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?『ころちゃっ』

?『ねぇっ』

…泣いてる?なんでだろう。

ていうか…なんか凄く痛いし眠いし暖かい…。

夢なのに眠いとかwすごw

?『ねぇ…、っ』

泣かないでよ…。ていうか、毎日夢に出てくるのに、ここまで泣いてるの初めて見たかも。

ころん『___く、ん』

ころん『泣かない、で…』

ていうか、僕もあっちも血まみれじゃん!?

いやいや死にかけ!?夢でもさすがに死にたくないんだけど!?

?『でも、っ』

ころん『僕たち回復魔法使えないからねぇw』

?『っでも、!』

?『使える人が見つかればまだ間に合、』

ころん『もう誰、も生きてないってw』

ころん『それに』

ころん『生きて、る人が見つかった、として、も』

ころん『使える程力があるか分から、ないし』

ころん『どの道、効かない、よ』

?『…っ』

ころん『ね、ぇ___くん?』

?『なに?』

ころん『生まれ変わった、ら僕の事』


ころん『忘れて』


?『へ、なんで』

ころん『だって探す側も待つ側も辛いでしょ、?』

ころん『だから、もし出会っても』

ころん『愛し合えたら思い出そ?』

ころん『___くんが来世で僕の事を夢に見てもいい』

ころん『僕だ、って今世の事を夢に見る』

ころん『けど、忘れよう』

ころん『夢から覚め、たら、お互いの事、忘れよう』

ころん『また出、会えて、愛し合えるまで』

?『ころちゃんはそれがしたいの?』

ころん『うん』

?『ころちゃんが望むんならわかったよ』

ころん『あり、がと…』

あれ…意識…が…。視界も、ぼやけ…て…。








ぴぴぴぴぴっぴぴぴぴぴっぴぴぴpぱしっ

ころん「はーっはーっ」

ころん「しっ死ぬかと思った…」

やけにリアルすぎて本当に死んだかと思ったわ。

あれ…そういえば今日ジェルくんと遊ぶ約束してたんだった。

約束の時間まであと20分…。

目覚ましかけてなかったんだったわ。

謝らないと…。






ころん)「ジェルくん」

ジェル)「どうしたん?」

ころん)「僕ね」

ころん)「今起きた」

ジェル)「あー遅れるんやなw」

ころん)「ごめん…」

ジェル)「大丈夫大丈夫w」

ジェル)「焦らずゆっくり準備しな」

ジェル)「待ってるから」

ころん)「ほんとごめんね」

ジェル)「大丈夫やってw」








ジェルくん優し。早く準備して行かないと





ころん「ジェルくぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」

叫びながら僕はジェルくんに抱きつく。

ジェル「うおっw」

ころん「おまたせジェルくんっ」

ジェル「そこまで待ってないから大丈夫やで」

ころん「ありがとぉぉぉ」

ジェル「まぁ映画まで時間あるしそこら辺のファミレスで時間潰すか…」










ころん「_って夢を見たの!」

ジェル「まぁその夢の事はずっと前から聞いてたけど…」

ジェル「死にかけの夢、ねぇ」

ころん「なんなら死んだわ」

ジェル「…もしかしたら明日から見ないかもしれないかもな」

ころん「へ?」

ころん「なんで?」

ジェル「小さい頃から見てて」

ジェル「その夢はころんが異世界で生きてる夢なんやろ?」

ころん「うん」

ジェル「そんでその夢の中でころんは死んだんやろ?」

ジェル「そしたらこれ以上見ないんやないかと思って」

ころん「ん〜」

ころん「だとしたら」

ころん「もうあの人に会えなくなるのは悲しい」

ジェル「…前から思ってたんやけど」

ジェル「ころんってその夢に出てくる人が好きなん?」

すき?…す、き…。

好き!?

ころん「すすすすす好きって!」

ころん「そんなわけないじゃん!」

ころん「だって顔も名前も声も覚えてないし!」

ジェル「そんな顔真っ赤にして言われてもなぁw」

なっ!顔赤くなってた!?

ころん「ち、違う!」

ころん「僕は可愛い女の子の彼女作るの!」

ジェル「へーw」

ジェル「俺もさとちゃんも男の彼女おるけどな」

ころん「それは2人が同性愛者だからでしょ…」

ジェル「まぁ同性だからというよりあの子だから好きになったって所あるんやけどな」

ころん「ふーん」

ジェル「ほんとに可愛いんやで〜」

ジェル「キスしたら耳まで赤くして…」

そうやって惚気けてるジェルくんに少し苛立ちを感じる…

ころん「リア充が!」








1回保存し忘れたから消えて泣いた

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