白ゼツ「ねぇオビト?はなについて調べたいんだけどいいかな?」
オビト「あぁ。構わないすきにしろ」
白ゼツ「ありがとーじゃ早速」
ゼツは本をめくり出す。
白ゼツ「あ?!はなの苗字が分かったぞ」
オビト「なんだ?」
白ゼツ「華幻(かげん)って読むらしい。」
オビト「華幻?聞いたことないな。」
白ゼツ「えっと、元を辿れば千住一族に繋がるらしい!それから華幻眼?ってのもあるらしい。どんな能力かはあまり詳しく描かれてないけど、」
オビト「千住一族に繋がるのか、、手懐けといて損は無いだろう」
黒ゼツ「だな。」
白ゼツ「この本貰ってくねー」
オビト「好きにしろ。」
そう言ってゼツは土の中に潜った。
場面は変わり、はなは部屋に戻って休んでいた。
はな「ただ何もせずぼーっとするのもいいもんだね」
はなはそう呟いて空を見上げた。
はな「あ、今日は雲がなくて綺麗な空だ」
飛段「そうだな」
しばらく目が合ったまま沈黙がながれる
はなは状況を理解してないようだ。
はな「え、、、?」
飛段「ん?俺なんか変なこと言ったかぁ?」
はな「いやいやそうじゃなくってなんでここにいるんですか?!」
飛段「え、、いやなんとなくだけど」
はな「ノックくらいしてください!私気を抜きすぎてチャクラを感知してなかったんですから」
飛段「ごめんって笑」
そういって飛段は少年のような笑みを見せた。
飛段「てかさぁ俺ら仲良いんだからタメで行かね?」
はな「でも結構歳離れてますよ?しかも飛段さん暁の先輩だし、、」
飛段「んなこと俺は気にしねーからタメで行こ!な?」
はな「うん!!」
はなは嬉しそうに目を輝かせた
するとデイダラが部屋に入ってきた。
デイダラ「飛段ー角都が探してたぞうん」
飛段「まじ?行かなきゃじゃん」
デイダラ「急げよ飛段。角都結構機嫌悪かったぞうん」
飛段「えぇよりによって機嫌悪いとか最悪じゃねぇか」
デイダラ「まぁ早く向かうことだなうん」
飛段「ってことでじゃあなはな!」
はな「うん!またあしたね。」
飛段が部屋を出ていき、廊下を走って角都の元に向かった。
デイダラ「で、お前飛段のことどう思ってるんだ?うん」
はな「え?!別にどうも思ってませんよ。ただ暁の先輩です!!」
デイダラ「本当にそれだけか?うん」
はな「だからそれだけですって!」
デイダラ「でも飛段は結構お前のこと気になってるみたいだぞ。うん」
はな「え?飛段さんが?」
デイダラ「そうだぞうん」
はな「えぇぇぇぇぇ?!うっそだぁぁ?」
デイダラ「嘘じゃねえようん」
デイダラ「結構暁内では有名だぞ。実はあの2人できてるかもなってうん」
はな「私達は別に何もありませんよ!」
デイダラ「本当かー?笑うん」
はな「本当ですってば!」
その時急に扉が開いた
小南が入ってきた
小南「少しいい?」
少し小南は苦しそうな表情をしていた。
はな「はい!大丈夫です」
二人はアジトの外にでた。
はな「ここで何するんですか?もしかして新しい術を教えてくれるのですか?!」
小南「えぇ。私の術を全て教えようと思って。でも貴方が使うのは紙じゃなくて植物よね。」
はな「そうですね。基本は植物です。」
小南「だから、私の術を紙じゃなくて植物を扱ってると思ってみてちょうだい。」
はな「分かりました!」
過去編10に続く