こんにちはこんばんは少し顔が良かったから、
主です
えー、お久しぶりです
2カ月くらいサボってました
今後もこれくらいの投稿頻度になるかもしれません
まぁたまに見ていってください
今回は主がかいたものの中で一番暗いですたぶん
周年記念すぎたばかりなのにすいません
なんか書きたくなりました
注意書き
ただの妄想です
ご本人様一切関係ございません
終始暗いです
では、いってらっしゃい
青side
はぁ、また行けなかった
もう10時か
中学生なのに、義務教育なのに
学校に行けないし、行けないせいで頭悪いし
ほんといやになる
一日中ゲームしてるだけ
面白いとも思わなくて、ただ時間をつぶすためだけにやってる
プロになれるほど上手くもないし
あ〜ぁ、はやくいなくなりたい
そんなこと願ったって無理なんだけどさ
あ、でも僕がいなくなったほうがいいかもしれない
僕は学校に行かずゲームばっかしてる穀潰しだから
僕がいなくなったらその分余裕できるかも、
僕の家族は
世間的に言えば年齢は大学生の黄兄と、高校2年の紫兄のふたり
親はいたけど、虐待で逮捕された
両方とも
施設に入らないかって誘われたらしいけど、黄兄が断ったんだって
そんなところに入れるくらいなら、僕が全部面倒見るからって
今は一応その言葉のとおりになってる
いつ崩れるかはわからないけど
まぁいいや
黄兄は何してるかわかんないし、
僕達が生きてるってことは働いてるんだろうね
紫兄はずっと勉強してる
でも、何年か前まで両親に虐待されてたからたまにそれがフラッシュバックして、ずっと泣き続けることがある
その時は黄兄がいないと収まらない
だから学校には行けてない
黄兄によると、テストだけは問題もらってやってるんだって
テストで悪い点数取った時に殴られてたから、逆にテストがないと不安になるらしい
テストだったらいい点取れば殴られなかったのに、なかったらいつ殴られるかわかんないからなんだって
黄兄はほんとによくわからない
何も話してくれないし、そのくせ僕と紫兄の話ばっかする
いっつもにこにこ笑いながら
泣いたり怒ったりなんて見たことないな
あ、でも、昔僕と紫兄が殴られてるときは泣きそうな目をしてた気がする
お父さんのご機嫌取りながらだけど
なんでかな、黄兄だけ殴られてなかった
僕は、殴られた跡があったせいで虐められたのに
そのせいで今も学校に行けてないのに
なんで黄兄だけ、とか思ったことは一度や二度ではない
今だってたまにそう思ってる
こんな事言うのはおかしいんだけどさ、
黄兄にもっと守ってもらいたかった
黄兄だけずるいなって、どうしても思っちゃう
僕や紫兄とは違って、普通に学校生活送って、友達と遊んでたんだろうな
僕らみたいに本気で苦しんだことは、ないような顔してる
いいなぁ、黄兄は
恵まれてて
僕は自己嫌悪と虚無感で死にそうになってるのに
紫side
しんどい、疲れた、もうやめたい
ごめんなさい、殴らないで、ちゃんとやるから
俺はたまたま勉強が少しできただけ
公立の小学校のテストで90点取れるってくらいの頭
そんな人いっぱいいる
なのに、お父さんとお母さんは、「天才だ」って
勝手に俺に期待して
勝手に裏切られた気になって俺を殴った
父 紫は賢いな〜!90点も取れるなんて
母 凄いわねぇ、
そのくらいで良かったのに
父 紫には受験をさせよう
なんて
無理に決まってるじゃん
年長から始めてる人もいる、遅くたって4年までには塾に入らないときつい
6年から始めるなら、ほんとの天才じゃないと
全てのテストで満点を取って
それでもまだ、余裕そうにしてる人
俺なんかが届くわけがない
そんなの俺にだってわかった
父 こいつには、受験させるんだ!
親族に自慢するお父さん
もともと、俺の家系はそんなに頭がいいわけじゃない
だからこそ、俺に期待したんだろうけど
父 成績が全く上がらないじゃないか
父 もっと頑張れよ
父 俺たちに恥をかかせる気か?
父 なんとか言えよ、おいッ
知るかよそんなこと
期待してなんて、誰も言っちゃいないのに
そんなこと馬鹿正直に言ったって殴られるだけ
結局、中学受験には落ちた
当然だ
でも、親はすべてを俺のせいにした
親族に馬鹿にされたんだろうか
中学受験にはお金がかかる
それも、逆鱗に触れたらしい
父 お金をかけたのに、お前はなぜ結果を出せないんだ!
