怪談

一年後に平屋が建ち、

住宅地になり。

近所に公園が出来た。

兄さん？

たまに来てるね。

大翔？。

幽霊って信じるか？…

生きてる人間が怖いけど

そうか。

パタパタ。

お姉さん未だ？…

ちょっと待ってよ。

あなた笑っ

転ぶなよ！

諒？…

大翔？行こう。

諒さんだろ。

ちょっと待て…

なんでこの家、新築だろ？…

何千万するかだろ？…

裏通りに歩いてきたら、

2.3キロしかない。

とある美術館、

南区になるのか。公民館で絵画が売られてた。

咲を連れて行ってみた。

人数が溢れ反ってた。

動物の絵画、景色、

買う！、俺のだ！

よこせ！

顔写真展、

裸の絵

何だか写真みたいだよ？…

手を繋ぎ、咲はぐれるな。

大丈夫よ。

ビリッ。

破けた！。お金返せよ！偽物だろ！

誰が描いたのか。あの時の女性白い着物姿、笑みを浮かべた。

君～この絵誰が描いたのか知ってるのか。

置いてあったよ。

…まばたきしながら、

夜開いてないだろ…

綺麗な人ね。

ほんとだあまり観ない顔だよ。

恵美だ…

隣の男性が絵を眺めて、

失礼します？…

白髪頭の60代後半かな？…

おい市原？…

誰が描いたのか？

あれ？高島さんじゃないか？

市原常務

あんたは？

高島彰の養子の優です。

あ、そうだったな。

どちら様？

恵美の従兄の兄だ。

泣いてた。田島です…

医師のお婿さん。

元気だよ…

お父さんどこ歩いてるのよ！。

え？…おばさまの絵画だ…

元気で何よりですよ。

どちら様ですか？

高島彰の息子優です。

優さん？結衣です覚えてませんか？。美桜さん元気ですか？

はい…

振り向いて。あなた。

おばさま？…

違いますよ娘の咲です。

うそ…まばたきしながらそっくりだ…

お父さん？…

んだな。。行くべ…素っ気ない。

聞いた？優さん私愛想がないかしら？。

咲～手を動かした。

結衣は何？夫婦なの。

市原常務？あの人達夫婦？

そうだよ。社長の妹再婚した。

いつの間に…

戻るか？、

永瀬の嫁の顔？…車で自宅に戻り。

出かけるから。

あなた？お茶は？

いらない。

ガサガサ、

脇道を通り。

めぐみさんの立ち位置から

ガサガサ、ガサガサ。

あった、鈴の音色。お守り気になった。

チリリンチリリン。

きたの？…ゆうさん

わあっ…

びっくりした。

白い髪になり、日中は出れないよ…

兄さん～どこなの？

まゆり？どうした？

来たらﾊｧﾊｧでかけたっていうからあとつけた。

キョロキョロした。

ポケットに入れたお守り。

ここの家見ろ、

表札見たら。

え？永瀬諒。奥さまの名前。

凛？聞いた事あるわね。

姉さん。凛が

どこ行くのよ。

ここだよ。

琴ねえ、花菜姉。

紬？あんた何してたのよ。

お兄さんの顔見れるんだね。

そろそろ帰るわよ。

ピンポン

諒さんかな？。

来てましたか？、

双子って聞いてたから。

お父さんのお墓参りしないとね。

諒さん妹の紬。

紬？…

初めまして…え？

あ！

指さして誤魔化した。

知り合い？。紬？

以前にサ店のアルバイトしてた。オーナー。

そうなの？妹がお世話になったでしょ？すみません。

まゆり？…高倉さんの娘だ…

亡くなった弁護士さん？…

チリリン、

ヤバい…

何の音？

夜トイレに起きた。

白い髪、白い着物姿？…

きゃーっオバケ～💦

起きた皆が

隣の空き地何なの？…

埋め立て地の建て売り。

聞いてみる。

寝る！忘れろ。

毛がうるさいな！凛？

短いよ！

髪の毛を捕まれた！誰だ！

諒さん～