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ある所に地図にも乗らないようね小さな村があった。その村でも噂されるほど仲良しな三姉妹が森の近くの家に住んでいた。彼らは18歳の長女のナナ、17歳の次女のサヤ、そして15歳の三女エミだ。私も三姉妹の家の近くに住んでいたため、幼い頃から仲が良かった。
ある日、三姉妹の長女であるナナが行方不明になったと風の噂で聞いた。村人総出で村中くまなく探したがのだが、見つかることはなかった。
事件から1ヶ月経った5月の事。村人達も事件の事はすっかり忘れているような時だった。私は日当たりのいい窓際の椅子に座り最近お気に入りの本を読んでいると、物凄い剣幕でドアを叩く音がした。私はなにか起こったのかと思い、ドアを開けた。するとそこにはサヤとエミが立っているではないか。興奮状態の2人を落ち着かせるため、アイスティーを入れた。少し落ち着いた頃にサヤは私に向かってこう言った。
「姉さんの事について話しておきたい。今すぐ家に来てくれ。」と。私は驚いた。たったの17歳と15歳の少女に何がわかったのだというのだ。混乱したまま私は彼らに着いて行った。