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あなたはそれを理解している。
あなたはどこへだって行ける。
あなたは不正解を選んでいる。
ここに地獄はない 。
あなたには住みかも、食べ物も、正しい気候も、選択することもすべて与えられている。
あなたはそれを理解している。
あなたは錯覚している。
あなたはそれを理解している。
あなたはその上で理解できない。
ここに地獄はない。
サードパーソンが遠く。
間近で見えていたわたしの頭から視点が離れていく。
離れていくわたしの頭の周りには何があったかだんだんとわかっていく。
わたしの姿はどんどん小さくなっていく。
わたしが小さくなっていく度に視界が広くなっていく。
わたしはどんどん小さくなっていく。
一つもあなたに話したいことがない。
夜に飽きている。
あなたはそれを□□している。あなたはどこへだって□ける。
あなたは□□□を□んでいる。
ここに□□はない。
あなたは□みかも、□ベ□も、□しい□□も、□□することもすべて□えられている。
あなたはそれを□□している。
あなたは□□をしている。
あなたはそれを□□している。
あなたはその□で□できない。
ここに□□はない。
新鮮な幸せを食い潰している。
古くなったら捨てる。
振り返ると腐敗物でできた道ができていてぐずぐずに蟻がたかっている。
それは腐敗物なはずなんだけど、どうしても有勤がって啜っている。
わたしは、わたしが捨てたものに価値を感じられずにまた新しいものを捨てていく。
砂を噛むように味気ない幸せを何個も使い捨てて、それが無くなるのをただ恐れている。
恐れながら進んでいる。
頭の引き出しに限界を感じる。
一つ入れて、また開けようとするともう開かなかったり、中身がすり替わっていたり、もう取り出せずにこびりついたりする。
なんだかもやがかかったようでうまく話せない。
ぼんやりとしか思い出せない。
これを「頭の病気でなんらかの制御がかかった状態」だと思えば頭の病気を直してすっきり新しく人生を始める気分になるんだろうけど、「脳がすっかり死んでしまっているのでももうこれ以上はようならない状態」だったらと思うとどうしていいか分からない。
今まで出来たことを繰り返しなぞっていくのは大変に退屈で、また屈辱で、きっとわたしには耐えられない。
すっかり殺してしまったのは多分わたしだから誰もきっと責められない。
こんなにも分かれない人生だと思って生きていなかったでしょう。
これから先あなたの人生は何が大切だったかわからないしみんなが何に惹かれて生きているのかわからないしその自分をきっと特別な存在だと思って生きるのでしょう。
でもそれはあなたに濁った視点を与えられたのではなくて、ただあなたが何も分かれないだけなのに。