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きっかけは、些細なこと
📢「あ”ー、、しんど….」
深夜、バイト帰りに人通りが少ない道を歩く
家に帰っても誰もいないし、、昨日買っておいたコンビニ弁当が1つあるぐらい
まじさっさと大人になりて〜…..
そんなことを考えながら
ただただ、時間が過ぎるのを待っていた時期
?「、、、、グスッ…..ぅ、、、」
📢「、、?」
路地の方から、人の泣き声が聞こえた
普段の俺なら絶対に無視をするものの
なにか刺激を求めていた俺は路地裏に足先を向けた
📢「、、、、お前、なんで泣いてんの」
幽霊とかそんな現実味のないことを考えていたけど
実際はうずくまった青年
裸足で、服は汚いし、細い
年齢は、多分俺よりちょっと下ぐらい
?「、、、なぃ、て…..ねぇし、、、ヒッグ..」
📢(いや、無理あんだろ)
📢「お前、名前は?」
?「、、、、🍍、、」
なんで俺は、こんな変なやつに構っているのか
なんで名前を聞いたのか、そんなのは分からない
ただ、そいつが俺を見上げたときの
赤色の瞳が綺麗だなって思って
興味が、ほんのちょっとだけ湧いた
ほんとに、それだけ。
📢「🍍、俺の家、くる?」
それだけだったら、
どうして俺は、こんな奴を家に迎え入れてしまったのか
🍍「、、、」
📢「あぁ、別にそのまま家上がっていいよ、あとで拭くし」
俺はこの時、未だ何故こいつにこんなにも親切を与えているのかは
多分わかっていなかったと思う
📢「そのまま風呂入ってきて、俺の服貸すし」
🍍「、、、」
そうやって告げるも、一向に玄関から先に家に上がらない
足が汚れていることを気にしているのか、それとも
📢「、、、別に、俺お前をどうこうしようとか思ってねぇから」
「、、、、ただ、なんかちょっと気になっただけ」
🍍「、、、」
声をかけても、🍍は喋らなかったし、動かなかった
📢「、、あ”ー、、、もう、こっちこい..」
ほっとけば良かったのに
ほっとけなくて、
俺は無理やり🍍の細い手首をつかんだ
🍍「、、!?」
すげぇビビってたし、怯えてたけど
泣いてなかった
そのまま、🍍を風呂にいれて、頭、身体全身を綺麗に洗い流した
傷がいっぱいあったけど、ほとんどが古傷
足裏だけは、すげぇ痛がってた
俺は服も脱いでなかったから、気持ち悪くて仕方なかった
服はとりあえず、紐で調節できるタイプのズボンとTシャツをきさせた
そのあと俺も風呂に入って、ドライヤーで髪を乾かしてやって
📢「、、、、?」
🍍「、、、、コクッ、、コクッ」
その途中で、寝ちゃったんだっけな
あまりにも細かったから、コンビニ弁当でもなんでも食わせてやろうと思ってたのにな
なんて、
独りよがりな押し付けの親切を抱えながら、
🍍をベッドに運んだ
多分、幸せだったと思う
それから、俺が話しかける甲斐もあってか、🍍は普通に話してくれるようになって
無駄口を叩けるぐらいには仲良くなって
俺は、大学生
🍍は途中から、高校に入るぐらいには成長した
🍍は、家が嫌で逃げ出してきた
そう俺に教えてくれた
俺も、家が嫌で逃げ出してきた身だったから
なんとなく、あの日の夜、🍍に惹かれたんだと思う
同じも境遇のやつを、何処か俺は探していたのかもしれない
まぁ、俺の場合は追い出されたの方が正しいけど
謎ばっかの🍍だったけど
俺はそんな🍍が、恋愛の観点として好意を抱いた
📢「、、なぁ、、俺、お前なこと好きだわ…」
🍍「、、、へ、?」
「それは〜なに?笑)友達として?それともただのイタズr」
📢「本気で、、、恋愛として、お前が好き」
声、震えてたと思う
良いとこで格好つかないのな、俺って
🍍「、、ぉ、れで、よければ…..///」
📢「、、ッッ!!!」
「絶対、、幸せにするポロポロ(ギューーーーッ」
🍍「ちょっ、苦しいって….笑ポロポロ」
でも、お前は多分
愛されることに慣れていなさすぎた
🍍「、、、ぃるま、?」
📢「ん、?」
そう、お前が
慣れていなかった
だけ、、、だよな、?❤︎