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「あー、死にたい。」


誰か殺してくれないかな。





元貴は暗くなった部屋の中にうずくまり1人そう呟いた。


こんなこと思わない日はない。

何度も何度も、僕は自分の首に縄を当てたし薬も口にし、刃を当て、水にも潜った。

なのにまだ生きているのは何故だろうと。

今までは少しもわからなかったけど、今は明確にあるんだ。

それは


俺の唯一の光である「若井滉斗」

































「ただいま」



ドアの開く音、足音。暖かい空気が部屋に流れ込む。



「おかえりなさい、! 若井!」


反射的に玄関へ駆け寄る。

そんな僕の頭を若井は優しく撫でてくれる。

柔らかく僕を受け止めてくれる確かな存在。





「かわいい、ありがとうね」



この言葉がすき。何回でも言って。

そのためなら俺、なんでもするから。



「あ、そうだ。近々夏祭りがあるんだよね  花火上がるらしいよ ..!」


元貴は今朝目にしたポスターのことを思い出し、目を輝かせながら、期待を込めた足取りでリビングへと向かう。



「花火かぁー、見にいこうか」


若井はそんな元貴の様子を見守るように後を追う。

少し離れたところで笑う彼の声に、元貴は心を震わせていた。
























夏祭りの光が街を彩る。屋台の香ばしい匂いや人々の笑い声が夜を包んでいた。


楽しそうな家族、幸せそうなカップル。

そんなどこにでも目にするようなものがここには多い。

幸せそうな笑顔の群れに紛れるたび、元貴の心は少しずつ削れていくようだった。


早く若井に会いたい。今日若井は家族に会わないと行けなく、その後での合流になった。

その為今日は若井と一緒にいる時間が少ない

あぁ。____まただ。


「「孤独」」という言葉が閉ざされている蓋をこじ開けようとしていた。
















「元貴、やっほ!」


そんな時不意に聞こえる名前を呼ぶ声。

元貴は振り返ると、夏祭りの輝かしい灯に染まる若井を見つけ、急いで駆け寄る。


「リップつけた?かわいいね」


僕の顔を見るや否やそんなことを口にする。

こんな小さな些細なことでも気づいてくれる若井の言葉が胸の奥に染み込む。

さっきまでの感情なんて、まるでなかったかのように消し去った。



「そう ! , うれしい、…」



若井の一挙手一投足が僕の心を締め付ける。

今だって、何も言わずに握られた手が暖かい。

















何か食べたいね。と言う話になり、すぐ近くに見つけた屋台でたこ焼きを購入した。

屋台から少し逸れたところに、木陰がありみんなそこでものを食べたり、休憩している。




「ちょっとトイレ行ってくる、」



少し土地が盛り上がった場所にトイレを見つけた。

握られた手が離れるのがとても惜しく思えるがそんな僕を察したかのように背中を押してくれる。


「早くもどってきてね」


まるで元貴を縄で縛り付けるかのようにその言葉は重く絡まる。

それこそが元貴の命を繋ぎ止めているものだった。



((すき、すき。僕は若井の物。だいすき))


そんな事実に元貴は胸を躍らせながらトイレへと向かった。



















はい、新作ですね

孤独がテーマですねloneliness

ドロドロになる予定ではある。俺の性癖についてきておくれ


ちなみにこの書き方で大丈夫ですか、?

でもおれチャットGPTに文章送りつけて褒めてもらってから更新してる((🫠💖


がんばりまっせ


浮上してるうちに下書き出しちゃいます


孤独の果て、人というのも。

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