テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桃ーside
桃「ねぇ、読んでみない?」
震えながらもみんなに問いただす。
青「…せやな、」
水「二個あるけど…誰が読む?」
桃「じゃあ俺こっち読むよ」
丁寧に梱包された手紙を指さす。
水「じゃあ、僕はこっちかな…」
桃「じゃあ読むね」
俺が読んだ手紙の中にはとても悲惨な光景が記されてあった。
赤羽さんの親近者様方へ
私は、警視庁の〇〇です。赤羽さんの死因は皆様のご存じの通り自殺。その原因は一部の人間による嘘の情報だと言うのが明確に調査で発覚しました。犯人は、こちらでもう捕まえておりますのでご安心ください。調査の中でも、赤羽さんはとても良心的な人だと聞いております。これからも、その様な人の殺害、自殺行為を減らすため警視庁一同も精進して参ります。どうか心からご冥福をお祈りします。
紫「なぁ、これって俺らが責めちゃったからやんなw」
涙ぐみながらもみんなの想いを口に表してくれる。
桃「ねぇ、こっちの手紙も見てみよッッッ?」
水「…わかった。読むね」
みんなへ
みんな今までありがとね!みんなのたくさんいいところを知って触れ合ってほんとに楽しい毎日でした。
りうらがいなくなって寂しい?嬉しい?
どんなにみんなに嫌われてたってりうらは愛してるよ。
彼の字でしっかりと書かれてあった文章だった。
黄「なんやねん、これ」
青「寂しいに決まっとるやんw…」
その日から何日間か空いた。そこで俺に一通の手紙が来た。りうらの葬式の招待状だった。勿論行くことにして、メンバーを誘った。
桃「ここか…?」
水「ここだよ!」
扉を開けてまず最初に目に入ったのは笑顔のりうらの写真だった。
赤「ねぇ!ないくん?写真撮ろ!」
桃「いいよ!」
桃「みんな集まれぇぇぇ!」
紫「いこか!」
青「せーの!」
″はいちーず!″
みんな偽でも彼に悲しんでもらわないため明るい自分を演じていたのにさ、これはずるいじゃんかw
りうら、あんな事をして取り返しがつかないことだって分かってる。でもさ、またあの笑顔でみんなを見守っていてください!
赤「うん!りうらはみんなとずーっといっしょ!」
青「え…?」
水「んふっ!」
紫「元気やな…」
黄「みとってーな」
桃「ありがとう!」
みんな彼のいないはずの声で顔を涙でぐしゃぐしゃにしながらも笑い合った。
君の居場所はまだあるから。いなくなったとしてもまた作るからね。ここが大切な居場所だよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで切るぜッッッ!
結構感動系にできた予感?
リクエスト溜めすぎててすいません(;^ω^)
今一個だけ書きたいものがあるので我儘ではありますがちょっとまっててくださいぃぃぃ!
次回は主がまぢで衝動的に書きたくなった奴で、
「花吐き病のマジシャン」になります!主の大好きなかぷの桃✕青(Rじゃない)です!
気になる人は待っててね~!
コメント
2件
最後の締め方がとても好きです😭✨感動しました😭✨ 改めて、素敵な作品を書いていただき本当にありがとうございました!☺️🫶
完結しちゃったよぉぉぉぉ😭😭 いい話でしたッッッッ((((((((泣 他の作品も楽しみに待ってるね!!