スタスタと足早に引っ張られ流石に不安になってきた
💜「メロちゃーん!痛いよ。どうしたの?」
❤️「あっ、ゴメン。手も繋いじゃってたね。」
そういうとパッと離してくれた。繋がれてた片方の手だけは2人分の体温で熱い。
少し寂しい気持ちがしたが、いつものメロンちゃんに戻ってくれたみたいで安心した。
❤️「じゅうはっちー、気をつけないと。もしかしたらアイツが例の奴かもしれないじゃん!」
💜「え?でもさっき見たニキ君が例の人だったの?」
❤️「…うん。よく似てたよ。じゅうはっちーは優しいから本当に気をつけて!」
(あっ…でも確かに昨日私達の事を見たって言ってたよな。でもニキ君が?…そんな事ある?)
黙々と考えてしまった。メロンちゃんの言ってるのは辻褄が合うのかな?ニキ君いたみたいだし。
私がうーん、と唸っていると、メロンちゃんがポンポンと頭を撫でてくれた。
❤️「俺が守ってあげられるなら勿論守るけど、じゅうはっちーも気をつけないと。」
💜「そうだよね。ありがとう。」
メロンちゃんのおかげで気持ちもだいぶ落ち着いてきた。無事に帰宅して少し仮眠をとろうかとベッドへ倒れ込むと。
〜ピロン♪
スマホにメッセージが届いた。
(誰だろう…。)
怠い体を起こして、スマホを確認すると噂の彼から連絡が来ていた。しかも気づいていなかったけど、私と別れた後着信やメッセージが来ていた。
💛【少し電話できる?話したいことがある。】
うーん、どうしようと悩んでいると、私が既読を付けたのが分かったのか向こうから着信がかかった。
💜「えー!?どうしよう。え〜!!」
急な着信で私は慌てていたが、急ぎで電話をかけてくると言う事は、何か私に伝えたいことがあるのかな?と思い勇気を振り絞って出てみた。
💜「も…もしもし?」
💛「やっと出た!じゅうはち!大丈夫!?」
予想外な言葉が出たので驚いて言葉が出ない。
💛「え?もしかしてアイツいる?」
💜「あ、ごめんね。ちょっと意味が分からなくて。アイツってメロンちゃんの事?」
💛「そう!そいつ!!」
💜「大丈夫ってどう言う事?」
💛「じゅうはち嫌な事されてない?」
💜「え!されてないけど?どうしたの?」
ニキ君が慌てたようにしていたので、何か只事ではないと私も察した。
💛「落ち着いて聞いてくれ、俺見たんだよ。さっきもだし、昨日も!アイツ遠くからじゅうはちを見てたんだよ!!」
💜「…え?」
ドクンと心臓が跳ねる。背中から寒気が一瞬した。
💛「昨日は確証が無かったら言えなかったけど、やっぱりアイツだ!間違いない!!」
💛「アイツ俺を見る視線がおかしい!尋常じゃない!じゅうはちアイツには近づかないほうが良い!」
ニキ君は初めて私を送った後自分も家に帰ろうと引き返した時に帰宅中のメロンちゃんに物凄く睨まれたけど、当時は変な人としか思ってなかったみたいで。
今日のニキ君に対してのメロンちゃんの視線で思い出したと話してくれた。
とりあえず、分かったありがとう。とニキ君には伝えて電話を切った。
ニキ君が言ってるのも確証がある。ニキ君と一緒に帰った後から視線を感じるようになった。
でも…何で?メロンちゃん。そんな事しなくて話かけてくれたら良いのに。…分からない。
(私…どうしたら良いの…?)
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私もどうしたら良いの?状態です 笑
次回で完結させたいのですが、どっちもくっつけてあげたい状態で迷ってます。どっちverが見たいとかありましたらコメントして頂けたら嬉しいです。
そして沢山のいいね❤️ありがとうございます!
とても嬉しいですし励みになります!
ここまで読んで頂きありがとうございます。
蓮見。
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