テラーノベル
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6話だけでいいね数425って…。
凄すぎます、!
1話でこの数は 私の最高いいね数かもしれない…笑
ほんとにありがとうございます、!
そして、!めっちゃ、遅れてごめんなさい…。
ほんとに申し訳ないです…。
2週間後くらいにテストあるのでコメント返しはしますがお話進めるの厳しいかもです…。
無浮上にはならないと思いますが浮上頻度減る、くらいに思ってくれると嬉しいです、!
ではでは、!早速スタートです、!
わんく、!
nmmn
この言葉に見覚えのない方はバックお願いします、!
地雷さんも🔙ど~ぞ、!
今回青さんのトラウマ系になってるかもです、!
R18でいうリバ現象起きているので、(歪な例え)
無理な人は🔙ど~ぞ…ってかんじです、!
side桃
…朝起きたら割と回復していた。
熱なんて測ってなかったから分からないけど。
あの後寝ちゃったから薬も飲んでないし。
…まあ、慣れだろうな。
過去が関係しているのは自分でもわかる。
……皮肉な事だけどね。
「ん…なぁこ…」
隣でまろが寝ぼけながら名前を呼んでくる。
「ん、?」
そう聞き返すと心配そうに眉をひそめるまろがいた。
「体調、大丈夫なん?」
「うん、もう大丈夫」
そう答えると安心したように布団にまた戻りだした。
「いやいや、起きろよ」
そう言って布団の海から放り出してやった。
「あぁぁ…まろの布団〜」
「まろの布団じゃねえだろ、笑 …いいから下いくよ、」
そう言うと着いてきた。
「ん〜…」
まろにしては珍しい、と思った。
本来ならこんな曖昧な反応はしない。
もっとごねるか、俺よりも先に下朝に行こうとするかは、するはずだから。
1つ目の違和感はそこだった。
「…ちょ、ごめん、ないこ、?」
土曜日だったので2人してリビングの机でパソコン開いて仕事をしていたとき。
そう、まろが仕事中に言ってきた。
「ん〜なに〜?」
そう聞くと。
「…あ〜、いや、なんでもないわ」
そう言ってきた。
まろにしては途中で誤魔化すなんて珍しいな、と思っていた。
これが2つ目の違和感。
「その代わりにないこ、こっち来て」
珍しいまろを見たからか、俺はなんの疑いもせず行ってしまった。
「…何この状況」
「まあまあ、ええやん?」
「良くない(即答)」
「ええ〜笑」
……まろの膝の上に乗せられた。
そういやこんな変なことしてくるやつだったわ
「ねえ、何がしたいの、まじで」
そう聞いても。
「ないこ充電〜」
そうはぐらかされた。
これが微かな違和感、3つ目。
こんなとき普段ならからかってくるから。
いや、今もからかってはいるのか。
いやでも普段のまろはそういう感じじゃなくて…。
「…てかまろ、熱くない?」
薄々さっきから感じてはいたんだけど。
「ね〜もう夏やもんな〜」
「いや、そうじゃなくて」
漢字変換見ろよ((メタい
「まろの身体が熱いっつってんの」
「ん〜そんなことないと思うけどな〜?」
まろの語尾に少し焦りが滲んだのを見逃さなかった。
「まろ?体調悪いだろ、お前」
そう言うと。
「そんなことないで?」
そう言われた。
「いや、病院嫌なだけじゃん」
図星を着くと。
「……いや?」
「凄い間あったな、今」
そう突っ込んでしまった。
「そぉんなこと…ないで?」
「いや、今もな?あと幼児退行するなよ、笑」
そう言うと俺の膝から降りて逃げてしまった。
「まぁろぉ?」
…どうせ寝室なのは分かっているから。
「…やだ、病院」
…いや、俺としても行かなくていいなら行かせないんだけど…。
「そうも言ってられないじゃん?」
俺とまろの、体質が違うから。
「俺は体質的にも市販の薬でも大丈夫だけどさ、 まろの場合は市販薬、効かないどころか悪化するまであるじゃん。」
「………まあな?」
「…よし!病院行こう!」
「いや待て待て待て待て待て」
まろがそう引き止めてきた。
「なにが?準備もう終わったしさ」
「準備早すぎるだろ。」
「まろは、遅すぎ、笑 …ま、行きたくない気持ちもわかるけど」
俺で言ったら今から暗いところ行くって言われるようなもんだしね。
…まあでもこれに関してはちゃんと行ってもらわないと困るし。
