コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そろそろ14時になろうしていた。
オフィスの自分の席につく。
座ると股が抑えられている気がする。
ロンパースのサイズが小さいのか生地が伸びにくいのかオムツが肌にくっついている。
尿意は全くないが気持ちのいいものではない。
(オムツバックわすれた!)
急いで戻ってきてしまったため、忘れては行けないものを忘れてしまっていた。
取りに行きたいとは思うもなかなか体が席を立とうとしない。
(もし誰かに見られたらどうしよう)
不安が襲う…
不安を紛らわすのと、不安を分からないようにするためにパソコンに向かって仕事をしている(フリ)をする。
(早くしないと休憩の時に談話室に行った人にみられちゃう)
14時15分。
進んでいるようで進まない時間。
(おしっこしたくなりませんように)
おしっこのことを考えると、尿意が来ている気がする。
(頼んだ書類はできた?)
先輩が後ろに立って進み具合を見にきた。
オムツのことがあり頼まれた仕事を忘れていたさゆり。
午前の間に少ししかできてなかった仕事。
(ぜんぜんできてないじゃない!早くしなさい!)
怒るのもわかるが、今日はそれどころではなかった。
(私も手伝うから半分貸して)
談話室にいくタイミングを逃してしまった…
(カバン取りに行かなきゃ)
と
(仕事が…)
グルグル回る問題。
(仕事終わられせば取りに行ける!)
と考えたはゆりは大急ぎで仕事にとりかかった。
カタカタ…
カタカタ……
カタカタカタ…………
その時
🎶🎶🎶
休憩のアラームが鳴り響く!
(え!もうそんな時間!?)
驚いて時計見ると午後の休憩の時間で
仕事を途中で放り出し談話室へ行こうと決めた。
こうなれば強行突破だ!
廊下に話し声が聞こえだした。
悩んいる暇はない💦
席をたとうとしたと、
(どのくらいすすんだ?)
先輩が様子を見にきていた。
(ダメ💦
質問を無視してオフィスを飛び出して談話室に走り出す。
スーツの乱れなんて気にしていない!
あのカバンさえ隠せれば……
人を押し退けて走るさゆり。
ロンパースだからオムツが下がってくるってことないよね!
そんなことを考えながら談話室のドアを開けた。