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みなさん你好、パオズです。今回は第3話です。今回は以下のことに注意してご覧いただけたらなと思います。
⚠️本田さんが腐男子
⚠️赤面描写あり
アーサー「うーん、誰だろうなぁ」
フェリシアーノ「アーサーどうしたの?気難しい顔して」
アーサー「なんかさー、アルフレッドが恋してる相手が枢連にいるらしいんだよ」
菊(これは腐の予感!)
アーサー「どうやって特定しようかなぁ…」
フェリシアーノ「んー、まずはアルフレッドの視線とかをチェックすればいいんじゃない?」
アーサー「視線?」
フェリシアーノ「そう、恋するとさ、その人のことを無意識に見ちゃうじゃん?やっぱ俺たち国も例外ではないと思うんだよ」
アーサー「あーなるほどな、誰を見ているかとか?」
フェリシアーノ「そうそう、あとはー…誰とよく関わっているか、とか!」
アーサー「それはどういう事だ?」
フェリシアーノ「ほら、人って恋すると好きな人にアピールするか恥ずかしくて避けちゃうかの2パターンじゃん?だとすると、アルフレッドがどっちかだとしたら特定の人とよくご飯に行ってるか、特定の人だけあまり話さないとかでわかってくると思うよ」
アーサー「なるほどな…!」
フェリシアーノ「ちなみに、なんでそんなにアルフレッドの好きな人が知りたいの?興味本位?」
アーサー「やっぱさ、俺元兄だから色々気になっちゃって…」
フェリシアーノ「心配なんだねぇー、俺は弟側だからあんま分かんないけど、兄ちゃんにも普段から色々心配されてるんだよねぇ」
アーサー「そーなのか」
アーサー「よし、色々教えてくれてありがとうな!」
フェリシアーノ「うん、見つけたら誰か教えて!」
アーサー「おう!」
フェリシアーノ「あー笑い堪えるの大変だったーww」
菊「本当ですねww」
フェリシアーノ「アーサーがあんなに鈍いとは思わなかったよぉ、普段からツンデレ?してるからもっと敏感なのかと……」
菊「自分が向ける好意には敏感なのに、自分に向けられる好意には鈍感なんですかね?」
フェリシアーノ「なるほどぉー」
菊「よし、提案ですフェリシアーノ君」
フェリシアーノ「ん?なになにー?」
菊「私たちであの2人の応援隊を務めませんか?」
フェリシアーノ「おっ、それいいねー!」
菊「普段の訓練とは重なっちゃいますけどね…」
フェリシアーノ「よし、じゃあ俺らは今日から米英応援隊だー!」
菊「お、おー!」
フランシス「え、なになにー?それお兄さんも入れてー!」
フェリシアーノ「フランシス兄ちゃん!兄ちゃんも興味あるのー?」
フランシス「だってアルフレッドの好きな人の情報アーサーに吹き込んだの俺だも〜ん」
フェリシアーノ「そうなの!?」
菊「フランシスさん…グッジョブです!」
フェリシアーノ「じゃあ入れちゃおうよ菊〜!」
菊「もちろんです!」
フランシス「やった〜恋のキューピッド仲間が増えた〜」
3人「あはは〜」
イヴァン「あの3人何してるんだろ、微笑ましいなぁ あの顔をどう歪ませるか…」
耀「不穏な考えをやめるある!」
イヴァン「耀くん」
耀「ほんとお前は相変わらずあるな」
耀「それより、アルフレッドが倒れた日からなんか変ある」
イヴァン「えー?いつもじゃない?」
耀「『いつもに加えて』ある!」
イヴァン「そお?」
耀「そうある。あいつなんか最近ずっと上の空だと思ったあるが…」
イヴァン「そういえばさっきあの3人が話してたとこ見たんだけど、アルフレッドくん好きな人できたらしいよ?遠くて誰だかは聞こえなかったけど」
耀「そうあるか!やっぱり恋は盲目あるな、危険ある。」
イヴァン「耀くんが思うほど恋って悪いものじゃないと思うけどね〜」
アルフレッド「あ…あ…」
アルフレッド(み、みんなにバレてるじゃないかーっ!)
俺は思わず休憩室の扉越しに叫びそうになった。どうやら、アーサーがフェリシアーノに相談して、それを菊とフランシスの2人が反応して、気づいたら勝手に米英応援隊なるものが結成されたらしい。それをイヴァンと耀の2人がなんか考察?してるっぽい。アーサーいなくてよかった。
ガチャッ(扉が開く音)
アルフレッド(あ、まずいっ!)
