テラーノベル
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こんばんは!
fwkzを放置してしまってすみませんm(_ _)m
忘れてないのでご安心を。
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
6月になって肌寒くなった道をふわっちと2人で歩く。あの後は途中までROF-MAOの全員で帰ってたけど方向が違うから今はふわっちと2人だけだ。何を話す訳でもなく並んで歩く。でも不思議と気まずくは無くてむしろ心地良いくらいだった。変に気を使わないこの関係が安心する。
『ちょっと待っててな。』
「うん良いよ。」
ふわっちが何処かに行っちゃったけど置いてかない。待っててって言われたし2人で帰りたい。ほんの少しだけ怖いし。この道には電灯がほぼないくて薄明かりだ。本当なら今だってふわっちに側にいてほしい。でも恥ずかしいしトイレとか電話だったら悪いし。
『にゃはは。ずーはっ♪』
「うわっ!?」
急にほっぺに温かい物が当たった。声がするからふわっちだと思うけどびっくりしたぁ。寿命が100年は縮まったって。これは傷害罪レベルだろ。
『んふっ。固まってんねぇ笑。』
「だってふわっちが💢」
『ごめんな、ほらこれどうぞ。』
ふわっちの手から差し出されたのはココアだった。よく見るとふわっちの手にはコーヒーが握られていた。買ってきてくれたんだ。確かにこの辺は自販機多いもんな。
「一応、ありがと。」
『複雑な顔や💦ごめんね。そんなにびっくりするとは思ってなかったから。』
「良いよ、だた怖かったからさ。おばけかと思った。」
『へぇ~……。』
ニヤニヤして俺を見るふわっち。なんだよ。本当にびっくりしたし怖かったのに。俺は怒ってるんだからな!!そのまま2人で再び歩き出す。怒ってるけどココアに罪は無くて美味しかった。温かくて甘くて疲れた体を癒やしてくれる。ふわっちはコーヒーだけど苦くないのかな。甘い方が疲れ取れんのに。
『そんなに見て飲みたいん?』
「いやコーヒー苦くないのかなって。」
『ん〜、苦いけどそこが美味しいかな?』
「ふーん、大人だね。俺は飲めないよ。」
『なら一口飲んで見る?』
「うん✨️」
思ったより飲めるかも知れないしな。前はまだ小さかったから飲めないだけかも。俺は大人なホストなのでね。まぁ飲めるでしょう!
不破湊さん視点。
本当に飲めるんかな。ずははお酒も飲めないくらいの甘党なのに大丈夫か?
『はいよ〜。無理しないでな。』
コーヒーを渡すと恐る恐る口をつけるずは。これは2度目の関節キスやな。いい加減やめたり注意するべき何やろうけどやめられん。だって好きな人との関節キスとか需要しかないやん。ご褒美すぎる。
「にっが!!」
『ありゃりゃ、やっぱり駄目か。』
「最悪だよぉ…全然美味しくないじゃん!」
『ごめんって笑。でもこれはずはが悪い。』
やっぱり飲めないのか。うん、解釈一致や。べぇと舌を出して叱っ面をしているのを見てツボに入ってしまった。面白すぎるやろ。なんか顔がシワくちゃになってるって。
『顔やばすぎwwwww』
「うるさい!!」
怒鳴ってるけどにこにこしてる唇に乾燥してキレてるのが見えた。小さくてほんのりピンクの唇が可愛くて気づけば手を伸ばしていた。ゆっくりとずはの唇をなぞる。
「えっ///いや近いよ?」
『リップ塗ったるから口をんーってしてて』
「いや関節キスになっちゃうって///」
『今更やね。コーヒーの時もお出かけした時もがっつり関節キスしてたで?』
「あっ///」
顔が真っ赤に染まっていく。まさかほんとうに気づいてないなんてな。これは俺以外にもそういうことしてるな。危ないからお説教しとかないと。
『無意識やった?流石に無防備すぎ。』
『ほら良いからんーってやりな。』
葛葉さん視点。
確かに全部関節キスになってる。恥ずかしい、恥ずかしすぎる。分かってるならふわっちも教えてくれたって良いのに。ふわっちにとっては特別な事じゃないのか。関節キスとか可愛いとかカッコいいって褒めるのも。当たり前なのかな。そう思った瞬間胸がチクリと傷んだ。ふわっちにとって当たり前の事ならしてやる。関節キスでもなんでも。少しでも俺で上書きしよう。
「ん。」
『良い子良い子。じっとしててな。』
優しく丁寧にリップが俺の唇をすべる。リップはとろとろに溶けていてはちみつの甘い香りがした。なんだかすごくエッチな事をしてる気分になる。今になって恥ずかしくなってきた。寒かったはずなのに顔が熱い。
「ありがとう///」
『照れてるの?可愛い。』
「恥ずかしいじゃんか…。」
『本当に可愛いね。食べたくなっちゃうわ』
一瞬だけふわっちの目が重くて暗くなった気がしたけどすぐ普通に戻った。
「なっ!?食べるって///」
『そう、食べたくなっちゃう。』
ふわっちの手がほっぺと顎を撫でてくる。その表情は真剣で思わず固まってしまう。外は寒くて暗くてココアもすっかり冷めてしまっているのにそこから動けなかった。時間がゆっくりな気がする。ドキドキと心臓が鳴る。恥ずかしくてこそばゆくてつい話題を逸らす。上手くは逸らせなかったけど見つめ合ってるのは耐えられなかった。
「ふわっちも唇キレてるよ。」
『そうやね、リップ塗っとこ。』
その言葉と同時に唇に柔らかい感覚がした。
不破湊さん視点。
ずはの唇にキスをする。リップが付くようにじっとりとしたキス。ずはがびっくりして固まってるのを良いことに唇を喰む。何度も何度も繰り返してやっと口を離した時はお互いの唇がしっとりと潤っていた。
『なぁずは?あんまり無防備だとこうやって俺みたいなのに漬けこまれちゃうよ。』
「えっ…あの、あれ?」
まだ頭の中で整理しきれてないであろうずはにも分かるように話す。
『嫌だったら殴って止めてな。』
もう一度キスをしようとした所で細くてしなやかな指が間に入ってきた。やっぱ嫌だったか。これはセクハラやな。ごめんな、怖かったよな。
『ごめッ』
「違うよ!!嫌じゃないよむしろすごい嬉しい///でも道だからさ?だからその……」
あぁずるいな。こんな事言われたらズブズブ沼に引き釣りこまれる。
『分かった、俺の家行こ?』
「ん///」
この後の事を考えるだけで脳が溶けそうだ。それくらい興奮していて嬉しい。今夜はきっと長くなる。
はい
ここまで読んでくれてありがとうございます
fwkzは良いですね。安定感があります。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
8件
とりあえず400くらい押しときました … ! ! 毎回神回でずっとにまにましてます ᐡ-ﻌ•ᐡ ♡ 照れてるずはさんはやっぱりなんぼあってもいいですからね ♩
ハートをください! 最近は減ってきてちょっと悲しいです。