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「Jane?きみなの?」
変わり果てた彼は首を傾げてそう尋ねる。
私は恐怖で震える身体を押さえることに必死で黙ってしまった。
「答えてよ…Janeなの…?」
弱々しい彼の声、でもその声はどこか壊れていて、不安定だった。
彼は私を忘れていたのかと思っていた。でも、いざ対面すると思い出したのか、ずっと同じことを尋ねてくる。
「……そうよ、Jane…私が、Jane。」
「…!Janeなんだね、…」
少し嬉しそうに微笑む彼に安心するが、すぐに彼は笑顔を歪めた。
嫌な予感がした。
「Janeは…もう僕のこときらい?」
殴られるかと思って身構えていたが、彼はそう聞いてきた。
「え…?」
「僕のこと、きらいになっちゃった?」
困惑で言葉が出ない。なぜそう思うのだろう。
「私は貴方を愛しているわ、今も昔もずっと…」
「ほんと?」
彼は可愛らしく微笑んだ。その顔が過去の彼そのもので、胸が痛い。
「Jane、すき」
柔らかい声に涙が出る。彼はゆっくりとこちらへ近寄ってきた。
「私も好きよ…愛しているわ…」
彼に縋るように抱きついて、言えなかった気持ちを素直に吐き出す。
彼は抱き返してくれたが、その力は少し強くて、痛いぐらいだった。
「痛い…痛いわ、やめ…」
「すき、だいすきだよ」
「…?、やめ…」
「離したくない…愛してるよ…ふふ、僕のJane…」
溢れ出る独占欲に背筋が凍る。
彼の罠にまんまとかかってしまった。
「愛して、もっと愛してJane…」
押し倒されて手首を掴まれる。
「……」
この際、彼の求めることをしてあげたら、罪を償えるだろうか。
私は彼の頬に手を添えて、キスをした。
「うっ…♡あっ♡あっ♡…」
指を動かす度に、彼は甘い声を漏らして小さく震える。
体液で濡れて、唾液で口が汚れる。
「なんか…っぁ…くるっ、ぅ…♡」
「力を抜いて、そうそう、いい子ね」
「へへ、んっ…あ、ぅっ…〜ッ♡♡♡♡」
びくびくと震えて絶頂を迎える彼を撫でる。
子供のように喜んで甘える彼に、母性本能がくすぐられた。
「すき…」
彼の腕が腰に回って体が密着する。
少し痛みはあるけど、それよりも蕩けた瞳でこちらを見つめる彼が可愛くて仕方なかった。
「Jane、っだいすき…」
馬乗りになって自身のものを擦り付ける彼。
腰を振る度に声が漏れて、何度も絶頂する。
彼の体液が服に滲んで、興奮を誘う。
「もっと気持ちよくさせてあげる…」
「へ、?あっ…ッ?!♡」
彼を押し倒して穴に指を入れた。それだけで彼は限界だったようで。
「やっ…んっ…♡」
抵抗する彼を押さえつけて指を動かす速度を加速させる。
「やだっぁ゛…、?!♡ッ…やだやだ…ぁ…おかしくなっちゃ、っ、〜〜〜ッ!?♡♡♡♡」
初めての感覚に絆される彼にキスをする。
彼が涙をこぼして過呼吸気味になっていることにはさすがに罪悪感を感じた。
(でも、かわいい)
私の手で絶頂して私の手でおかしくなってしまう彼が、愛おしくてたまらなかった。
コメント
9件
はっやばいjohn受け初めて見ました!!、!!えぐいハマりそう…流石に失神します大輔です😇
うわ…Johnさん受けかな…?うわ…いい可愛い…Johnさんが可愛く見えてきた😇
ちょっと最高すぎて(頭をぶつけながらテレビを壊し風呂の栓を抜く)