さて、復讐の時間。
『ねぇ、柚乃ー、ここの扉ぶち壊していいかな?』
『ぶち壊すなら、好きにしな?その代わり!これで壊しな?』
そう言って君がくれたのは,安全ブーツだったね。
鉄板入ってるからぶち破りやすい
『はい、どーーん』ってぶっ壊した時の君の顔
すごく驚いてたな。
「こんなことして。君は本当に喜ぶの?
復讐に手を染めないでよ。俺みたいなやつに構わなくていいから。初めて出会ったあの時みたいに。優しい顔で笑ってよ。ねぇ、柚乃。君が俺を必要とするのなら。俺は君を喜んで守るよ。」
そんな声も。初めて会った日みたいに。
雨音と君の声にかき消されて消えてった。
君のこと本当は覚えてるよ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!