テラーノベル
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テオside
ハッと思い出した。
別次元の誰かを助けようとすると別軸の誰かが死んでしまうと……。
テオ『……じゃあ、俺は誰も助けれないの?見捨てるしか……ないの?』
テオ「気持ちがわからんことも無い、俺だって最初は必死にやったさ、でも、辿り着くのは全て一緒だ、過去の……いや、別次元の自分自身が助けたかった人を助け、その別次元の俺たちが同じ考えをして救えば過去の別次元のヤツらが助けたかった人を救えなくなる、つまり、1人にしか絞れないんだよ。」
テオ『……ッ、でもッ、俺も助けたいんだッ!!見殺しになんてしたくないッ!!』
テオ「皆そうだ、俺もお前も、過去の俺たちも。でも、変えれない。」
いや、待て……。
解決策、あるじゃないか……。
テオ『……、見つけた、解決策。』
テオ「ほぉ?どんな?」
テオ『それは元の生活に戻ってからのお楽しみ……。』
テオ(別次元)side
現実へ戻って行くアイツは何故か心が決まってるかのように……、でも、何故か…、悲しそうで……。
テオ『じゃあ、行ってくる。』
テオ「……あぁ、悔いが残らんようにしろよ。」
彼は……何故だろう、どうしてそんな顔をするんだ?
生きて居たいハズなのに……悲しそうな顔をしてッ!!
テオ「待てッ!!お前何しようとしてるッ!!?」
テオ『これが最善策だから、悔いは無い、そしてお前の過去も乱されない、大丈夫、俺が全部後始末付けるから。』
やめろやめろやめろッ!!
お前が居なくなったらッ!!俺らはどうなるんだッ!!
これ以上過去に囚われたくないッ!!
止めてくれッ!!
テオ『負の連鎖はもう終わり、過去でも好きな人が居て幸せに暮らせるでしょ?でも、俺は違う道を行くよ、壊して悪かったな……。貴方に幸福を。』
テオ「……馬鹿がっ!!俺たちがやってきたことを真似てやってればよかったのにッ!!間抜けッ!アホッ!!……、でも……ありがとう……。」
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#主人公最強
杯雪乃
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コメント
1件
うわ……200話おめでとうございます、そしてここまで読ませてくれてありがとうございます。 「1人にしか絞れない」って残酷すぎるジレンマ……でもテオが「解決策」を見つけた時の静かな決意、そして最後の「壊して悪かったな」がすごく刺さりました。自分を犠牲にしてでも誰かを救おうとするの、重いけど美しさすら感じる……。 元の世界に戻る彼の悲しそうな表情がずっと心に残ってます。連載、ずっと追いかけますね🤍