テラーノベル
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凄く短いと思います。
:白紙の文学書で異能力が存在しない、皆んなが学生、教員として存在している世界線
:太中
:二人とも可哀想
久しぶりのBADENDです!
一応、探偵社やポートマフィアの面子はみんな同じ学校で過ごしているとします。
「最初からこうすれば良かったんだ…」
太宰は文学書にこう書いた。
異能力が存在せず、平和な世界
「こうすれば皆んなが平和に過ごせる。」
後は任せたよ、私
.
「はぁ…」
「溜息なんてついてどうしたんだ?」
溜息をつく太宰に織田はどうしたのか尋ねる。
「いや、何でもないよ。それより織田作、中也を見ていないかい?」
この世界が作られてから一度も目にしたことが無い、外の世界での私の相棒
目にした事も無ければ、噂を聞いた事がない。
あのチビで派手な髪で喧嘩っ早いのだから多少は噂になっていると思っていたが、そうでも無いらしい。
だから太宰は教員である織田に質問をしてみる。
「中原中也..?」
「太宰の知り合いか?」
と織田は頸を傾げながら誰だと言った様な顔をする。
中也が居ない?
「赭色の髪に碧の瞳、そしてチビの男なんだけど、見てない…?」
「⋯すまないな、その様な生徒は家の學園には居ないと思うぞ」
この學園に中也が居ない、そんな筈は⋯
「太宰..?あまり顔色が優れない様だが、大丈夫か?」
顔が蒼白くなっている太宰に織田は気を遣う。
「ぁ⋯いや、何でもない、有難う織田作。」
「あ、あぁ⋯何かあったら相談に乗るからな」
手を振り、太宰は何処かへ走って行った。
真逆⋯
有り得ない⋯
そんなことある筈がない⋯
あってはならない
中也がこの世界では存在しないのだ。
どうやら白紙の文学書は中也を人間では無い、唯の異能を収める器と判断したらしい。
中也が居なければ⋯
中也には傍に居てもらわなければいけない!
何故?
織田作が小説を書く世界でも
私や安吾、織田作や中也に芥川君といた世界
二人で探偵社に入り、街を護っていた世界
どの世界にも近くには中也を置いた。
計画を遂行させる為に
けどこの世界は?
争いも無く、脅威だってない、至って平和な世界だ
そんな世界に中也を傍らに置く理由は?
そんなの、無いのだ。
この世界には計画と言う物を作らなくて良い
異能力を奪い合う必要も無い。
作り出す必要も無い
そんな、退屈でヘイワな世界だ。
なら、私は最後までこの世界で生きて行こう。
チュウヤが傍に居なくても
「お、太宰。」
やぁ、織田作、と軽く挨拶を交わす。
織田は何かを思い出したかの様な顔をし、言う。
「そう言えば、この間言っていた人物には逢えたのか?」
織田とこの間話していた人物についての話題を出す。
「あぁ⋯あれか」
「いや、何でもないよ。唯の外の世界で逢った架空の人物だったようだ」
「そうなのか?太宰がそこ迄覚えているなら、印象的な奴だったんだろうな」
「うん、屹度そうだろうね」
この世界には居ない、外の世界での私の相棒
2026/05/26 22:39
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