テラーノベル
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注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
ふわっちの家はオシャレだった。とにかく家具とか家電が良いやつで俺の家のとは違う。羨ましいよりすごいとか憧れが勝つ。ふわっちは一生懸命ホストを頑張ってここまで来たんだな。俺もこんな風になれるかな。それより勢いでつい来ちゃったけど大丈夫かな?そもそもなんで俺あんな事言っちゃったんだろ。ふわっちも俺の事好きなのかな。酔ってただけ?でも普通はちゅーしないよな。この後そう言うことするのかな。やばい緊張する
「………。」
『そんなガチガチにならなくてもええよ?』
「ガチガチじゃないし…。」
『にゃはは無理あるって〜。』
にこにこと笑顔で俺の隣に座るふわっち。少しだけ近い距離に心臓がバクバクと音を立てる。さっきはびっくりしたけどちゅーした恥ずかしさもジワジワ来ててやばい。
『ずはは俺の事好き?』
「……うん///」
『そっか、俺も大好きだよ。』
そう言って俺の手を絡め取るふわっち。思ったよりもゴツゴツしていて血管が出てた。不意に感じる男っぽさにキュンとしてしまう。なんかいつもよりかっこよく見える。
『付き合ってくれますか?』
「俺で良ければよろしくお願いします///」
『あぁもう!!ホンマにかわええ。』
ふわっちに抱きつかれて2人でソファーに倒れ込む。勢いよく抱きつかれたけどふわっちの片手が俺の頭を支えてくれていて衝撃はあんま無かった。
「アハハッ!くすぐったいってww」
俺の首すじにぐりぐりと頭を押しつけてくる。大きな犬みたいで可愛い。髪の隙間から見える耳がほんのり赤く染まっていた。ふわっちも照れるんだな。なんか余裕そうなのに、ギャップ萌えってやつかな。
「ふわっちは可愛いね。」
頭を優しく撫でると驚いて顔を上げたふわっちの目が合った。きょとんとした間抜けな顔が面白い。
『ずはのが100倍可愛いけど?』
綺麗な顔がさらに近づいてくる。その瞬間、今日何度目かのリップ音が聴こえた。
「んわっ///」
『ほらな?キスだけでこんなに照れちゃってかわええなぁ。』
「不意打ちなせいだから!!」
『ん〜?どうだかね。』
不破湊さん視点。
強がるけどバレバレなんよな、そこが可愛いけど。でも夢見たいやな。一目惚れしていきなり職場に誘って一緒にお出かけして、こうして付き合えて。運命ってあるんやな。
『付き合った事ROF-MAOに言う?』
「言わないかな。恥ずかしいし気を使われるのはなんか嫌だし。」
『でもお店でイチャイチャ出来んよ?』
「しなくて良いの!姫達もいるんだし。俺、ばれたら殺されちゃうよ。」
『確かにな、やめとくか。』
ROF-MAOには言っておきたかったな、特にもちさん。距離が近いのとか全部知ってんで。後でメールしとくか、でも葛葉にバレたら怒られるか。まぁ俺が側にいて牽制しとこ。
「てかふわっち?俺もう電車ないよ。」
『泊まってってええよ。服は貸すわ。』
「ありがとう✨️お泊り会だね!」
んぐっ!!可愛い、この世で一番可愛い。流石だわ俺の彼女。でもサイズあるかな。ずは細いし大丈夫か。だめならまた考えよ。
「ご飯どうする。宅配する感じ?」
『俺が作るよ、任せなさい!』
「料理男子なのか…。なんか意外かも。」
『いやめっちゃ作れるよ、天津飯。』
「天津飯限定なんだ笑。」
『つくるから待っててな。』
ずはにテレビとかゲーム機の説明をしてキッチンに向かう。エプロンを付けて長めの髪は1つに結ぶ。いつもなら結ばないけど今日はずはがおるから気をつけないとな。彼女の前では完璧でいたいし。
葛葉さん視点。
ふわっちが本当に料理してる。うわ卵を 割るのうますぎ。俺は絶対にから入るのに。やっぱ練習って大事なのかな。でも焦がす自信しかないよなぁ。食材無駄になるしいっか!
『ん、どうぞ!』
「えぇ✨️めっちゃ美味しそうじゃん。」
『ホストやめて中華屋になろうかな。』
「それはだめ!絶対一緒にホストするの。」
『分かってるよ笑。ずはは一緒がええもんな。1人にしないから安心しな。』
なんか見透かして意地悪言ったな、こいつ。ふわっちって天然なのに一枚上手で悔しいんだよな。それに料理できてイケメンってずるすぎる。神様が不平等だろ。
「いただきます。」
『いただきまーす。』
「ん〜♡めっちゃ美味しい!」
『ね!上手く出来たわ。』
めっちゃ美味しい。これはもうお店の天津飯だな。俺の卵すごい綺麗に焼けてる。ちらっとふわっちを見るとふわっちの卵が少し焦げてるのが見えた。もしかして焦げてない方にしてくれた?イケメンすぎる。
「ありがとね」
『ん?なにが?』
「違ったらごめんだけどさ卵、焦げてない方にしてくれたのかなって。」
『そりゃそうでしょ。お客様やし!』
「気にしなくてもいいのに。」
『良いんだって。ずはには美味しい物食べてほしいからさ。』
「んふふっ。そっか〜ありがとう。」
『いーえ。』
天津飯を一口また一口と食べ進める。ホストの事とかお互いの事を話しているうちに時間はあっという間に過ぎてもう9時だった。そろそろお風呂入らなきゃいけないよな。
「ふわっちお風呂どうする?」
『え?一緒に入るに決まってるやん。』
「へっ?」
はい!
ここまで読んでくれてありがとうございます
次回はお風呂です。次の日の朝まで書けたら良いな。なんだよ!R-18ねぇのかよと思った人はお待ちください。必ず進展させますのでね。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
1件
/ 今リア友いるのに口角えぐいことなった 最高にてぇてぇ