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今夜、どうしても目黒に会いたい。

渡辺は痕を隠そうと思っていたが、どうせ分かること。

パーカーを着てタクシーに乗り目黒の家へ向かう。

家に着いて中に入ってすぐ、唇を冷やす。大分腫れが引いてきた。

ソファに横になって目黒を待つ。

いつの間にか眠っていた。

頭を撫でる感覚で目が覚めた。


目黒ーただいま。

渡辺ーおかえり。

目黒ー岩本くんからLINEもらった。

渡辺ーごめん。

目黒ー見せて?

渡辺ーいや。

目黒ー怒ってないから、見せて?

渡辺ー・・。


パーカーを脱ぐ。

痕をなぞる手。

渡辺はその手を払う。


渡辺ー護身術なんて、2人で来られたら役に立たない。

目黒ーこれだけ?

渡辺ーん。

目黒ーこれで済んで良かった。

渡辺ー良くない、お前のものなのに。撮影も出来ない。

目黒ー唇腫れてるもんね。

渡辺ーこれでもマシになったし。

目黒ー酷い目に遭ったね。可哀想に。俺が綺麗にしていい?

渡辺ーん。


目黒は渡辺の切れてない方の唇の端を舐めキスをする。

ずっと冷やしておきなよと言う。

服を全部脱がし、目黒も裸になり重なり合う。

赤い華が散った身体。

躊躇なく目黒は渡辺の胸をかじる。

口を開けると切れたところが痛いから声を出さず我慢する。


目黒ー痛いの?

渡辺ーん。

目黒ー声聞きたいなぁ。

渡辺ーバカ。


胸をかじって舐める。

渡辺は浅く呼吸している。


目黒ーうつ伏せになって?

渡辺ーんっ・・。

目黒ー舐めてあげる。

渡辺ーんっ・・んっ・・。

目黒ーシャワー浴びてきた?

渡辺ーんっ・・。

目黒ー舌挿れるよ?

渡辺ーふっ・・んっ・・。

目黒ー・・。

渡辺ーはっ・・はっ・・。

目黒ー指3本入った。

渡辺ーんっ・・んっ・・。

目黒ーこれでしょ?

渡辺ーんっ・・はっ・・。

目黒ー挿れるよ?

渡辺ーき・・て・・。

目黒ー・・。

渡辺ーんっ・・んっ・・。


可愛い声が聞こえてこないのは残念だが、怪我してるから仕方ない。

目黒は、背後から唇の端にキスして舐めた。

怪我している方だったみたいで叩かれる。


渡辺ーもっと・・んっ・・。

目黒ー喋らなくていいよ。奥まで擦ってあげるから。

渡辺ーはっ・・はっ・・んっ・・。

目黒ー・・。

渡辺ーふっ・・んっ・・。

目黒ーいい?

渡辺ーんっ・・んっ・・。

目黒ー・・。

渡辺ーくる・・んっ・・ダメ・・。

目黒ー翔太くん・・。

渡辺ーダメ・・で・・る・・んっ・・はっ・・はっ・・。


目黒に背後から抱きしめられ最奥を突かれ倒れ伏す。

目黒に抱き上げられ、唇の端にキス。


目黒ー冷やしてないと。

渡辺ー新しいの持って来て?

目黒ーちょっと待ってね。

渡辺ーあっ、血出てる。

目黒ータオルも持って行く。


腫れは変わらないが、せっかく引っ付きかけた唇の傷がまた開いた。

タオルで血を拭き冷やす。


目黒ー服着せてあげる。

渡辺ーん。

目黒ー明日、撮影出来ないかも。

渡辺ー監督と話し合いだ。

目黒ー日程が大いにズレるね。

渡辺ーあいつらのせいだ!

目黒ー俺、◯◯さんに会ったら殴りそう。

渡辺ーバカ。手出すな。

目黒ー気持ちの上で殴ってる。

渡辺ー俺も。


いつものように目黒の膝の間に座り、目黒がウエストに手を回す。

渡辺は目黒にもたれながら唇を冷やしている。

血が出たから絆創膏を貼り冷やしている。

早く治りますように。



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