イヴァン「あれ、アルフレッドくん!?」
耀「聞いてたあるか!?」
アルフレッド「あー、まぁね…」
耀「あいやぁー気づかなかったある、嫌だったあるか?悪口は言ってないあるよ!」
イヴァン「ごめんね〜」
アルフレッド「べ、別に大丈夫さ! 当の本人がいなかったんだし(小声)」
耀「なんか言ったあるか?」
アルフレッド「あ、いやなんでも」
イヴァン「好きな人、誰かは知らないけど応援してるよ〜」
耀「恋愛も浸るのはほどほどにあるよ!それで日常を忘れてるようだったら元も子もないある 加油*〜」
*加油(チャーヨー)は、中国語で「頑張れ」という意味です。
アルフレッド「あ、あぁ…Thanks…」
アルフレッド(……あーもう!最悪なんだぞ!なんか2人に変な気使われたし!)
アーサー「お、アルフレッド 頭抱えてどうした?」
アルフレッド(あーもう本人来ちゃった!中の3人の会話聞かれてないよな?)
アルフレッド「あ、あぁ、それよりアーサーもさっきまで休憩室にいたんじゃなかったのかい?」
アーサー「いや俺は紅茶買ってきてたんだよ ちょうど日本の会社の自販機がそこにあってな 日本のはクオリティも高いし美味いんだよな〜」
アルフレッド「そ、そうかい…」
アーサー「あ、そうだ お前のために新作のコーヒー買ってきてやったぞ」
アルフレッド「ほんとかい?ありがとうなんだぞ!」
アーサー「それ飲んだら俺にも味見させてくれよ」
アルフレッド「え、君コーヒーは飲まなかったんじゃないのかい?」
アーサー「たっ、たまには良いだろばかぁ!」
アルフレッド「あ、あぁそうだね…」
アルフレッド(コーヒーで少しでも気を落ち着かせよう…)
アルフレッド「ん、美味しいんだぞ!」
アーサー「ほんとか? 」
アルフレッド「ちょっと待ってね、今君にも…あー、何か注ぐものはないかい?」
アーサー「あ、いや直でいいよ」
アルフレッド「ゑ」
アルフレッド「そ、それって…」
かかか、関節キスじゃないか!!アーサー何考えてるんだ…?もしかして元兄弟だからいいとか思ってるのか?
アーサー「おーいどうした?早くくれよ」
アルフレッド「え、あう、うん…(震え声)」
アーサー「んっ…」
アーサー「おー、美味いな」
アルフレッド「そそそ、そうかい?なならよかった…」
関節キス、アーサーと関節キス…ダメだ頭真っ白なんだぞ……俺いままともに話せてるかな……
アーサー「ありがとなー、じゃ」
アルフレッド「あ、うん……」
3人「は、はわわわ……」
フェリシアーノ「菊…!」
菊「あれは……!」
フランシス「関節キスだね……!」
フェリシアーノ「いきなり関係進みすぎぃ!」
フランシス「アル、あいつ声震えまくってたなwでも…… 」
菊「そうですね、完全に出るタイミング見失いましたね……」
フランシス「あ、アーサーがくる!」
3人「ピ、ピュ〜♪(下手な口笛)」
アーサー「?」
フランシス「あ、危ねぇ……」
フェリシアーノ「出ようか……」
アルフレッド(あ、あぁ…あぁ……! )
アルフレッド「の、飲んじゃってもいいのかな?誰も見てないよな…チラチラ」
バチッ(3人と目が合う)
3人「あ……」
アルフレッド「えっ!?」
フェリシアーノ「ちゃ、Ciao〜!」
アルフレッド「い、いつから見てたんだい!!(涙目)」
菊「『アーサーもさっきまで休憩室にいたんじゃなかったのかい?』ってところからですかね?」
アルフレッド「ほぼ最初っからじゃないか!!」
フェリシアーノ「だ、大丈夫だよ!誰にも言わないし、2人のこと応援してるよ!」
フランシス「そ、そうだよアル〜…!」
アルフレッド「うぅ〜、 あーもうなんでもいいんだぞ!」
グビッ(コーヒーを飲む音)
アルフレッド「あ」
3人「あ」
アルフレッド「あ…飲んじゃった……? 」
3人「わお…」
アルフレッド「っ……っ〜!!///」
アルフレッド「うわー!もうなにもいい事なんかないんだぞー!」
タッタッタッ…(走り去る音)
フェリシアーノ「行っちゃった…」
菊「行っちゃいましたね……」
フランシス「あいついい事なんかないって言ってたけどあいつにとってはいい事だらけじゃないか?」
フェリシアーノ「それ思った〜!」
菊「初恋なのでしょうか?めちゃくちゃテンパってましたね笑」
フランシス「でもなん〜かウブで…」
菊「素直で…」
フェリシアーノ「憎めなくて…」
3人「応援したくなっちゃうよね〜/したくなっちゃいますよね〜」
はい。以上です。3話、ご覧いただきありがとうございました。今回も少し長めですみません。逆に第1話が短かったのでしょうか?多分これからもこのような長さで行くと思うので、よろしくお願いいたします。それではみなさん再见(サイチェン)、パオズでした。