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冬の日のぬくもり
〜こたつの中の距離~
都内某所にある、sgiとizwが同棲しているマンションの一室。
冬の寒さが身に染みる今日この頃、二人はこたつの中で暖を取りながら、穏やかな時間を過ごしていた。
izw『……さむい。』
sgi『こたつから出ないといっそう寒くなるぞ、izw。』
izw『だって、外はもっと寒いじゃないですか。今日は一日中、ここでこうしていたい……。』
sgi(こたつの中で丸まっているizwは、まるで冬眠前の動物みたいだ。かわいいな……)
sgiはそう思いつつ、izwの頬を軽くつついてみた。
sgi『ほら、izw。今日は新しいボードゲームを買いに行くって約束したじゃん。』
izw『……ボードゲーム。』
izw(言った覚えはあるけど、この寒さの中、出かけるのは気が進まないなあ…..)
sgi『それに、今日は本屋にも行きたいんだ。izwにおすすめしたい本があるんだよ。』
izw『sgiさんのおすすめ……?』
izw(sgiさんがおすすめしてくれるなら、ちょっと気になるかも。でも、やっぱり寒いし……)
sgi『せっかくの休日、こたつに篭りっぱなしじゃもったいない。たまには外の空気を吸わないと、体がなまっちゃうよ?』
izw『う……。でも、寒いのは嫌だ…..。』
sgi(どうしたものか…….。無理やり引っ張り出すのもかわいそうだし……)
sgi『よし、izw。じゃあ、特別にsgiさんがあたためてあげよう。』
izw『あたためて……?どうやって……?』
sgi『(にやり) それは、これからのお楽し
み。』
izw『え……?sgiさん、なにを企んでるんですか……?』
sgiはいたずらっぽい笑みを浮かべながら、izwをそっと抱き寄せた。
二人の距離が、こたつの中の熱気をさらに高めていく。
sgiに抱き寄せられたizwは、少し戸惑いながらも、その温もりに身を委ねた。sgiの腕の中で、izwはゆっくりと目を閉じる。
izw(sgiさんの体温、あったかい……なんだか、すごく落ち着く…..)
sgi『どうだ、izw。少しは暖まってきた
か?』
izw『…..はい。なんだか、眠くなってきました……』
sgi『眠い?それはまずいな。寝たらますます出かけなくなっちゃう。』
izw『だって……あったかいし、眠いんですもん……』
sgi(このまま寝かせるのは簡単だけど、今日の目的はボードゲームと本だ。ここは、もう少し攻めてみるか)
sgi『izw、ちょっといいか?』
izw『……なんですか?』
sgi『顔、近づけるぞ。』
izw『え……?』
sgiはそう言うと、ゆっくりとizwの顔に近づいていった。izwは驚きで目を大きく見開き、sgiの顔を見つめ返す。
izw(sgiさんが、こんなに近くに……どうしよう、ドキドキしてきた……)
sgi『…..やっぱり、izwの顔は間近で見ても綺麗だな。』
izw『sgiさん……?』
sgi『それに、ちょっと顔が赤くなってる。可愛い。』
izw(からかわれてる…….?でも、嫌な気はしない……)
sgi『なあ、 izw。このまま二人で、もっと暖まらないか?』
izw『……どういう意味ですか?』
sgi『ふふ、さあ、どういう意味だろうな。』
izw(sgiさんの顔が、どんどん近づいてくる…….。もう、どうしたらいいのかわからない…….)
sgiはさらに顔を近づけ、izwの耳元で囁いた。
sgi『……ねえ、izw。外に出たくなるくらい、熱くしてあげる。』
izw『っ……!』
izwの心臓は、今まで感じたことのないほど激しく鼓動し始めた。
sgiの言葉と熱い視線に、体温が急上昇していくのを感じる。
izw(だめだ……。sgiさんのこと、意識しすぎてる…….このままじゃ、本当にどうにかなっちゃう……!)
izwはsgiの言葉に身を任せて、さらに親密な関係になる。
izw(もう、どうにでもなれ……)
izw…..sgiさん…….ずるいです……。
sgi『何がずるいんだ?』
izw『そんな風に囁かれたら…….意識しち
やうに決まってるじゃないですか…….』
sgi『ふふ、それは嬉しいな。もっと意識してほしい。』
izw(もう、sgiさんのペースに乗せられてる……。でも、嫌じゃない……)
sgi『なぁ、izw。今日は特別に、俺が選んだボードゲームで遊ばないか?』
izw『sgiさんが選んだ…..?どんなものなんですか?』
sgi『それは秘密。でも、二人で協力しないとクリアできない、面白いゲームだよ。』
izw『協力……?なんだか、意味深ですね。』
sgi『さあ、どういう意味だろうな。気になるなら、一緒に買いに行くしかない。』
izw(sgiさんの誘い方、本当にずるい…..。でも、ここまで言われたら、もう断れない……)
izw『……わかりました。行きましょう。』
sgi『やった。じゃあ、準備しようか。でもその前に……』
sgi『……izw、ちょっとだけ、キスしてもいいか?』
izw『え……?』
sgi『…..だめ、かな?』
izw『….その……覚悟してください。』
sgi『ああ、喜んで。』
二人はゆっくりと顔を近づけ、静かに唇を重ねた。
こたつの中は、二人の熱でさらに暖かくなり、甘く、そして少し苦い時間が流れていく。
やがて二人は身支度を整え、マンションを出発した。
手をつないで歩く二人の姿は、どこまでも幸せそうだった。
冬の冷たい空気は、二人の熱い想いを冷ますことはできない。
それどころか、二人の距離をさらに近づけていくようだった。
ボードゲームを買いに行く道すがら、二人は本屋にも立ち寄り、お互いにおすすめの本を選び合った。
そして、カフェで温かいココアを飲みながら、今日の夜に遊ぶボードゲームの作戦会議をするのだった。
こうして、sgiとizwの冬の休日は、こたつから始まり、甘いキス、そして二人の未来へと繋がっていく、温かい一日となった。二人の心は、こたつ以上に熱く燃え上がり、これから先もずっと、共に寄り添い、支え合っていくことだろう。