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「痛い痛い痛い痛い〜っ!!!…なんで私がこんなやつに自己紹介なんてしないといけないんだよ〜!!」
そんなことを言いながらもmmさんに引きずられてくるIt(?)さん。
この人も多分位が高い人なんだろうけど…案外ここの人たちは緩いのだろうか?などと、思わず少し失礼なことを考えてしまう。
「ほら、無駄な意地を張っていないで挨拶してください」
そう言いながらIt(?)さんの体を無理やりこちらに向かせるmmさん…これが長の圧か…
「…私はIt。Itさんって呼んで….まあ、他の呼び方がいいならそっちでもいいけど。…一応、よろしくね……あと、私指揮官だから。あいつと同じなのは嫌だけど。」
…すんごい嫌〜な言い方をしてくるItさん。まあそうか、そりゃあ、どこの誰だかも分からないやつに、名前を聞いてあんな反応されたら…しかも、Itさん位上っぽいし…怒るよね。
それに、あいつと同じなのは嫌って…今のところ指揮官と分かっているのはupさんだけ…ってことはItさんはupさんのことが嫌いなのだろうか?
「では…自己紹介も終わったことですし、いきなりで悪いんですが、upさん、説明よろしくお願いしますね」
「…え〜…..」
「だって連れてきたのupでしょう?」
まともに状況整理すら出来ていない俺の目の前で、mmさんとupさんがそんな問答を交わす。
やっぱり、何回見てもmmさんにはその貫禄があるというか…なんかかっこいいなと思ってしまう。
「それでは、失礼しますね」
「ご、ごめんね〜!全然喋れなくて!また後で話そ〜っ!」
「…失礼したわね。それじゃ、また後で」
「自分 はいつだって真面目ですからね〜!」
またガヤガヤしながらこの部屋を出ていくmmさんたち…最後の…rimrさんはちょっと意味わかんないけど。
「はぁ〜っ、…ま、とりあえずそこ、座って」
それを俺が見届けていると、横から声がする。そこにはやれやれ、といったような顔をしたupさんが気だるげに立っていた。
そのupさんが座れといった椅子…部屋の端っこにある真っ白で、なんとも言えない感じの椅子に腰を下ろす
その俺に続いて、俺の座っている椅子の横の椅子に、すとん、とmtwが座る。
案外こういう時は大人しいんだな。と思いながら目の前の椅子にいつの間にか座っているupさんに目をやる
「…じゃ、説明始めるね」
その言葉を合図に、今までの俺の中の一般常識がアップデートされていく
「まず、ここについて。…まあここには特に名前は着いてないんだけど、一応位置的には私があなたたちを拾った場所の上…簡単に言うと、ここ、雲の上ね」
思わず「はぁ?」と、声が出そうな俺を無視して、upさんは説明を続ける
「そんで、その雲の上に今私たちはいるわけだけど、雲の上も広いからね、一区から七区まで、分けられてるの。ちなみに、ここは七区ね。」
「区の前に着く数字が大きくなれば大きくなるほど凄いとこって思ってくれればいいよ」
「…じゃあ次、私たちのことについて。」
「私たちは次元防衛戦線と呼ばれる組織。目的は私たちの次元、及びその他の困っている次元の保護。まあ、他の次元から救助要請とかが来ることもある」
「…あと、稀に悪質なことを企んでいる…またはそれを実際に行っている次元もあるから、そこを叩きのめすとか」
「そこで使われるのが、『能力』。でも、私があなたたちを助ける時に使ったのは能力じゃなくて、単純にここの町で作られた技術で出来たものだけどね」
「能力は、人によって様々。その能力はその能力を持つものの欲望によって変化する」
「…じゃ〜あ、次。あなたたちについて。あなたたちは、私たち次元防衛戦線が責任を持って保護します。」
「理由は私がそうしたかったから。」
「だけど、流石にmmさんたちもタダであなたたちをここに置いてはおけないらしいから、あなたたちには私たちと仕事…要は戦って欲しいってこと。」
「自分勝手なことを言ってるのはわかってるけど、私も精一杯手伝うから…お願い。」
「あと、最後に一つ質問。そこのmtwってやつ。…あなた、何?」
upさんの口からその言葉が発せられてから、数秒間、頭が痛くなるような静寂が訪れる。
その間もupさんはmtwに圧をかけ続けている。それに横にいるだけのはずの俺にもそれが伝わってくるんだから、相当な圧をかけているんだろう。
「種族が混ざったような見た目に、あなた、最初から能力を使ってたでしょ。」
もう怖すぎてupさんの顔を俺は直視できない。mtwも怯えて声が出ないのだろうか?と考えていると、俺の横に座っている彼が口を開く。
「あはは、何?ってmtwはmtwなんだけどね〜、upさん?だっけ、怖いな〜」
また小馬鹿にするような言い方で返すmtw。…俺も少しずつ…若干だけど警戒してしまう。彼のことを。
俺は能力とか、種族とかよくわかんないから、多分upさんほどは考えられないかもしれない。でもupさんのこの反応的に、相当凄い…いや、ヤバいのかもしれないということは分かる。
「…答えてはくれないんだね」
mtwの返答を聞いて、諦めたように、あっさりと目線を窓の外へ放り投げる。
「でも、mtwは協力するよ?助けてもらったからね。」
既に目線を外へやり、椅子の背もたれに体を預けているupさんへmtwはそう言う。
…でも思ってしまう。こんな何も知らない俺が勝手に憶測を立てるのはいけないことだと思うけど…
…あの時、もしかしたらupさんたちに助けてもらわなくてもmtwは…….
….いや、これ以上考えても無駄かな
「それに、ご主人様もここにいたいんでしょ?」
俺が勝手に憶測で話を進めている時、ちらりとこちらを見ながらmtwが言う。
「…へ?」
それに対して俺は思わず驚きの声が漏れてしまうわけだが…….
コメント
4件
おっとおっと!?主従関係mtwさん!?あとあけおめ!!今年もよろしくね〜😘 追記 upさんめっちゃ喋ってて嬉しいよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
おいおいmtwと主従関係だったのかよ!!