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無事に?仕事場に着き、若井も合流して打ち合わせを進める。今日は打ち合わせと雑誌取材で、どちらも順調に進んでいた。
取材中に少し休憩とヘアメイクの直しを挟んでいると、涼ちゃんがマネージャーにコソコソと話しをしていた。
「今日って取材後少ししたら、終わりかな?7時くらいには終われるかな?」
「今日はその後予定もないので、終了ですね、なにか予定でもあるんですか?」
えへへ、と笑ってご機嫌そうな涼ちゃんはさぁ、がんばるぞー!とまたひとりごとを呟いていた。
俺はというと、お預けした続きを楽しみにしてるのかなぁなんてひとり笑みが溢れた。
仕事中にそんなことを考えているのは俺だけだったわけですが···。
「お疲れ様でした!」
全て順調にこなして、若井はお疲れー!とさっさと帰っていった。俺も涼ちゃんと帰ることにする。
いっつも用意がのんびりな涼ちゃんなのに珍しく今日は帰ろっ、と先に声をかけてきた。
「ただいまぁ」「おかえり」
「ただいま」「おかえりぃ〜」
お互いに言い合って、にっこりする。
ほっとする瞬間だ。
うがい、手洗いをして、ソファーに座る。
「涼ちゃん、お弁当食べよー」
夜ご飯用に用意されていたお弁当をもらってきて、ソファ前のテーブルに広げる。
「あ、僕はあとで食べるからお先にどうぞ~」
「え?なんで?」
「今日、朝言ってたバンドがインスタライブするみたいで、聴きたいなって思ってて···」鼻歌を歌いながらスマホを覗き込んでいる。
しばらく、思考が停止する。
···は?涼ちゃんが早く帰りたがってた理由はコレ?
俺との時間よりそっち優先しちゃうの?
食いしん坊の涼ちゃんがご飯もあとにして??
これは、ねぇ?
あとでどうなっても、文句ないよね?
ライブが始まったようで、涼ちゃんはスマホばっかり見ている。
俺?俺はとなりでひたすら静かにお弁当を食べていた。
このあと、たくさん運動するから、お腹が空いてたら朝までもたないからね、ねぇぇ?そんな念を送りながらライブが終わるのを待つ。
挨拶して、1曲歌って、少しトークがあって最近隣に座ってる子がハマってる曲も演奏して、またトークに入るところで、すごいスピードで味もほとんどわからず食事が終わった俺はスマホの電源を押してやった。
「えぇっ、何するの元貴、見てたのに!」
こっちからしたらあなたが何するのですよ、と心のなかで言い返す。
無言で、驚いてる子の背後に回って後ろから腕を回しぎゅっとして、動けないようにしてやる。
「もぉ、元貴どうしたの?苦しいよ、どうしたの?」返事はしない。
うるさいな、黙って。
耳に軽く噛みついて舌で薄い耳たぶをなぞる。
「いっ、ぁっ···なにするの···」
腕の中で身悶えようとするが、そんな力では気にもならない。
そのまま首すじに唇を這わす。
少しひんやり、さらっとしていて美味しい。ペロリと舐めあげて、ぢゅっ、と吸い上げる。
甘いな、何もかも。最高のデザート。
耳の後ろ、首すじ、肩にまで吸い付きながら舐め回す。
抵抗をやめて目を瞑り、気持ちよさに浸っている涼ちゃんのズボンに手をかけて、手際よくベルト、チャックを開けて熱くなったものをパンツの上からきゅっと握る。
「ぁっ、んん···も、もとき?僕ちょっとお腹すいちゃったかな、なんて···」
「俺は食事は終わったから。あとはデザートだけなんだよね。そしてデザートはもう朝から決まってる」
パンツの中に手をいれると、もう、とろりと濡れている先っぽを撫であげる。
同時にシャツの下から手を差し込んで突起を摘んで、また耳を、強く噛んでやった。
3つの性感帯を同時に刺激されて、声を上げながら腕の中で、身体を震えさせた。
後ろからはおっきくなった俺自身を腰に押し付けた。
「やぁ、だめ、みみ、いたいよ···」
「俺の音楽以外を聴くから、お仕置きだよ。けど、涼ちゃんイタイの好きだもんね、お仕置きにならないなぁ···」
おっきくなっているそれはとぷとぷと蜜を垂らして、周りを濡らしていたし、胸の突起もぷっくりと気持ちよさそうにしている、どちらも少し強く摘んだところで全て快感になっているようでびくびくさせながら喘ぎ声を紡ぐ。
「どっちも、ぁ、ん、だめっ、気持ち良くて、もぉ···っ」
限界が近いんだろう、無意識に快感を求めて腰が動いているから、静かな部屋に手との摩擦音がぢゅぷぢゅぷと響いた。
胸をいじっていた手で根元をぎゅっと抑える。
「あぁっ、だ、め、っ!離してっ」
「だーめ。なに一人で気持ちよくなってんの?」
抑えたまま、ぬるぬるを先に塗り込み、ぐちゅっと全体をしごく。
「やだやだ、キモチイイから、もう、もうだめ、い···そう、だからぁっ」
「なに?ちゃんと言わないとわかんないから」
「いえない、わかるでしょ、おねがいだから···」
「じゃあずっとこのままだね」
更に追い詰めるために首に舌を這わし、手を緩めることはしない。相当苦しそうにして、濡らしまくっている、手の中にあるものが愛おしい。
「んんっ、ぁ、もう、もう、ねぇ、もとき···、もときぃ、お願い、···ごめんなさい、ぁん、っかせて、イかせてっ、イキたい···っ」
「イキたいの?俺に触られてひとりでイッちゃうの?こんなに濡らして、ひとりでイクなんて、涼ちゃんはえっちな子だね」そう耳元で囁いて根元を抑えていた手を離し、その指を口に入れ、柔らかな舌をなぞる。
「あぁっ、んぅ、イク、イッちゃう、もときのてっ、キモチイイから、ひとりでイッちゃうの、ごめんなさい、ぁぁん、イクイク、イグッ」
口に指を入れられ、喘ぎ声を抑える事も出来ず、涎を垂らしながら、俺の手の中でびゅくびゅくと、熱い白濁を吐き出した。抱きしめた身体は熱く、余韻で少し震えていた。
指についた白いものをペロリと見せつけるように舐めてやる。
「ご馳走様。まぁまだ、俺はたくさん食べられそうだなぁ、ね?涼チャン?」