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「はい、どっちから履く?」
「ん!おれから!!」
身体を洗い終わったゆうちゃんといふくんは今日はおうちに帰るまでおむつだ
「ん、できたよ!明日からまたお兄ちゃんがんばろうねぇ」
「今日だけやもん…」
「はいはい笑ないちゃんが待ってるから行っておいで!」
「ん…」
いふくんのお世話をしたことであにき気分を取り戻せていたのに、おむつという現実を前にどうやらテンションが下がってしまったらしい
「あ、今日のオヤツはプリンだってよ!」
「ぷりん!!!まろ!はやくせんとないこがたべてまうで!」
「おん!まろもすぐいくからないこからまろのぷりんまもっといてな〜」
「はい、じゃあいふくんもおむつしようね〜」
「ん…」
「…いふくんは”どうして”おもらししたの?」
「…べつに、あにきのえがおみれないのはまろがこまるだけやもん」
実はいふくんは入園してからおねしょもおもらしもほとんどしたことがない。そして数すくないその失敗は、ゆうちゃんやないちゃんが失敗してしまったタイミングと同じであった。
今日もお昼寝前におトイレに行っていたのを確認している。
自分からおもらしなんて恥ずかしいだろうに…
「そっか、いつもゆうちゃんたちをありがとね」
「…」
「ふふっ、はい、できたよ!お友達のこと考えられるのもえらいけど、もうおトイレ以外でおしっこしーしーしちゃダメだよ〜!笑」
「なっ///ま、まろおもらしちゃうもん!」
「え〜?でもいふくんのお昼寝おむつずっしりしてたし、今も赤ちゃんみたいにフワフワおむつ履いてるよ〜?」
「ち、ちがうもんまろおもらしじゃないもん…」
「んふふ、じゃあこれからはお友達のためでもしちゃダメだよ?お兄ちゃんになったのに、年少さんの前でお兄ちゃんたちが2人もおもらししちゃったら恥ずかしいでしょ?」
「ごめんなさい…」
「ん!謝れてえらいね!おやつ、食べにいこっか」