テラーノベル
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いいアイデアが出てこなくて、更新が大分遅れました。そして、いつの間にか1000いいねを達成していました。本当にありがとうございます。これからも是非よろしくお願いします。今回も良ければ最後まで見ていってください。あと1000いいね達成イラスト描きました。
それだけです。どうぞ。
「お……u………い…」
…?…
「おい……G……きろ……」
…誰だ?…うるさい……
🎰「おい!Guest!起きろ!」
🪖「……あ゛?」
🎰「いや怖すぎだろ。てゆうか大変なんだ!だから今すぐ起きろ!」
🪖「なんだよ……」
俺の名前はGuest1337。エージェント。俺は”今さっき”まで寝ていたのだが…このうるさい同期のせいでその睡眠を妨げられた。
🎰「敵!敵が来たんだよ!」
🪖「は!?敵?!」
🎰「そうなんだよ!だから早く来い!」
嘘だろ…こんな時間に敵なんて…はぁ…来てしまった客はしょうがない。この起こされた怒りも全部相手の顔面にぶち込んでやる。そうでないとこの不快感は拭えない。先にドアを開け走って行く同僚の後を追う。廊下の角を曲がりリビングへ向かうと、そこには残りの2人の仲間が椅子に腰掛けていた。
🔧「……」
🍔「…来ちゃったんですね……」
🪖「……は?……」
仲間に着いてきて、急いできた場所には敵は1人も居ない。それどころか同僚は意味の分からない言葉を投げかけてきてテーブルには大量の酒瓶が置いてある。
🎰「よし。全員揃ったな!」
🪖「いや、待て…何の話だ?とゆうか敵は?……」
🎰「嘘だ。」
🪖「は?」
🎰「だから嘘だって。」
座っている人物に目を向けると1人は苦笑いし、1人は目を逸らした。…これは確実にはめられた。
🪖「…俺をおびき出す為のってことか?…」
🎰「あぁ、まぁ落ち着いて話を聞けよ。ただオレは皆で酒を飲みたかったんだよ。」
🪖「……」
🎰「コイツらも全く同じ方法で呼んだけど呑んでくれるって言ったから…な?」
…なるほど…周りがお通夜みたいな空気な理由が分かった。こいつらは恐らく呑もうという意見に押されたのだろう。…Chance…この同僚はよく酒を呑む。…いや…こいつ以外ほぼ呑まないし呑めない。
🔧「まぁ…少しならと思って…」
🍔「他のみんなも絶対呑むからって言われたので…」
🎰「ということだ。呑むだろ?」
🪖「……はぁ…」
🎰「な?」
………
🪖「分かった……」
🎰「よし!お前ら呑むぞ~!!!」
と宣言するとChanceはキッチンへルンルンで走っていき、1人ずつ目の前にバカでかいグラスが置かれた。…こんな大きさのやつ棚に入ってたか?…
🎰「Buildermanと007n7は酒弱いから低めのやつを割るぞ。Guestは…俺と同じぐらいの度数でいいよな?」
🪖「…あぁ…」
🔧「その酒度数どんぐらいだ?」
🎰「へへ…それはお楽しみだ。」
🍔「なんか怖いですね…」
ぼーっとこれからの自分の未来を考えていると、ついに自分の番が来てしまった…度数が分からないのは確かに怖いが…呑めなくはないだろう。どのくらいの量なのかにもよるがな…
🎰「フン〜フフン♪」
と呑気に鼻歌を歌いながら俺のグラスに酒を入れていく。入れていく内にすぐに半分ぐらい入った。どこで止まるのだろうと思っていると、半分より少し多いぐらいで止まり、炭酸で割り始めた。こんなに飲んだら肝臓死にそうなんだが…新手の嫌な上司かよお前。
🔧「うわ……」
🍔「おぉ…」
🪖「……」
周りは少し引いた様子でこちらを見ているが、酒を入れた本人は笑顔で自分のグラスに注いでいる。もう誰でもいいから助けてくれよ。
🎰「よし。全員入れ終わったし、乾杯するぞ!皆グラス持て!」
渋々グラスを持つ仲間に合わせて俺もグラスを持つ。少しの振動でもこぼれそうだ。
🎰「とゆうことで色々…お疲れ様!カンパーイ!!」
🪖🍔🔧「かんぱーい……」
と言うとChanceはすぐに飲んでしまったが、他の2人そして俺達は飲めなかった。多分、飲むのが怖かったからだと思う。だが、注がれてしまったものはもう仕方がない。そう考え、意を決し1口飲む。久しぶりに飲んだ酒は美味かった。ちらりと横を見ると、同僚も飲み始めていた。
🔧「うーん…まぁ悪くはないな…」
🍔「美味しいですね。」
🪖「俺…全部飲める自信が無いんだが…」