何回も言われた
そこで失望して、諦めてくれればよかったのに
今度は最難関の高校に行かせようとしてきた
俺は、はっきり言ってもう無理だった
俺は普通に遊びたかった
友達と馬鹿なことして、怒られて、笑っていたかった
勉強が好きなわけじゃない
ただ言われたからするしかなかっただけ
高校受験になると、前までは何も言わずに静観していたお母さんまで、俺を責めてきた
もう嫌だ
もう死んでやるって思って、
飛び降りようとしたけど黄兄に止められた
あいつらのために死なないで
って
死ぬなら、紫くんが紫くんの意思で決めた時だけにして
って
ごめんね、何もできなくて
って黄兄は泣きながら、笑っていた
それから少しして、親はいなくなった
黄兄が警察に言ったんだって
高校卒業できたから、
もう大丈夫だよ
十分だ
って笑ってた
いいなぁ、凄いなぁ
俺は黄兄みたいに優しくなれない
必死に勉強して入った高校にも、結局行けなくなった
それでも、
紫くんがしんどいなら行かなくていいよ
って笑ってた
なんでそんな優しいんだろう
優しくあれるんだろう
それは、たぶん
普通の人生を送ってきたからだろうな
放課後友達と遊んで、ちょっと馬鹿なことやって、たまには勉強して
みたいな
俺や青とは違って、普通の幸せな人生を送ってこれたから、優しくなれた
いいなぁ、黄兄は
人生を親に殺されなくて
きっと、俺がいたのが悪かったんだろう
俺がいなかったら、親が荒れることもなかったし、青が傷つけられることもなかった
今でも親子4人で幸せに暮らしてたはずなんだ
ごめんなさい
全部お前らのせいじゃん
両親が大嫌い
黄兄はいいね
人生楽しそうで
そんなことを思う自分も嫌い
いいなぁ、黄兄は
俺は罪悪感で死にそうになってるのに
黄side
知ってるよ、
青ちゃんも紫くんも
生きるのがしんどくて
死を選ぶくらいには苦しんでることは
ごめんね、長男なのに
弟ふたりすら守れなくて
ごめんね、青ちゃん
僕に守ってもらえなくて、悲しかったよね
裏切られてるって
いつも思ってたよね
なんで僕がって
悪いことなんにもしてないのにって
辛かったよね
そのせいで虐められて
学校に行けなくなって
楽しいわけでもないゲームしかできなくて
自分のことが嫌いになって
なにもない生活が虚しくなったんだよね
ごめんね、紫くん
普通に、学校行きたかったよね
遊んでたかったよね
親が勝手に期待して
押し付けられて
苦しかったよね
それでも、紫くんは優しいから
親の気持ちを無下にはできなかったんだね
頑張って
頑張って
限界を超えちゃって
死を選ぼうとしたんだよね
ごめんね、僕が守らないとだめだったのに
もっとはやく行動しないとだめだったのに
役立たずなお兄ちゃんで、ごめんね
僕は、体を売ってお金を稼いでいる
オジサンたち相手に
すこーし特殊な、普通の人には理解されない趣味を持っている人というのは
お金持ちが多い
だから、割はいい
しかも僕は顔が可愛いらしくて、追加でお金をくれる人も結構いる
そのおかげで僕たち兄弟は生活できるんだ
はっきり言って、体を売ることに抵抗はなかった
実の親にそういうことをされてたからだ
僕の親はおかしかった
紫くんは、自分がいたせいでって思ってるかもしれないけど
紫くんの受験よりももっとはやくから
親はおかしかった
たぶん僕が10歳のときくらいから、お父さんはそういうことをし始めた
しつけだとかなんとか言われて、何もわからなかった僕はそれを鵜呑みにしていた
何年かたって、僕がそういうことをわかるようになってきた時
お父さんは本音を言った
いわく、
俺はもともとあいつと結婚なんてしたくなかった
断ったら面倒臭いからつきあってやっただけだ
俺は昔から、幼い男の子が好きなんだ
だってさ
ただ自分の欲望のためだけだった
気持ち悪いなんて、ずっと思ってた
でも、その時僕はまだ何も知らなかったから、おかしいとは思えなかった
おかしいと思えても、僕が嫌だと言ったら次はふたりを狙うって脅された
そんなの耐えられなかった
ふたりには、こんな汚らわしいことをさせたくはなかった
だから、僕がずっと相手をしていた
それが始まって少し経つと、お母さんがいきなり殴ってきた
お母さんはずっと言っていた
なんであなたなのッ
私じゃだめだって言いたいの?
なんであなたみたいな汚らわしい奴に
取られないといけないのッ?
だって
ただの嫉妬だ
お母さんは、少し頭がよかった
自分の身を守るのが上手かった
お父さんよりかは
お父さんは紫くんや青ちゃんを殴る時、
何も気にせず傷が見えるところを殴ってたけど
お母さんは僕を殴る時、傷が服に隠れるところや、傷にならない頭を殴った
だから僕が虐待をされていることに
誰も気づかなかった
別にそれを悲しいとは思わなかった
だってそれがバレれば、自然にお父さんにされていることもバレる
紫くんや青ちゃんは優しいから、自分たちを責めてしまうだろう
僕よりも、傷つくだろう
僕のことで、ふたりにそんな気持ちを抱かせたくなかった
そんな汚いことされてたんだ
って思われるのも嫌だった
だから徹底的に隠した
隠し通した
たぶん今もバレてないだろう
本当は、紫くんと青ちゃんは殴らないでって言いたかった
その分僕を傷つけていいからって
でも、それを言ったらふたりがいつもよりもひどく殴られた
だからそれからは黙っているしかなかった
できるだけはやく終わるように、お父さんを布団に引っ張りながら
ごめんって心のなかではずっと謝りながら
それでも笑顔をつくった
紫くんと青ちゃんに何もバレないように
なんでもないふりをしていた
そうして、僕が高校生になった時
お父さんの守備範囲から外れた
法律に則って、働けるようになった
だから、訴えた
それから、今の、兄弟だけの暮らしが始まった
僕が平気で笑っているのを見て、紫くんと青ちゃんが傷ついているのは知ってた
黄兄だけ幸せそうで、ずるい
守ってほしかった
なんで僕が
そして、自分がそう思うことに対しても罪悪感を覚えてたんだろう
傷を増やしていったんだろう
ずるいなんて思わせて
ごめんね
結局、僕も君たちを傷つけていたね
ごめんなさい
守れなかった上に
傷つけた
ごめんね、ふたりとも
どこかにこんな兄弟がいるかもしれない
その人たちには、誰かからの救済があるといいな
この兄弟に救済を
end
ただただ暗い話になってしまってごめんなさい
めっちゃ長かったし
過去最高ですよ
こんな駄文を最後まで見てくれてありがとうございました
じゃね
おつ秋〜
コメント
1件