は薬飲んでても、すぐ咳き込んで、」
青「あの薬とは違うよ。」
桃「え?」
青「僕が使ったお薬はね、病院でしか打てないお薬なんだよ。」
桃「打つ、?」
青「うんっ!注射器でちゅぅ~って。」
桃「へぇ、」
青「、、、僕はね、打ちたかったわけじゃないんだよ。」
桃「、じゃぁ、なんで、」
青「お母さんに無理矢理。」
桃「はぁ、?」
青「何も言われないで、知らない遠い病院まで行ったの。」
桃「へ、、?」
青「痛かった、怖かった。しばらく話せないし動けないしでしんどかった。」
青「薬打ってもちゃんと喋ったときにひどく咳き込むことがなくなったくらいだよ。」
青「発達障害はそのまんま、パニック障害も、体弱いのも完全に治ってない、」
桃「え、」
青「ただ、咳き込まなくなっただけだよ。」
青「ほんと、それだけ。」
桃「そんな、」
青「、桃君。(頬触」
桃「、ッ(ビクンッ」
青「僕が普通に話せるようになったの、嬉しい?(苦笑」
桃「、、、うん(手握」
青「ほんとっ、?」
桃「、青は嬉しいの?」
青「え?」
桃「親に連れてかれて、勝手に知らない薬打ち込まれて、咳き込むのがただなくなっただけで、本当に、青はこれでよかったの?」
青「、、、よくないよ。」
桃「じゃぁっ」
青「でもさ、もうどうしようもないよね、喋れるようになっただけでありがたいんだよ。」
青「ね、そうでしょ?」
桃「、、、」
青「、、、よくないけど、仕方のないことだから。もう、いいんだ。」
桃「、そっか」
青「納得いかない、って顔してるね。」
桃「そりゃそうだよ。」
桃「納得いくわけないじゃん」
青「でももう、お母さんに負担かけれない。」
青「いいこでいなきゃなの、健康なふりでもいいから元気よくしとかなきゃなの。」
青「じゃないとまたっ、」
___お母さんに叩かれる___
桃「また、?」
青「、ごめん。なんでもない。忘れて。」
桃「はっ、」
青「ほんと、なんでもないから。ごめんね」
桃「また、叫んじゃうの?」
青「っ、それは咳き込みすぎてパニックになったときにあるやつで最近はっ、」
桃「叫んだあとは、?」
青「、、、」
桃「いつもどうやって落ち着いてんの?」
青「、、、お母さんに、叩かれて。」
桃「っ、」
青「いつも、気がついたらお母さんに叩かれてるの。」
青「叫んでるときは記憶があやふやなの。」
桃「そっか、」
青「ねぇ、やっぱ僕おかしい?」
桃「おかしくないよ」
青「もっと、健康にうまれたかったな」
桃「、、、」
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青「ありがとね、桃君。長話、付き合ってもらっちゃって。」
桃「ううん、気にしないで。」
青「それじゃ。」
桃「うん。またね。」
青「ばいばい」
手を振った時に季節外れの長袖から覗いた青の腕は、ひどく細く、細い傷跡が何本も並んでいて、痣がたくさんあった。
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最初はただのラブストーリーにする予定だったのですが。とほほ
めっちゃ暗くなってごめんね。いいねたくさんありがと。
ばぁいちゃぁ!!!
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みるく
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コメント
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うわあ…第2話でここまで来るんだ。青くんの「よくないよ」って一言がすごく重かった。あの咳が止まらなくなる薬の話も、無理やり打たれたって告白も、納得いかないけど仕方ないって笑う顔も、全部胸に刺さった。最後の長袖から見えた傷跡と痣、何も言わずに描写で終わらせたのが逆に効く…最初はラブストーリーって言ってたけど、この暗さも青くんのリアルで、むしろ私は好きだよ。続き、気になるなあ。