🎰「余ったら俺が飲んでやるよ。まぁ2瓶開けちゃったし、しばらくは飲むことになるかもな。」
🔧「やだなぁ……こんなのがしばらく続くのか…」
🎰「酒なんて多くて損は無いぞ?」
🪖「狂ってやがるこいつ……」
🍔「美味しいです……」
最近は忙しかったし、全然酒を飲む機会なんてなかった。そうゆう面で言うと、逆にこいつには感謝するべきなのかもしれない…しばらくの間最近あったことを話した。Chanceが潜入任務の時に銃を爆発させたことや、Buildermanがパソコンが落ちて泣き崩れていたこと、007n7が本部の大衆の前で階段から転げ落ちたこととか、色んなぐだらない話をした。夜が更けていく一方で、とても楽しい時間に感じた。Chanceは一切顔は変わっていないが、Buildermanや007n7は顔が真っ赤になっていた。多分、自分も似たような状態だろう。2人のグラスはほぼなくなっていたが、自分のは半分ぐらいまだ酒が入っている。終わりが見えないな…
🪖「よくお前そんなに飲んでも変わらないな。」
🎰「元々耐性はあるし、何より酒は美味いからな!」
🔧「酒カス……」
🎰「え?」
🔧「なんでもない。とゆうか007n7、生きてるか?」
🍔「………」
🪖「…死んでるな。」
気づかない間に007n7が眠っていた。ずっと静かだと思っていたら…寝ていたのか。すると、Buildermanが残りの酒を一気に飲んだ。皆は危ないから真似するなよ。
🔧「なぁ、俺ももう眠いから寝ていいか?酒も全部飲んだし…こいつも一緒に運んで行くからよ…な?…」
🎰「いいだろう。このChance様が許可してやる!片付けはこっちでしておくな。しっかり休めよ!」
🔧「あいあい…それじゃ、また明日。」
🪖「おう…明日生きてるといいな。」
007n7を引きずりながら暗い廊下へ消えていくBuildermanを酒カスと見届けた。正直、俺もギリギリ立ってるぐらいで死にかけだ。めちゃくちゃ眠い。
🎰「さ…俺らも片付けするか。手伝ってくれるよな?」
🪖「…おう。」
本当に酒を飲んだのか疑いたくなるくらいこいつは平常運転だ。仲間ながら恐怖を感じる。俺はグラスを洗い、Chanceは酒を片付ける。そうやって手分けするとすぐにテーブルは綺麗になった。
🎰「…片付いたな。…疲れた疲れた…」
🪖「対して働いてないだろ、お前。」
🎰「うるせぇ。…そういえばさ、オレたちがチーム組んだばっかの事件覚えてるか?」
🪖「あぁ…あれか…あれは酷かったな。」
🎰「あれから何年ぐらいたったんだろうな…」
あの事件を思い出すと、顔が無意識に引き攣る。それぐらい酷かった。本当に。よく怒られなかったなと今でも思う。
🎰「それでよ…………あの………こ………」
こいつの声がよく聞こえなくなってきた。鼓膜でも破れたか?いや…自分の限界が近づいて来たのだろう。そこからは床が凄い勢いで近づいてきて、頭をぶつけたところから意識が無くなった。
目が覚めると、部屋のベットにいた。多分あいつが運んでくれたのだろう。窓からは朝日が差し込み、鳥の鳴き声が爽やかに聞こえる。誰から見ても清々しい朝だ。だが、今俺の気分は最悪だ…何故なら…とても頭が痛いから。…今日もう動けないかもな…全部誘ってきたあいつのせいにしよう。そうしよう。とりあえず…もう1回寝るか。
はい。お疲れ様でした。正直なところ酒なんて飲めないし知識も一切ないので、変なところはあったかもしれないです。でも、とりあえず書き終えることができて良かったです。あんまり関係ないのですが、🍕のレベルが100になりました。あとアプデ面白すぎてやめられない。全部forsakenのせいだ。
まぁ…ここまで読んでいただきありがとうございました。改めて本当に1000いいねありがとうございます。これからもよろしくお願いします。多分次はチーム結成のお話を書きます。多分。
コメント
3件
初コメ失礼します!今回のお話もとにかく面白かったです!酒カスなchanceと振り回される仲間たち…、最高でした!いつかbossスキンtwo timeも出たら最高、ですよねぇ…
キャラ性格の解像度高すぎませんか!?!?最高なんで友達に布教してきます👍✨
今回も最高でした😭みんなの絡みがとてつもなく尊いですッ😭✨毎度本当に素晴らしい作品をありがとうございます!!!!絵も大変上手いです!!皆の一言が面白いですwズッ友って言うのに反対してるのがめちゃくちゃ面白いです🤣!!!