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突然、気持ちよさが跳ね上がる。
そして、なんともいえない温かさにつつまれるのを感じる。
「あやの、何したの?」
あやのはまだ夢中で動いている。
「わかんない、でも…気持ちよくてとめられない!」
頭を起こして、擦っているところを見てみる。
え?僕のものが見えない…
さっきまであやのがこすっていた僕のものが無くなっている。
いや、無くなるはずがない。まだ気持ちいいし。
ということは…
「ちょっと、あやの!なんか…入ってない!?」
きっとそうだ。
あやのが背中を丸めて動き続けたせいで、角度が変わって入ってしまったんだ。
あれだけぬるぬるしてたら間違って入ることもあるってことなのか?
「わかんない…わかんないけど、もう少し」
おいおい、本当にわからないのか?
これはもうセックスじゃないか。
お試しとかでしていいものか?
でも…
あやのがいいならもう少しだけ?
「もう、仕方ないな」
これがセックス!
確かに最高だ。
口でしてもらうのもよかったけど全然違うものに感じる。
頑張って気持ちよくなろうとしているあやのもなんだかかわいいし、一緒に何かをしている、という気になる。
いや、僕は何もしてないか。
じゃあちょっと僕も下から突いてみようか。
腰をぐっと上げて下げる。
「!?」
あやのがびっくりした顔をする。
「何!?今の!?すごかった!もっとしてみて?」
僕は続けてぐんぐんと腰を上げ下げする。
「ああ!すごい!」
喜んでもらえた。
やっと一緒にしている気になる。
それからしばらくあやのの前後、僕の上下を組み合わせて動いていたが、こんな強い刺激はあっという間にもたなくなる。当たり前だ。
「あやの、そろそろ僕、限界なんだけど…」
「えっ!?だめ!もう少し!」
え?いやいや、だめだって…
「あやの、ちょっと止まって?もう僕…」
その時、あやのがのけ反ってびくびくとした。
と同時にあやのの中がきゅんきゅんと僕を締めつける。
うわっ!やばい!
「あやの!どいて!」
急いであやのをどかそうとしたけど…
間に合わず僕のものはどくどくと脈打った…
やばい…中で出しちゃった…
あやのは大きくのけ反ったあと僕の方に倒れてきてぐったりとしていた。
すぐ横に目を閉じたあやのの顔がある。
はぁはぁと短い息をしている。
「あやの、大丈夫?」いろいろな意味で。
「うん…なんかすごい… イっちゃった?みたい」
胸にかかるあやのの体重は、少し重いけど嫌な気はしなかった。