ナムジュン

ずーっと喜んでいたから

帰る時には

ホソガとテヒョンは

スヤスヤ眠ってしまった

🐰「じゃあ、ありがとうございました」

グクくんが、テヒョンを背負いながら

そう言って、お辞儀をした

🐨「こちらこそ、ありがとう」

そして、2人と別れた後

ホソガを背負いながら

俺は独り言を言った

🐨「ホソガ…ごめんな、父さんの事言わなくて…

言ったら、どんな反応するのか不安で…言えなかった…

大好きな人に嘘つくとか、最低だよな…」

聞いているはずもないのに

1人で話し続けた

🐨「”俺がホソガと変わってあげられたら”って何回も考えた

ホソガの苦しみが分からないから、俺に苦しみを分けてくれたら…

ホソガじゃなくて俺が苦しめば…」

ネガティブな考えをブツブツと言っていると

🦄「バーカ…」

耳元で声が聞こえた

🐨「ホソガ！？起きてたのか！？」

俺が驚いた反応をすると

🦄「うん、結構前からね…笑」

笑いながら言うホソガ

🐨「なら起きてるって言えよ〜笑」

俺も笑いながら返すと

🦄「僕はさ…ナムジュナが苦しむ方が辛いよ

だから、自分を責めないで

今はもう関係ない事だし」

ホソガが俺を掴む力を強めた

考えすぎたかな

と思いながら

🐨「そうだな、今はもう関係ないよな」

俺が言うと

🦄「うん！だから、早く帰って一緒にご飯食べよ！」

嬉しそうに答えるホソガ

🐨「じゃあ、自分で歩けよ！笑」

🦄「えー、やだ〜

この方が楽だし、ナムジュナよりも背高いから〜」

2人でワイワイ話しながら

星空の下を帰った

＿＿next⇨♡×100⇧please＿＿