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吉田仁人side
楽屋にもどると何かいつもと違う雰囲気を感じる。なんというか、暗い雰囲気だ。俺のいないうちに何かあったのだろうか……。そうだこの前思いついた1人ずつ面談しようかな。
「じんちゃんってさ。」
「ん?太智どうしたの?」
「……。いや、あのーー、」
なんだ?歯切れ悪いな。聞きづらいことなのか?それかみんなの前では言えないとかか?
そう思った俺は太智に近寄り耳打ちする。
「太智、話しずらいなら2人になる?」
「っ!いやいや全然大丈夫だから!」
「そ、そう?」
なんかすごい慌ててるな。顔も赤過ぎないか?もしかして…………熱!?!?
慌てて太智のおでこに手を当てる。同時に自分のおでこにも手を当てて温度を比較する。
……普通だな。だけど太智の顔はみるみる赤くなっていく。どこか悪いところがあるのかと思い太智の体をぺたぺた触りながら確認する。痛がる部分はないか、嫌がる部分はないか。みんなM!LKのことを思いすぎて体調不良を隠す節があるからな。俺はそういうのを見逃さない。
特に何も無かったためボディチェックは終了した。そういえばさっき俺についてなんか言おうとしてたよな。
「それで、なんだった?」
「……あ、そうそう。じんちゃんって……」
またそこまで言って口ごもる。なんだ?何を言いたいのか。俺が言いにくい雰囲気を出してる?それとも他メンバーか?
そう思い周りを見渡す。
勇斗は腕を組み俺らの様子を伺っている。まただ、またあの目。もうナイフどころかアイスピック程の鋭さになってるじゃないか。
柔太朗は台本を片手にチラチラこちらの様子を見てる。舜太はもうソファの上で正座して両手をグーにして膝の上に乗せてる。なんだそれ。結婚挨拶に来た新郎か?
みんな様子がおかしい。太智もモジモジして話せてないし。珍しいなこんなに大人しい太智。すると勇斗が視界の端で動いた。俺の前までゆっくり歩いてきたと思ったら両肩に手を置いて覚悟を決めたような顔をしてる。え、俺キスされる?
「仁人さ。」
「う、うん……何?」
「今、好きな人っている?」
「……へ?」
なんだその質問。そんなこと聞くのにこんな時間かかったのか?なぜだ。まぁ今更こんな話するの恥ずかしいのもわかるからそういうことなんだろう。
「別にいないよ。今はM!LKがいちばん大切だから恋愛なんてしてる暇無いよ。」
「そ、そっか!」
舜太が嬉しそうに言う。みんなもどこかホッとした表情。俺に好きな人がいると困るのか?いやそういうわけではないか。多分今仕事が忙しいこのタイミングでスキャンダルとかを恐れているのだろう。でも……
「でも、いつか結婚したいとは思うよ。」
「「「「…………え」」」」
のりもちさん
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「……え?みんなは結婚とかしたくないの?」
「い、いや、そういう訳じゃないけど。仁人もそういうこと考えるんだな。」
「えー、考えるよー。」
みんなまたあの寂しそうな顔してる。どうして。やっぱり一人一人面談だな。メンバーの悩み事はみんなで解決しないといけない。ひとりで抱え込んでてもダメなのだ。そのためにカウンセラーの資格を取ったんだから。
よし。まずは太智からだな。
コメント
1件
うわああ今回も最高だった…!!😭💕 仁人が太智の様子おかしいって気づいて体温測ってボディチェックする流れ、優しすぎてキュン死にしそうになったよ…!!「俺キスされる?」って思うとことか仁人天然すぎてかわいすぎる〜!!笑 最後にみんなが「えっ」てなる展開、続きが気になりすぎるし、仁人の「結婚したい」発言にみんながギクッてなるの面白すぎるw 次回も待ってます!!