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切原赤也は 立海レギュラー陣のためにメンタルトレーニングを行うことをコーチから言われた。
だが、、、
赤也は何度説明聞いてもわからなかった。
「だから、何度聞いてもわかんないっすよ!」
こ)「仕方ないですね。もう一度説明しますね。立海の先輩方は切原くんを目にも入れないほど愛しておられます。」
「そこからわかんないっすよ」
コ)「なので赤也くんから嫌な目で見られたり、他の人と対応が違うとメンタル強化に繋がると考えましたので」
そう、トレーニング計画をコーチからもらったが、このトレーニングは赤也の負担がとてもあった。下手したら鉄拳制裁、それどころか合宿退去になる可能性だってあったのだ。
だが、コーチは絶対のため、協力することにした。
トレーニング開始日
午前練習終了後
赤也は食堂に来ていた。たくさん皿に盛り付けて、座る場所を探していた。
丸)「おーい!あかや!ここ空いてるぞー」
探していると、丸井先輩の声が聞こえた。
自分の一緒に食べたいという欲を抑えて近付く
よくみてみるとそのテーブルには
丸井先輩、ジャッカル先輩、柳先輩がいた
近くにいき、
「俺先輩達と一緒に食べないっす。んじゃ」
と不機嫌にそう言い放ってその場から去った
丸井は
「あかや?なんで??……俺食欲ねぇわ。」
ジャ)「しっかりしろ、ブン太」
そう、一緒に食べないのは問題ないんだ。
合宿中ずっといるわけじゃないから。
だけど、先約もなしに断り、ましてや冷たく言い放ったのが問題だ。
柳)「お前たち赤也に嫌われるようなことしたのか?」
丸)「んなこと、してねぇよ…」
柳)「仕方がない、俺が間に入る。赤也のところに行ってくるから少し待っててくれ」
そう言って柳は赤也のところに向かった。
「んー!エクスタシー」
「意味わからないけどすごい!!」
「意味わからんとはどーゆうこっちゃ?」
「エクスタシーの意味が分からないっす」
「なるほどな。まだ切原は知らんでええわ」
赤也は白石と忍足侑士と食べていた
柳が来て
「赤也」
と声をかけられた瞬間に楽しそうな顔が一変しゴミを見るような顔になった。
柳の方を向き
「なんすか?(冷たく)」
「あかや?」
こんな赤也はデータには存在しない。柳はあたふたしてしまった。
「赤也なにか悩み事でもあるのか?あるならこの柳蓮二が受けて立つが?」
「悩みはありません。それだけのために来たんすか?帰ってください。柳先輩とも食べないんで」
「わかった。」
放心状態のまま丸井達の元に戻った
白)「柳くん達と喧嘩でもしたんか?」
「別にしてないっすよ?んな事よりあんな馬鹿どもの話は置いておいて違う話しましょうよ」
「わかった。」
切原は気づいて居ないのだろう、
馬鹿どもと言ったことを丸井達が聞いておりメンタルブロークンしているのを
入浴時間
205号室のみんなでワチャワチャとしながらお風呂場まで来た。そして真田を見つけた瞬間に真顔になった。そのため205号室のみんなは頭に?を浮かべそれを見ていた
「赤也!今から入るのか?」
「そうっす」
「ならば俺と入らないか?」
「いいっす。入らない。真田副部長となんて絶てぇ入んねぇよ(とワンオクターブ低くいい冷たくあしらった)」
いつもなら、「なんだその口の利き方は」という説教を食らうのだが、急に冷たくなっている赤也を見て、冷や汗だらだら、どうしていいのか分からないくらい動揺をしていた。
「んじゃ失礼します」
と石化した真田をおいてけぼりにお風呂に入った
205号室のみんなが
「真田さん、大丈夫っすか?」
と叩いて見るが全く起きる気配なし
そして財前は
財「切原のやつ怒った時いちばんメンタル来るかもしれんな」
日「そうだな。」
海「とはいえなんであんなに冷たくあしらったんだろうな」
お風呂場の椅子に座り放心状態のままいると
柳生「切原くん!早く髪を乾かしたまえ」
赤「話しかけないでください。うざいんで(冷たく)」
柳生「えっ?」
仁「俺が特別に乾かしてやろうか?」
赤「触んないでください」
仁「えっ…?」
こんなに冷たくあしらわれると
詐欺師でも紳士でも動揺を隠せない
どうして…こんなに冷たくなってるんだ。
そう幸村以外は思っていた
柳「精市、赤也の様子が変なんだ」
とメンタルブロークンな柳達の話を聞き幸村は喧嘩でもしたんでしょと甘い気持ちでいたのだ
そして赤也を見つけた。
幸「あかやー!」
「(ゴミを見る目で)幸村部長なんて知らなーい」
「………」
と放心状態の幸村を置いて直ぐに去っていった。
柳「精市!しっかりして」
幸「今のはなんだ!あんなの赤也じゃない」
柳「だから言っただろう?変だって」
丸「真田ら辺がなんかしたんだろぃ?」
真「してないわ!してたら謝ってるわ!」
幸「そりゃそうか。」
丸「しっかし、どうしたもんかねぇ。」
仁「そうじゃのう」
と立海はメンタルブロークンしているため、理由を聞く勇気すら無かった
普段なら問い詰めて行けるんだがな。
次の日
赤「俺合宿終わったら四天宝寺に転校するで」
立全「は??」
柳「そんなこと聞いていないぞ」
赤「言ってなかったすもん」
幸「なんでまた四天宝寺に?」
赤「白石さんとダブルス極めるっす」
幸「そう…」
赤「あ、白石さん達に手出したら即立海辞めるんで」
全立 「なっ!」
そう赤也 に心を読まれ受け入れるしかなくなってしまった。
俺たちはどうすれば………
「んじゃ話はこれで終わりなんで、」
と言いそそくさと去っていった。
幸村side
幸「ほんとうにどうしたんだろう」
幸「あの子はあんな冷たくなかったのに」
真「理由を聞くというのもありだが今のオレたちでは無理だと思っている」
柳「俺たちはメンタル崩壊しているのだ、無理は無い」
幸「嫌われるようなことどこかでしたってことかな…」
柳「何か地雷でも踏んだのかもしれないな…」
柳生「あんな冷たい切原くんは初めて見ました。」
丸「俺、前赤也と喧嘩したけどあんなに冷たくなかった。なのになんで……?(涙目)」
仁「俺はからかいすぎたのかのぅ。俺は仕方がないぜよ赤也に嫌われても…でもやっぱり相手にされないと悲しいぜよ…」
幸「俺たち、こう見てみると全然後輩離れしてないね…」
柳「そうだな。赤也は先輩離れしたってことなのか?」
真「そう言うことなのだろう…赤也の方がよっぽど大人だな…」
幸「でも、あんなに冷たくあしらわなくてもいいじゃん!!(涙目)」
その後、先輩たちは真田を含め全員が泣いてしまった。
赤也side
幸村部長達に酷いことを言ったのも重々承知であった。
そして、隠れて先輩たちの思いを聞いていた。
先輩たち……そんなに泣かないで!今日で終わるから!
