幸せを望む＿＿

mg side

屋上

ｶﾞﾁｬｯ､

kj 「目黒くんっ、」

mg 「来たんですね、」

俺は柵に座って皆を待った。

約束した通り皆来てくれた

この後どうなるのかも

分からないのに、

sk 「どうして、”泣いてるの？”」

mg 「俺、父に嫌われてんすよ、」

mg 「居場所なんて、ないんですよっ、」

kj 「っ、俺が…」

“蓮の居場所になってやる、”

mg 「っ、(ﾄﾞｷﾄﾞｷｯ､」

mg 「…なんでこんな時にドキドキするかなぁ、」

kj 「へっ？それって…」

mg 「さようならっ、」

そう言って柵から落ちました。

あぁ、やっと解放される…

全ての物、景色

スローモーションに流れていく。

今になって気づいたよ、

先輩達のことが、

“好き”だ＿

でも、そろそろ地面だな、

さよなら、俺の人生

いた、…くない、？