皆さん…。
連載が合計いいね数1000行きました…!!
ほんっっとうに感謝しかないです…、!
そして!
コメントで素晴らしい案をくださった方がいたので!
そちらで書いていきます!
まだまだリク募集中です…!
こんなの見てみたいな〜とか、もはや過呼吸みたい!みたいな抽象的なリクでも大歓迎です…、!
あと私情で申し訳ないんですけど、アップロードばーじょんにしたので、ちょっと書きずらいながらにやってます…。
いつもよりちょっと変だったら申し訳ないです…。
…ではでは、早速スタート、!
わんく、!
nmmn
この言葉に見覚えがない人は🔙お願いします、!
あと今回ちょっといつもより長めかもです、!
時間がある時にどうぞ、!
side桃
…頭痛い。
やばいやつだ、これ。
ベッドの上でそう察する。
「ゲホッ、ゲホッ、」
「ん〜…って、ちょ、ないこっ?!大丈夫なん?!」
そう言い青色の髪が視界で大きく揺れた。
「ん、大丈夫、過呼吸とかなった訳じゃないから」
…多分ただの風邪だ。
これ。
「いや、トラウマじゃなくてもやばいやろ…体調悪いん、?」
察しが早い事で。
「多分風邪」
「あー…病院…いく、?」
まろがこっちの顔色を伺うように言うのにはわけがある。
「大丈夫、一人で行ってくるから」
まろは病院が苦手だ。
注射が〜とか言うことでもない。
あの病院の独特の雰囲気を含め、全てが無理らしい。
「いや…、さすがに体調悪いないこを一人で行かせる訳には…」
だいぶ渋っている。
「大丈夫、なんもないよ、」
そう言ってもなかなか頷いてくれない。
…どうしようかな。
「じゃまろ、薬局で薬買ってきてくれる、?」
病院じゃなければ別に大丈夫らしい。
「ん、でも市販でいいん、?」
「いいよ、別に、笑」
そこまで体調やばい訳でもない…と思うし。
「…買ってくる…けど、ないこ1人になるやん、大丈夫なん?」
…そこなんだよな。
「大丈夫だと思うわ、笑」
「ほんま、?」
「…多分」
「…ごめんな、秒で戻ってくるから」
「いや、別に大丈夫、」
「じゃー行ってくるわ、ないこは寝とき、?」
「ん」
「…」
夢を見た。
暗い、暗い、奈落の底に落ちていくような。
そんな夢。
このまま落ちていくのだと、そう思ったとき。
ふっ、と情景が切り替わった。
そこには絶対にもう見たくないと、心からそう思った相手がいた。
無理。
やだ。
やめて。
来ないで。
何度そう叫んでも相手には届かない。
くるしい。
だれかたすけてーーー。
「ないこ!」
その時。
地獄みたいなところから引っ張り出すように強く呼ばれた。
懐かしくて、大好きな声が呼んでいる。
大嫌いなやつに、
お前の相手なんかしてらんないから、
と言い放ち、懐かしい方へと意識が戻っていく。
水面にゆっくり引き寄せられるように。
けれど、どんなに過去が引っ張り戻そうとしてもできない、そんな強さを持って。
side青
家に帰り、寝室に行くと、
ないこがうなされていた。
案の定ではあるものの強い後悔の念に駆られた。
とりあえずないこを起こす。
「ないこ!」
こういう時は名前を呼ぶだけでいい。
あとはないこが戦うべきだから。
俺が助けられるなら何でもするが、それが悪手になることもある。
今回は後者だ。
この、ないこが起きるまでの時間にどうしても考えてしまう。
俺がもっと早くに帰っていれば、更に言えば、俺が病院が大丈夫なら。
ないこはこんなことにはならなかっただろう。
「ん、ま、ろ…、?」
…ないこがおきた。
「…」
「ちょ、まろっ?」
ないこが勢いよく起きたのがわかった。
ちょ、ちゃんと寝とき、?
