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ほんーっとすみませんでした…。
もう一つの方を勧めてて…。
太宰さんが女性であることを隠している世界線です。苦手な方はお帰りください。
⚠️生理用語が出ます。微太中。少し長め。
私は、中也と共にポートマフィア本部のビルに向かっている。中に入ると、黒服の構成員が何やら騒がしい。まぁ、その理由は私だろうけどね。
一つ目は私がここにいることだ。私はこれでも裏切り者だからね。今まで来たことはなかった。
二つ目は見た目だ。今までの私からは想像できない姿になっているからね。二つの意味で。
そうこう考えているうちに、あっという間に首領の執務室の前だ。私は、急に怖くなってしまった。そのせいか、無意識のうちに中也の服の袖を握りしめていた。
こんこん
中「首領。中原です。入ります。」
森「どうしたんだい中也くん。今日は早帰りのはずだろう?仕事はさせないからね?…おや、太宰くん?本当にどうしたんだい?」
中「その…」
中也は、何も答えられない私に変わって、ここに来るまでの経緯を説明してくれた。その間、私は緊張とストレスと生理痛により、おかしくなりそうだったが、私の代わりに話してくれている中也に、これ以上迷惑はかけられない為、黙っている。
中「…という訳で、大きめな服はもらえますか?」
森「あぁ、そういうことなら勿論いいよ。それより太宰くん。早く座りなさい。顔色がとても悪いよ?」
太「…。」
中/森「太宰/くん?」
中「太宰。」
中「太宰!」
中「太宰!!」
中「太宰!!!」
太「…! な、なに…?」
ぼーっとしていた。なにも聴こえていなかった。この声の大きさから、何度か読んだのだろう。
中「お前、大丈夫か?」
太「…なにが…?」
私がこう答えると、森さんと中也は目を合わせた。
中「1+1は?」
太「2」
中「17+5は?」
太「22」
中「138+256は?」
太「……………396?」
中「首領。」
森「あぁ、そうだね。太宰くん。君は今日ここに居なさい。」
太「…なんで?」
森「明らかに体調が悪くて、頭が回っていないから。私は医者だよ?君の症状を当てることだってできる。」
太「…。」
確かに私は頭が回っていない自覚が多少はある。さっきの計算は、予測を確証にする為だったのだろう。今回ばかりは従うしかないけど、中也は?中也がいないなら私は嫌だ。
太「…は?」
森「太宰くん?」
太「…中也は?中也も一緒じゃないといやだ。」
中「すまねぇが、俺は帰らないと…。」
太「いやだ!いやだいやだいやだ!(涙目」
中「だ、太宰…。」
森「ふー…。中也くん、今日は君もここに泊まりなさい。そうでもしなきゃ太宰くんが可笑しくなっちゃうだろう?」
太「ちゅッやぁ〜…グスッ」
中「ウグッ…わかりました。ほら太宰、行くよ。」
太「ぅん…。」
私は中也と空き部屋を使って眠った。
正確にいうと、私は部屋について、着替えている途中に寝落ちした。
上を脱いで、もらったものに着替えようとしたら、下着の状態で座ったまま寝ていたそうだ。 中也はとても困っただろうね笑
朝起きた時には服をちゃんと着ていた為、中也が着せてくれたのだろう。
なんか…やっぱり私にも恥じらいというものはあるのだから、少し恥ずかしい。
中「ところで太宰。探偵社には昨日連絡したのか?」
太「…。」
やばいやばいやばい。何にもしてない。なんならスマホを見てすらないから通知が溜まってるかも…。
中「その反応は、連絡してねぇな…」
太「あはっ…あはは〜…。」
中「あのなぁ〜、連絡しn「あ!!!!!」
中「おい!遮るなよ!?」
太「ちゅ、中也ァ…。どうしよう。血がついてる…。」
中「…。」
布団についてるってことは服や下着にもついているのだろう。流石に森さんから下着をもらうわけにはいかない。というか待ってたら流石に通報せざるを得ない。
中「と、とりあえず探偵に連絡だ。シーツは俺が洗う。えーと…ナプキン?はあるのか?それ変えてこい。」
太「わ、わかった…!(涙目」
LINEです。
太『乱歩さん、昨日はなにも言わずに帰らなくてすみませんでした…。』
乱『そうだよ!そのせいで色々大変だったんだからね!?」
太『すみません…。』
乱『で?今素敵帽子くんのところでしょ?なんかあったの?』
太『いや、とりあえず連絡しろって中也に言われたので。あと、今、与謝野先生って暇してますか?』
乱『与謝野?うん、暇そうだよ。』
太『そうですか、ありがとうございます。』
太『与謝野先生。少し持ってきて欲しいものがあって…。』
与『なんだい?』
太『寝ている間に、血が漏れてしまったみたいで、替えの下着とズボンを持ってきてもらいたいんですけど…。』
与『それは構わないが、太宰。そっちの幹部様にばれたのかい?』
太『そうなんですよね…笑 では、9:30分頃に中也に行ってもらうので、○○公園に来れますか?』
与『あぁ、行けるよ。』
太『ありがとうございます。』
さて、連絡も終わって、ナプキンも変えたし、中也の元に戻ろう。正直昨日の夜の記憶が曖昧だから、変なことしていないかわからず、少し恥ずかしい。
太「中也、9:30に○○公園に与謝野先生が荷物届けてくれるから行ってくれないかい?」
中「あぁ、かまわねぇぞ。」
太「ありがとう。」
与「あ、中原中也ー!」
中「女医はあれか。」
与「これ、太宰に渡してくれ。」
中「あぁ、わかった。」
与「中身は見るなよ…?」
中「見ねぇよ…。」
すみません切ります。
少し長め…だと思います。
読んでくださりありがとうございました。
次はちょっとあげて♡20で描こうと思います。それでは。