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ーーepisode4ーー
「」零兎 『』薇維
天音 零兎
Amane Reito
24歳 178cm55g
星嵐 薇維
Seiran Rai
22歳 175cm56g
ーー薇維sideーー
『ッッ!!!』
何か嫌な予感がする
『零兎、、!』
気付いたら僕は走り出していた
『何で、今気づいたんだよッ、、』
零兎ならあそこに行く、絶対
何で今になって思い出した?
こんな時に零兎が行く場所なんて
僕が知らないわけないだろってッッ!
『今は、、』
7時18分ってことは、、きっと、
『タイムリミットまで後、、』
ーー零兎sideーー
「、、3分19秒」
薇維と付き合った日が7月22日だからって
午後7時22分に死にたいなんて馬鹿だよ、俺
〔薇維って奴、零兎先輩のこと完璧主義やから扱いやすいって思ってるらしい、マジ最低ww〕
あんなの、嘘に決まってるだろ、、ッ
確か10日前の事だった
会社の自由休憩室だっけな、、
そこの部屋の前を通ったときに
聞いてしまった
{他に会社の面白い人間関係とかないの?ww}
〔ん〜、あ、あるよ?〕
〔薇維って奴、零兎くんのこと完璧主義やから扱いやすいって思ってるらしい、マジ最低ww〕
{うわやばww仲良いよねその2人ww}
〔え、それなwwでも零兎くんが完璧主義なのはわかるかも、媚び売ってんのかな?ww〕
{終わってるww}
は、?
薇維が俺のこと、、
完璧主義で、扱いやすい?
ってか媚び売りやと思われてる?
嘘、嘘、
なんで
嘘だって信じたい
けど、いずれ完璧な俺を嫌う日が来るだろう
薇維だって人間なのだから
「もう、後30秒で22分か、、」
最後に愛してると伝えたかったな
でも、そんな呪いのようなことをしたら、、
嫌いかもしれないのだから、駄目だよ
24,23,22,21…
薇維、、連絡ぐらいは入れよっかな
いや、今更なんだよって感じかな
15,14,13,12…
どうせ失望している
連絡が返ってこない、完璧じゃない俺を見て
8,7,6,5…
でも、やっぱり、、ッ
「薇維と生きたかった、、ポロポロ」
3
2
1
タッ
「ありがとう薇維」
その瞬間俺の頭に衝撃的な痛みを感じた