そう、声に出した
…はずだった。
「まろ…、?なんで、泣いて…、?」
「…ごめっ…なんでも、ないからっ…」
「いやなんでもないわけはないじゃん、」
そうないこに即答される。
いやまあそれはそうなんよな。
「…俺でよければ話聞くよ?全然」
「…ないこ、ごめん」
「え、?なにが??ちょっと待て、まろが泣いてるの俺のせい…、?え、ごめんじゃん、」
なんでないこが謝っとるん、
そう思ったら少し笑ってしまった。
「あ、笑った。まろは笑ってくれてた方がいいな〜、俺」
…可愛い俺の彼女のご命令とあらば。
「あ、秒で泣き止んでやがる。早っ…笑、
てかもっと泣いててくれて良かったのに、珍しく俺がまろを助ける、みたいなの出来たし 」
前言撤回。
最低だわ、こいつ。
「…ありがと、まろ」
「ん、?なにが?」
「夢でうなされてた時、引っ張り上げてくれて」
…引っ張りあげる、はよく分からんけど、多分夢の中でのことなんやろな。
…律儀やな、ないこ。
「ええよ、別に。大変やったやろ、ないこも、お疲れ様」
「…」
めっちゃ、ニヤけるやん。
照れとるし。
可愛すぎるやろ(
「てか、ないこは寝とき、?体調悪いやろ、?あ、でも薬飲まんとか…お粥作るな、」
「あ、うん。待ってるわ、その間」
「ん、その間は起きててもええけど、仕事だけはすんなよ?」
そう言い聞かせておく。
絶対仕事するから、この人。
side桃
目が覚めたらまろがいた。
と思ったら泣いていた。
なんでかは…ちょっとだけわかる気がする。
きっとまろは、病院が苦手な自分に後悔してるんだろうな。
「ごめん、ないこ」
そう言うまろに心の中で否定する。
違う。
病院が苦手なのなんか仕方ない。
まろに罪悪感を作ってしまった原因は俺だ。
俺が過去を過去だと、切り離せていたら。
もっといったら嫌な過去が無ければ。
…ごめん、まろ。
こんな頼りなくて。
過去にいつまでも引っ張られるようなやつで。
でも。
いつも言ってくれる言葉だけど、まろの
「お疲れ様」
これは嬉しかった。
褒める、という程でもない。
対等な人間を労うようなそんな言葉。
そういえば仕事とか大丈夫なんかな。
とふと思う。
だが考えるのも怖いので頭の片隅に置いておくことにした。
と、その時。
ブーブーとスマホがなった。
通知だけ確認しようと思い見ると、先程頭の片隅に置いておいたものが、しゃしゃり出てきた。
そこには仕事の期限が書かれていた。
普段なら終わっている。
だが、今回は、最近バタバタしていて、できていない。
しかも期限が明日までのやつ。
…だめだ、詰んだわ。
…でも今まろいないしな…。
釘は刺されたとはいえ、仕事はやらないといけない(
…よし、やるか。
side青
「なぁいぃこぉ?」
薬とお粥を準備している間にこいつ仕事しとるんやけど(
え、まろやるなって言ったよな?
なんでやっとるん、こいつ。
「ビクッ、まろ…、?」
まろ…、?じゃないんよ。
怖がらんでいいんやけど……。
「なんでやっとるん、それ仕事のやつよな」
「いや…期限明日まででさ…あはは」
「…お前自分が体調悪いん自覚しとる?」
「…………一応、?」
だめだ、こいつ自覚してない(
「もう休め、お前」
「…ここ、居てくれる、?」
…なんで急に甘えるん、こいつ。
可愛すぎるやろ((
「当たり前」
「ん、」
そう言ってないこは布団の中から手を出してきた。
「はいはい、手握っててやるから、もう寝な?」
「…わかった…。離すなよ、まじで」
疑い深すぎるだろ。
「大丈夫やから、ね、?心配なんよ、ないこのこと」
「ん、おやすみ」
「おやすみな、」
そう言ってないこが寝息を立ててから、俺も布団に入る。
もちろん手は握ったままで。
そして、俺は願う。
願うことしか出ないから。
どうかないこが悪夢を見ませんように。
…投稿遅れてすみませんでした…、!
そしてリクエストありがとうございました!
リクエストしてくれた方、!
あと1話お付き合いください、!
まだリク募集中です、!
コメント
7件
投稿待ってました。 今回いつもよりちょっと長めで嬉しいです! 青様の桃様のこと考えてるとこ萌です。 次回も待ってます
リクエスト採用してくれてありがとうございます! 次回も期待してます!
リク失礼します.ᐟ.ᐟ 🐱さんが風邪を引いて苦手な病院に行く…とか大丈夫でしょ~かっ.ᐣ.ᐣ できればでお願いします.ᐟ.ᐟ