side青
…朝熱があった。
それと同時にないこにバレないように隠そうと誓った。
ないこに言ったら病院直行なのを知っているから。
病院だけは嫌だ。
長い間、閉じ込められていた、牢屋のような場所。
ようやく逃げてきたのにまた捕まってしまうような気がして。
「大丈夫、俺、いるから」
分かってる。
ないこがいる。
あいつはいない。
痛い検査も怒られることも閉じ込められることもない。
分かってる。
でも、そう思って何度も裏切りてきたから。
ないこは信用出来る。
でも心の隅でもしかして…と考えてしまう自分がいる。
そして、その思いが心をよぎる度に、自己嫌悪と罪悪感に苛まれる。
ないこを信用してないような気がして 。
「ついたよ〜」
わざと「病院」と言わないのがないこの気遣いなんだろう。
「ッ……」
体が震える。
足が言うことを聞かない。
「大丈夫、大丈夫、俺がいるから、そばに居るからな〜」
いつも俺がそういうように言ってくれる。
「う、ッん……」
ゆっくり足を踏み出す。
「…まろ、俺の服掴んでていいから、なんも聞かなくていいし、見なくていいからね?」
ないこが気遣ってくれるのがわかる。
「……わかった…」
ないこが受付をしている。
雰囲気だけで既に無理。
なんとか呼吸するので精一杯。
呼吸に集中しないと過呼吸が起きそうで怖いから。
「猫宮様、診察室にお入りください」
その声にはっとする。
…怖い。
「大丈夫、そばに居るから、ね?」
「う……ん、わかっとる……」
そう言って診察室に入った。
side桃
まろが怖がっているのが痛いほど伝わってくる。
家を出た時からずっと真っ青な顔をしている。
それでも診察室に入ろうと思えるまろに素直に尊敬した。
嫌でも逃げないまろはやっぱり凄い。
「今日は……風邪の症状ですかね、」
そう医者に言われ、答える。
「はい、数日前私が風邪をひいていたので…それが移ったのだと思います」
まろを見ると、真っ青を通り越して土色になっている。
「…結構顔色悪そうですね、」
そう医者に言われ、訂正する。
「あ、いえ、顔色はびょ…」
ビクッ。
隣の青い髪が大きく揺れた。
「…あ〜…この場所が苦手なだけなので大丈夫です」
病院、をこの場所、に言い換える。
「なるほど…薬だけ出しますね〜、ちなみに熱は?」
…測ってない。
けど〜…ここで測ろうとしてもまろが嫌がるだろうな…。
「36.9くらいですね」
めっちゃ適当だけど。
「…分かりました、では、薬出しとくので待合室でお待ちください」
「はい、失礼します」
「…」
まろずっと無言だな。
当たり前だけど。
過呼吸にならないよう必死なんだろうな。
いや、それだけじゃないか。
多分…、見つからないように息を潜めてるんだろうな。
side青
病院から帰ってきた。
いや、知らないうちに家に帰ってきていた、という方が正しいかもしれない。
ないこが多分全部やってくれて…気づいたら玄関にいた。
玄関が見えたとき本当に安心した。
帰ってこれたことに。
玄関のドアを開けたら家に帰れる。
その安心感で………ドアを開けて家に入った途端に膝から崩れ落ちた。
「ちょっ、まろ?!大丈夫?!」
ないこの声が聞こえる。
上を見上げると心配したないこの目と合った。
「ぁ、安心したら力抜けたっぽいわ、笑」
そう笑いとばす。
そうじゃないと何かが壊れる気がしたから。
「…大丈夫だから、もう終わったから、ね?」
子供をあやすようにないこにそう言われた。
「……ぅぁっ…」
気がついたら喉から嗚咽が漏れていた。
気づかないうちに泣いていたらしい。
「大丈夫、頑張ったよ、まろ」
そうないこに言われる。
「お疲れ様」
ないこのその一言が嬉しかった。
普段何気なくないこに言っていた言葉にこんなにも救われるとは。
「怖っかっッ……」
「怖かったな〜よう頑張った!」
……。
「……大丈夫?」
そう覗き込んでくるもんだから。
「大ッ丈夫、大丈夫っ、!」
そう、強がった。
「…ならいいけど…一旦寝室行こうか、病人だしね」
「…おん、」
コメント
4件
まじで最高すぎますよ!!! きもいけど、にやにやしちゃうじゃないですかー 改めてリクエストに応えてくれてありがとうございます!
わあぁっッ✨好きすぎますっ✨