「私ね、本当はね、まりちゃんと会った時、学校行けてなかったの!」
「、、、え?」
「あの時ね、私も学校に行けなかったの。いじめられてたから。」
「なんで、、、。」
「分からなかったの。なんでまりちゃんは学校に行けなかったの。だから聞いたの。初めてあった日に。 ごめんね。」
「ごめん、、私、、知らなかった」
「隠しててごめんね。」
「でもね、いじめられてよかったって思ったことがあるの。」
「何言ってるの?っていう感じだけどね。」
「学校に行ってなかったから、まりちゃんと会えたと思うんだ。」
「だからね、外は怖かったけど、まりちゃんに会うのが楽しみで、そのおかげで外に出られるようになったの。」
「事故にあった時も、私が周りをよく見てなかったから。」
「まりちゃんのせいなんかじゃないよ。」
「でも、私が紡ちゃんの家に行けてたら、、、」
「でもさ、記憶戻ったし、いいじゃん!私はもう大丈夫だから」
「ほんとにごめんね、、、」
「私こそごめんね。まりちゃんと、もっと仲良くなりたい。」
「だから、さようなら。なんて言わないでよ。」
「うん、うん ごめんね。さようなら。なんて言わない。」
「うん。これからもよろしくね!」
「うん、、!よろしくね!」