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政治的意図、戦争賛成はありません
ロシアが目を覚ます。そこには
いかにも紳士的な男性
イギリスがいた_
イギリスはロシアに手を出すと
イギリスの指が、ロシアの胸元をなぞり続ける。
シャツは開かれ、ハーネスの隙間から肌が覗く。
その冷たい肌に、手袋を外した指が沈むように触れる。
「ここが……こんなに硬くなってる。
ロシア、君、案外正直なんじゃないか?」
「…………」
ロシアは、冷ややかな目でイギリスを見つめていた。
頬も赤く染めず、焦る様子もない。
ただ、淡々と──真顔で言った。
「……いやなんだよいきなり」
「……え?」
「どこ触ってんだお前。尋問って胸揉むことじゃねぇだろ。
常識どこに置いてきた? 祖国に返せ。今すぐに。」
「ふっ……ふふっ、あははははっ!」
イギリスが腹を抱えて笑い出す。
「いやぁ……やっぱり君、いいね。
その冷たい声でツッコんでくるところ、本当にたまらないよ」
「こっちはたまったもんじゃねぇんだよ」
ロシアは手錠に繋がれたまま、心底面倒そうにため息をついた。
だが、その無表情の裏に──
わずかに震える吐息と、ピクリと跳ねる指先。
肉体は、少しずつ反応を見せ始めていた。
イギリスは、その変化を見逃さない。
「……君のそういうところ、いちばん興奮するよ」
「お前は反省という概念をインポートしろ。まず」
「それより、次は──ここを、調べさせてもらうよ」
イギリスの指が、ハーネスベルトの下縁にかかる。
「……ちょっと待て。話せばわかる、話せば」
「わからせるために、触るんだよ」
「だからそれがわかってねぇんだよ!!」
「じゃあ息子と楽しんで」
ロシアはそこで意識が切れるー。