と思ったが、先輩達が全員泣いてしまい、自分も泣きたいと思ってしまった。
幸村部長……泣かないで、部長は笑顔の方が似合ってるっす!
真田副部長!副部長も泣くんっすね!でも、俺の事で泣かねぇでください。
柳先輩……柳先輩も泣くなんて初耳っすよ。でも、ほんとうに愛されてるんだなって思ったす。
仁王先輩!いつもからかってくるけど嫌いじゃないっすよ!逆に好きっす!
柳生先輩!俺は柳生先輩のこと好きっすよ!いつも勉強教えてくれてるし!
丸井先輩!冷たくあしらってごめんなさい!絶対ご飯一緒に食べるっすから!耐えてください!!
ジャッカル先輩!丸井先輩のお守りお願いします……
夕方
コ「立海全員残れ。その他解散!そのほかのものは残らず帰れ」
全「分かりました」
そうして立海のメンバーのみ残った
もちろん赤也も残っている
コ「よし立海全員揃っているな」
幸「はい…」
コ「どうした?元気がないじゃないか」
柳「いえ!なんでもありません…」
コ「そうか…切原から聞いただろうが、四天宝寺にこの合宿が終わり次第行ってもらうことになった。」
丸「なっ、ほんとうだったのかよぃ…」
柳「うそだろっ?嘘だって言ってくれよ赤也!!」
柳はかつてないほどに取り乱した。
真「………そ、そうか………」
幸「本当なんだね……」
コ「(いやいや、しょんぼりしすぎだろ!これネタバラシしたら俺殺されるんじゃねぇの?)そうゆう訳だ。よろしく頼むぞ」
赤「はい!」
赤也以外「絶対に四天宝寺には行かせねぇ!!」
赤「はい?なんて言いました今^^」
幸「あ、いえ、なんでもありません」
真「幸村よ、赤也相手に敬語にならなくても…」
赤「話進めていいっすか?^^」
丸「うん」
赤「コーチ、怒られる準備しといてくださいねー?」
コ「もちろん」
幸「怒られる準備ってどうゆうことだい?」
赤「だから、それ説明するから黙っててくれない?^^」
幸「すいません(待って待っていちばん怖いの赤也じゃん!なんで俺敬語になってるの?圧が俺よりあるんだけど?今の赤也五感奪われないんじゃない?)」
赤「説明すんのめんどっ」
赤也以外「えっ?」
コ「はぁ、仕方ないですね。」
コ「この2日間本当にお疲れ様でした。メンタル崩壊していると思いますが、明日からもまたトレーニングは続きますので心を入れ替えて頂いて、そして改めてメンタルトレーニングお疲れ様でした。切原くん」
赤「ほんとあれで良かったんすか?」
コ「はい。少し、怖い部分はありましたがね」
立海のみんなはポカンとしていた。
「それでは説明終了しましたので解散!!」
赤也以外の立海のメンバーはまだぽかんとしていた。
赤「先輩たち大丈夫っすか?」
幸「…あぁ…大丈夫だよ赤也…あの…」
赤「先輩達ごめんなさい!!」
赤也以外「えっ?」
赤「おれ、メンタルトレーニングほんとは嫌だったんす。ぜってぇ、先輩たち傷つくと思ったから…でも、コーチが絶対って言ったんでやる羽目何なったんすけど…ほんとごめんなさい…」
幸「あ…かや……良かったっ…」
丸「ほんとに嫌われかと思っただろぃ…少し傷ついてるけど…」
「先輩たち!大好きっすよ!!」
部屋に帰るまで先輩達に大好きーと言われ幸村たちのメンタルは回復!!
普段の先輩に戻ったが…
後輩離れするどころか後輩に執着してしまうというのは別の話
ご覧頂きありがとうございます。
赤也は先輩離れしてる設定っす。
先輩たちは後輩離れしてねぇよ!
真田がいつもの真田じゃねぇよなぁ?
しゃーねぇんだよ。甘々真田じゃねぇと。
幸村は若干キャラ崩壊してたな。まぁ、あれなら大丈夫だろ!
柳は言わずもがな…キャラ崩壊っ!
楽しんで頂いたかなっ?
んじゃ読んでくれてありがとぅ!