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恥ずかしさが倍増し立っていられなくなる。
腰を下ろしそうになる寸前て、体を支えられお尻が床につくのを拒まれる。
(だいじょうぶかな?)
優しい言葉をかけられても気持ちが落ち着かない。
スタッフの手によってトレパンを脱がされてしまう。
(つぎはオムツしちゃおうね)
とされるがままのさゆり。
スーツを着させてらえるのかと思いきや、
(まって!ロンパースの試着おわってないわよ!)
思い出したかのようにダンボールからさゆりでも着ることが出来そうなロンパースが取りだされた。
ロンパースは知ってはいても自分が着ることがあるとは想像もしていなかった。
股の所にあるボタンがさゆりの羞恥心を大きくさせる。
幼児用と違うところは胸の膨らみがあるくらいだろう。
採寸していたので、サイズ感は間違いなく胸も締め付けられることもなかった。
(うん、予想通りね、あとは動いた時に大丈夫かってことね)
そう言うと
(スーツは自分で着れるでしょ)
静かにブラウスを着て、スーツも袖をとおす。
多少布おむつの膨らみはあるもののわかるほどではなかった。
(また、今度今日採寸して直したものを持ってきます)
先輩にそう伝えると帰る準備を始めた。
(そうそう、これ試作品だから持って帰って使った感想聞かせてください)
さゆりの目を見てそう言うと、ダンボールから、試作品、をいくつか取り出しさゆりの前に置いていった。
先輩と談話室に2人になる。
(百田さん童顔だからロンパース似合ってるわよ、じゃそろそろ戻りましょ、もらった試作品忘れずに持って帰ってね)
それらを片隅に隠して部屋を出る。
急かすかのようにさゆりの背中を押し、オフィスに戻っていく。
ロンパースは下着なので外見ではわからないものの自分が幼児用服を着ていることに恥ずかしくオフィスに戻る足取りを遅くさせる。