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あの子は言った。……確かに、僕はわかっていた。
「でも……それでもいいって思っちゃった」
僕たちは、どうすればよかったんでしょうか。……あなたは教えてくれますか？……わからないんです。
どうして、こんなにも辛い思いをしてまで、生きる意味があるんでしょうか？……きっと、誰も答えなんか出せないんですよね。……わかりました。もう少しだけ、頑張ってみようと思います。……ごめんなさい。心配をかけてしまいましたね。
大丈夫です。僕は平気ですよ。……本当に大丈夫なんですよ？ えっと……それで、話っていうのは何なんですか？ はい……ありがとうございます。お気持ちだけで十分うれしかったのですが……すみません。
やっぱり僕のことなんて気にしなくていいんです。……あなたの方こそ大変でしょう？ それにほら、僕のせいで大変な目にあっている人もいるみたいだし……。
あ……そうなんだ……やっぱり。…………そっかぁ……そうだよねぇ……。
ははっ……ううん、何でもないよ！ちょっとびっくりしただけだからさ。……ありがとね、わざわざ呼び出したりなんかしちゃって。
君とは一度ゆっくり話をしたいと思ってたんだよ。……うん、だからさ、ちょっと付き合ってくれないかな？ 大丈夫だよ、大したことじゃないからさ。……ちょっと一緒に歩きたい気分なんだ。
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