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🐏×🍪リベンジ!!
メイド
🐏「ちょっとめんどくさいな、、」
今日は俺の屋敷のメイドを決める日。
別に掃除とかは自分でするから全然要らないんだけど。
父さんも母さんもどっか行っちゃって、今は複数人のメイドと、後、弟がいる。
🐏「どぬー?」
🦊「はいよー??」
この子は3歳下のどぬく。弟っていうか捨てられてて拾ったんだけどね。
🐏「今日、いっぱい人くるからね」
🦊「分かってるよー!お兄ちゃんが審査するんでしょ?」
🦊「頑張ってー!!笑」
こいつ、ほんと他人事なんだから、、。
🐏「俺が選ぶメイドはどぬにも関係あるんだからね??」
🦊「はいはーい!!笑笑」
そう笑いながら言って去っていく。
🐏「やべ、もうすぐ!?」
___
🐏「今日は集まってくれてありがとう」
彼が一言喋るだけでも黄色い歓声が上がる。
🐏「これから1人ずつ、面談をするから」
🐏「それで合格したら俺達のメイドってことね」
🐏「よろしく」
ニコっ、と微笑んだだけなのにまたまた声が上がる。
🍪「早くしてくれないかな、」
ここのメイドするだけで結構稼げる。
弟も、お母さんもいるから私が頑張らないとな、笑
___
🐏「どうしてここを選んだの?」
mob「ぁ、えっと、、」
🐏「、、申し訳ないけど、今回は不合格」
この面談には俺達の顔で寄ってくる女の人が多い。
それで仕事しないのは嫌だからな。ちゃんと仕事してくれる人の方がいい。
🐏「次の人呼んでくれる?」
理由も言えない人に構ってる暇はないんだ。
申し訳ないけどね。
👓「了解しました」
そして何人か面談したころ。
🐏「どうぞ」
🍪「、、、、」
品のあるピンク髪の女の子が入ってきた。
何故だか初めてのはずなのに、前に会ったことがあるような気がした。
🐏「お名前は?」
🍪「、、のあです」
あの子だ。 小さいころ、どぬを拾った少し後の、あの子だ。
🐏「どうしてここを選んだの?」
🍪「弟と母が生活に困っているので、」
🐏「、、そっか、やる気はある?」
🍪「そりゃ、もちろん」
真っ直ぐな眼差しに惹かれて、合格だと知らせた。
___
🐏「これで全員、かな?」
どうやら私は合格したらしい。
何百人もいたのに、今ここには十数人しかいない。全員不合格だったのだろうか。
🐏「基本、自分の部屋の掃除、屋敷の掃除」
🐏「それかな。料理はコックがいるから大丈夫 」
そういえば自分の部屋もあるんだったっけ。
🐏「今日は休んで、明日から本格的にね」
解散、と言うことで知らされた部屋へと行く。
🍪「ぉわ、ちゃんと豪華、すご、、」
さすが坊ちゃんだな、そう思いながら荷物を片付ける。
🍪「はー、疲れた、、」
やることがなく、寝ようかと思った時、ドアからノックが聞こえた。
🍪「、、はい、?」
🐏「失礼」
🍪「ぉ、え、?、、ん?」
ドアから顔を出したのはこの館の主人。
なんでだ、なんかしたか、?それとも、全員の部屋回ってるのか、?
🐏「君は、のあさんだったかな?」
🍪「ぁ、はい、座ってください、」
ありがとう、と微笑む彼は居るはずもないあの人に見えた。
🐏「俺と、君。前っていうか、」
🐏「会ったことあるよね?」
その言葉にドキっ、とした。
🍪「、、そうかもしれません、」
🐏「生まれはここらへん?」
🍪「少し北の方です」
🐏「、、君にはどっかに行ってしまった人はいる?」
なんでそんな探るのか、あの人だからなのか、
🍪「はい、それも、貴方と同じヒロ、と」
🐏「、、のあ、」
私の名前を呼んだ時、私はやっとあの人に会えた。
そう思い、涙が出てきた。
🐏「大丈夫、ずっと居るから」
🍪「ヒロ、くっ、泣」
🍪「ずっと、探しててぇっ、泣」
🐏「うん、俺もだよ。ずっと、ずっと探してた」
優しい言葉を掛けてくれて、抱きしめてくれる。
🐏「のあはさ、今、気になる人居る?」
🍪「へ゛ぁっ、」
実際、私にはそういう人は居ない。
ずっとずっと、貴方に片想いしてきたから。
🍪「いません、っ」
🐏「覚えてる、?前の約束」
そりゃもちろん。今のことの様に鮮明に覚えてる。
🐏『ねー!のあちゃん!』
🍪『どーしたのー??』
🐏『おおきくなったらけっこんしよ!』
🍪『けっこん?いいよー!ヒロくんとずっと一緒にいる!!』
🐏『やくそくね!!』
🐏「結婚、、まではいかないけど」
🐏「俺と付き合ってくれませんか」
真面目な顔をした彼は、あの頃の彼とは違う人に見えた。
🍪「っ〜〜、!!泣」
🍪「お願いしますっ、、!」