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「はぁぁ、、」
学校の机の上でルイは項垂れていた。
「ルイ?、どうしたの?朝から?」
ルイは数少ない学校の友人🌸の声に、項垂れてた顔を起こす。
「おはよー、、、🌸、、、いやね、またあのバカ兄達がさァ、朝から喧嘩して、、、」
「ん?喧嘩なんていつもじゃん」
「そうなんだけどさッよりによって、あたし達が昨日買ったばっかの雑誌を台無しにしやがったのさァーーッ!まだ読んでないとこあったのにィ、、」
🌸は詳しくルイの話を聞くと、、、
どうやら朝から買った雑誌をルンルンで見ていたら寝相の悪い兄様がひどい云々でお兄ちゃんが兄様にクドクド説教していた時、「あーもぅ、煩いッ」って兄様が軽く振り払った手が、お兄ちゃんの片手に持ってたアイスコーヒーにあたり、あたった拍子にコップが落ち、ダイレクトに雑誌の上に掛かったのだ、、そりゃビショビショに、、ッそして朝からブチギレた、、とっ
(お兄さん達、、身も蓋もないです、、、っ)
🌸は苦笑する。
ルイはまた再び項垂れる。
「あはは、それはぁ災難だったねッ元気出しなよルイ!あとでなんか奢ってあげるから!」
ルイはピクっと反応し、小さく呟く。
「、、、、、、フルーツサンドッ」
「ぁ!ルイ好きだもんね!今日私、購買でパンだからいいよ〜元気のない友人に、進呈しようではないか♪」
🌸の言葉に、ルイはバッと起き上がり、🌸に抱きつき「うわーんッありがとッッ」と感謝を述べる。
🌸は苦笑しながら、抱きついてきたルイをヨシヨシするのであった。