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熱い吐息が絡み合う、重苦しいほどに濃密な空気。 kwmrが低く声を漏らし、ymmtの口内へ熱を溢れさせた瞬間、世界が白く染まった。
kwmr「……っ、……あ、……ごめん、ymmt。……出しな」
kwmrは苦しげに眉を寄せ、慌ててティッシュをymmtの唇に当てようとした。自分の奔放な愛をymmtに押し付けてしまったという、彼らしい、生真面目な罪悪感。
けれど、ymmtは離れなかった。 口の中は、kwmrの体温よりもさらに高い、熱い塊で満たされている。それは粘り気を帯びて舌の上に広がり、独特の青臭さと、不思議なほど甘い香りが鼻腔を抜けていく。
ymmt(……すごい、熱い……)
ymmtは、溢れそうになるそれを頬を膨らませて必死に留めた。kwmrの分身ともいえる重みが、口内の粘膜を熱く刺激する。舌先でその感触をなぞると、トロンとした熱が喉の奥を叩き、拒絶反応よりも先に、深いところにある独占欲を刺激した。
kwmrが「飲まなくていい」と言いながら、優しく顎を引こうとする。 その指先の震えさえ、ymmtには愛おしかった。 ymmtはkwmrの手首を強く掴み、逃げられないように固定すると、たっぷりとした「熱」を含んだまま、わざと唇を小さく動かして見せた。
クチュ、という淫らな水音が、二人の間に響く。 頬を膨らませ、唇の隙間からこぼれそうになる白濁を、ymmtは舌で丁寧に口の奥へと集め直した。その一挙手一投足が、kwmrを逃さないという明確な意志の表れだった。
そして、驚きで固まっているkwmrの瞳を真っ直ぐに射抜いたまま、ymmtはゆっくりと、力強く喉を鳴らした。
ymmt「……っ、ごく……、ん、……」
重厚な熱が、食道を通り、自らの血肉へと溶け込んでいく。 ymmtは最後の一滴まで残さぬように、執拗なほど丁寧に嚥下した。そして、やがて「ぷは、」と小さく吐息を漏らして唇を離すと、今度はゆっくりと、その唇を再び開いてみせた。
ymmt「……ん、……っ」
赤く火照った口内。 そこには、飲み込みきれなかったわずかな残滓が、真珠のような光沢を放って舌の上に残っていた。ymmtが少しだけ舌を動かすと、上顎と舌の間に残っていた熱が、銀色の唾液と混ざり合いながら、とろりと細い糸を引いて唇の端へと伝う。
ymmt「……ふ、……全部、食べたよ。kwmrさん」
口を開けたまま、言葉にならない吐息を混ぜてymmtが囁く。 唇から顎へとこぼれ落ちそうになる糸を、ymmtは逃さぬように自らの指で掬い取り、再び口の中へと戻してみせた。
kwmrの理性が、音を立てて崩れ去るのがわかった。 「……そんな顔して、俺に見せつけて……」
kwmrの声が、低く、獣のような熱を帯びて唸る。 彼は持っていたティッシュを投げ捨てると、ymmtの開かれたままの唇を、今度は暴力的なほどの情熱を込めて、深い口付けで塞いだ。
kwmr「飲ませたくないなんて、もう言わない。……最後まで、俺の全部でめちゃくちゃにしてやる」
kwmr「……まだ、足りないんだろ」
kwmrの低い声が、ymmtの鼓膜を震わせた。 一度目の余韻も冷めやらぬまま、kwmrはymmtの身体を組み伏せ、再びその熱い昂ぶりをymmtの唇へと押し当てた。先ほど「全部食べた」と言って口を開けてみせたymmtへの、抗いようのない報復。
ymmtは、逃げるどころか自ら進んでその熱を迎え入れた。 一度飲み込み、彼を自分の一部にしたことで、内側の渇きは癒えるどころか、さらに深く、暗く、広がっていたのだ。
ymmt「ん、……っ、んん……!」
二度目のそれは、一度目よりもずっと強引で、容赦がなかった。 ymmtの口内を蹂躙し、喉の奥を突くような感覚。ymmtは涙目でkwmrを見上げながら、懸命にそのすべてを受け止めようと舌を絡ませ、吸い上げる。
kwmrの指が、ymmtの口角をぐいと広げた。 溢れそうになる白濁を逃さないためか、あるいは、自分が ymmtを汚し、満たしていく様をその目に焼き付けるためか。
kwmr「……お前が誘ったんだ。……全部、飲み干せよ」
限界まで高まった熱が、再びymmtの口内へ、堰を切ったように溢れ出した。 一度目よりも量が多く、より濃厚な熱。ymmtの頬がぷっくりと膨らみ、飲み込みきれない分が唇の端から一筋、顎へとこぼれ落ちる。
けれど、ymmtはそれを拭うことすら許されなかった。 kwmrはymmtの顎を掴んだまま、彼が嚥下するのをじっと見守っている。
ymmt「……ん、……っ、ごく、……ん、……ふ、……っ」
何度も何度も、喉を鳴らして熱を飲み下す。 一度目よりも重く、腹の底に溜まっていく感触。 ようやくすべてを嚥下し、ymmtが荒い呼吸と共に口を離すと、そこには再び、銀色の糸を引き、白く汚れたymmtの姿があった。
ymmt「……あ、……は、……kwmr、さん……、んっ、」
ymmtは、震える舌先で自分の唇についた痕跡をなぞり、それを kwmr に見せつけるようにして、ゆっくりと再び口を開いた。 今度は、もう言葉さえ出ない。ただ、完全に彼に屈服し、同時に彼を支配したという悦びに満ちた、空っぽの、けれど熱い「器」の提示。
kwmr「……本当に、……救えないな、俺たち」
kwmrは自嘲気味に呟きながら、今度は ymmt の顎についた雫を、自らの親指で掬い取って自分の口へと運んだ。 優しさを捨て、互いの毒を飲み干し合う。 そんな狂気にも似た愛の形が、二人の間に確かな足跡として刻まれていった。