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―その日私は、妖精のような彼に出会った―
「ねぇあなた誰?」
見覚えのないおにいさんがいる。
「僕?……僕のことはお兄さんとでも呼んでね」
変な名前。
「おにいさん?おにいさんって変な名前ね!」
「そっか、そうだね変な名前だね。」
笑った顔とっても綺麗……
「ねぇおにいさん、これから私と遊ばない?」
私はおにいさんの事が気に入り、それから毎日おにいさんと過ごした。
「瑠衣ちゃん?もういいかい」
「まだ!まだだから目開けたらダメよ!」
誰かに呼ばれた気がする
「る……るい…瑠衣ー?家にいなかったけどどこにいるんだー?」
あっ、友達だ!けど、おにいさんとかくれんぼしてるのに…
「行っておいで」
……おにいさん?
「おにい……」
あれ?どこ?おにいさん?……青い、桜?
「え……」
「瑠衣居たー!どこ行ってたんだよ!最近付き合い悪いじゃねぇか!」
あ、颯太……
「ごめん颯太、ちょっと鳥さんがこっちに行っちゃったの」
「なんだよ鳥かよー、俺らとあそぼーぜ!」
おにいさんと遊びたいのに……
「……うん、いいよ」
おにいさん、どこ行ったの?
「やっほー瑠衣ちゃん」
「おにいさん!」
来てくれた!
「おにいさんおにいさん今日はアレやりたい!」
「うん、何でもやってあげるよ〜」
やったぁ!おにいさんと遊ぶの楽しいな、いつまでも続いてくれるかな?