テラーノベル
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朝日が昇る前の薄暗い世界。
その中に二人の少年がいた。
一人の少年は地面に座って泣きじゃくっていた。
もう一人の少年は横に寝転がりながら首から液体を流していた。あなたは血かと思うことでしょう。しかし、暗くてその判別はできない。
さて、あなたはその光景を見てどう思いますか?
悲しい?残酷?いや、そんな一言では終われない。
なぜ首から液体を流しているのか、なんで泣いているのか、なぜ周りに人がいないのか、たくさんの疑問が思いつくはずです。
すると、1人の少年がこっちを向く。
月明かりの逆光で少年の顔を判別するのは難し、
そんな中、少年はあなたに話しかける。
「誰かわからないそこのあなた。目が覚めたらどうかこの子を助けて、僕を…」
「殺してください」
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