knak 生徒会
※実物する人物・団体とは一切関係ありません
※お名前と設定をお借りしているのみです。
※口調等の違い、誤字脱字等、読みにくさなどありましたら申し訳ございません
※本編伏字なし
※nmmn作品
kn『』ak「」
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「きたよ〜!、…ってあれ…まだ皆来てない…?」
今日は生徒会で話し合いをする予定だった。
…中には誰もいなくて多分まだみんな来ていない。
「あれ〜…早かったか?」
中に入って見渡すと机に伏せて顔を横にして寝ている叶さんがいた。
え?天使?天使が居る。おれの前に。まつ毛長くて、肌白い天使が。
かわいい寝息を立ててそれも綺麗な寝顔で寝てる。
もっと近くで見たくて隣に膝立ちで立つ。
ほんと美形…
流石にもうこれはちゅーしそう。前々から綺麗な顔立ちしてて見惚れちゃうこととかあったけど、流石に無防備すぎるよ叶さん…
「かわいい…」
口をついて出たその言葉に驚きが襲う。叶さん起きてないよね?…
『ぅ〜ん……』
唸りながら寝てる。かわいい
…1回、1回だけ、軽く、めっちゃ軽く!触れたことがわかんないレベルの軽さでいいから、ちゅーしたい。
「…よし、…」
周りに人がいないことを確認し、覚悟を決めて顔を近づけた。
けど、けど!ちゅー出来ない…いや、ひよったわけじゃない!!本当に寝顔がかわいすぎてちゅーなんか出来ないレベルで見惚れてしまう。
極限まで近付けた顔をはなそうと動くと
『んふふ…明那あとちょっとだったのに諦めちゃった?』
「っ!?!…ぅえ、…かなえさっ!?!」
自分の不甲斐なさに俯いていると叶さんの声がしてネクタイを引っ張られた。
何が何だか分かんなくて、困惑してたら
気付いたら叶さんの唇とおれの唇が重なった。
柔らかくて、あったかい綺麗な唇。
チュ
「ん、…!!!ん〜!!」
『…ん…ふ…』
長いキスの後、唇を舐められ、こじ開けるようにされるものだから抵抗して押そうとする。
…叶さんもやっぱ男なんだよなあ。力強くて勝てない。
チュ ヂュ…ル
「んんっ、…んっ…ふ、ぁ、…」
どんどん卑猥な音を立てて、舌を絡めながらキスをされる
初めての感覚に戸惑い、変に吐息のような声が漏れる。
息苦しくて叶さんを叩くと口をはなされた。
「っぷは…、はぁ…はぁっ」
腰が抜けて立てない俺に叶さんは『ねえ、明那』と言葉を続ける
『明那の方が可愛いよ?そんな顔赤くして…
これは僕と明那だけのヒミツだよ?…また明日、生徒会室に来て』
そう言って生徒会室から叶さんは出ていった。
「ぇ…ぇええ!?!〜……ほんとどこから起きてたのぉ…叶さん!…」
とりあえずみんなが来るのを待っていたけれど、結局いつまで経っても誰も来なかった。
___
後日、レオスとンゴちゃんに聞いてみたら 生徒会での話し合いなんてものは元々なかったらしく、不思議そうな顔をされた。
おれがまんまと叶さんにはめられてしまったらしい。
くそ〜!悔しさと恥ずかしさで気持ちが爆発しそう。
もう!!叶さんに会いたくない…はずい…
…まぁ、今日も生徒会室には行くけどさぁ!?
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