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ちゃちゃ🐈️💜🩵
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ぷわぁー
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俺はフィンランド。
ロシアの隣、北緯64度、東経26度に位置する酒好きの国だ。
そんな俺が今なにしてるかというと
露「おい、フィンランド。何飲むのやめてんだよ。」
ロシアの家に来て酒を飲んでいる。日常だ。
芬「飲んでる。」
露「嘘つけ。酒が減ってないぞ。」
芬「…五月蠅い。」
露「…あ゛?」
…地雷を踏んだようだ。
どうしたものか。
露「…お前口の利き方考えろよ。」
芬「…すまない。」
露「それで済んだらマフィアはいらねぇよ。」
いや本当にいらねぇよ。何を引き合いに出してるんだよ。
芬「…。」
露「なんか言えよ!」
ドガッ
鈍い音が響き、俺は蹴り飛ばされた。
痛みで床に倒れこむが、眼だけはロシアを見る。
芬「い゛っ…。」
そして俺は大袈裟にうずくまる。だって――
露「…あ、”また”やってしまった…。違う、俺は…。」
ロシアが罪悪感で歪む顔!なんて可愛いんだろうか!
露「すまない、フィンランド。俺はまたお前を…っ。」
声を震わせて駆け寄ってくるロシアは本当に可愛い。
それでも俺は演技をやめない。やめたらこの顔が見れなくなるだろ?
芬「大丈っ…夫だ。だから…そんな顔…しないでくれ…。」
聖女のように、優しく言う。思ってることは真反対だが。
もっとしてくれ。俺にだけその顔を見せてくれ。
露「すまない。すまない…。彼氏失格だな…。」
自分を追い詰めてる!なんて健気で馬鹿で可愛いんだ!
俺の口から血が垂れる。切っていたのか。
露「あ…あぁ…。ごめんなさっ…。」
子供みたいに怯えて、謝って。だから俺みたいな屑に捕まるんだよ。
ロシアはフラフラと立ち上がる。限界のようだ。
露「頭を…冷やしてくる。」
扉を閉める音。足音が遠ざかっていく。
俺は痛む脇腹を押さえ、ゆっくりと立ち上がる。
きっと今、俺は聖女とは似ても似つかないような顔をしているんだろうな。
芬「…嗚呼…可哀想なロシア。」
芬「そんなに怯えて…俺のことしか頭にないんだろううな。」
芬「お前が考えるのは俺だけでいい。」
芬「次は…いつ愛してくれるんだろうな。」
フィンランドの国旗に浮かぶ笑みは、邪悪で、壊れている人形のような。他国には絶対見せない笑みだった。
どうでしたか!?
第一話、可哀想なフィンランドはここまでです!
個人的に大好きな部分は、暴力を愛として受け入れているフィンランドと、暴力をやめたいロシアの対比です!
可哀想なフィンランドが裏からロシアを洗脳してる。依存させている。
なんて素晴らしいのか…っ!
第二話もお楽しみに!
コメント
3件
ああ、読ませていただきました…!この歪な関係性、めちゃくちゃ好みです。暴力を振るってしまうロシアと、それを利用して"可哀想な被害者"を演じるフィンランド。でも実はフィンランドの方がロシアを依存させて支配してるっていう、あの聖女ヅラした邪悪な笑みがたまらなかったです。「もっとしてくれ。俺にだけその顔を見せてくれ」って願望がもう、狂気の愛そのもの…。作者さんがおっしゃる「暴力を愛として受け入れる」対比、本当にその通りで、続きが気になります!