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みなさん你好、パオズです。今回は第4話です。ご覧いただく際には、以下に注意お願いします。
⚠️人名呼び
⚠️メリカくんが成人済み
⚠️ほぼ全員酔っ払い
⚠️ほぼ全員ハイテンション
⚠️キャラ崩壊あり
⚠️人によっては他カプ要素あり
アルフレッド「はぁ、こんな事になるとは…」
俺は完全に撃沈していた。自分の好きな人がフェリシアーノ、菊、フランシスの3人にバレて、俺のひっそり片想いライフが粉々になったのだから。…にしても、なんかフェリシアーノによるとアーサーは俺の好きな人を特定するのに励んでいるらしい。無理に決まってるだろう君鈍いんだから。せいぜい頑張ってほしいね。『俺』という可能性が遠のく方向に。
フランシス「なぁ〜今日みんなで飲み行かね?」
イヴァン「そうだね〜 今日忙しかったもん、いつも以上に」
フェリシアーノ「じゃあ俺ん家のバーで飲もうよ〜」
耀「いいあるねー 酒に合う茶菓子のお土産持ってくあるよ」
菊「お二人のお酒とお茶菓子は相性がいいですものね。❏」
❏イタリアの代表的なお酒のLimoncello(リモンチェッロ)の甘くて爽やかなレモンリキュールの風味は、中国の有名なお菓子の鳳梨酥(パイナップルケーキ)の甘酸っぱいジャムとクッキー生地と相性抜群だそうです。
アルフレッド「ねーそれって俺が暇するやつじゃないかい?今回はパスなんだぞ」
フランシス「まぁまぁまぁ!今回は!枢連でね!ね?」
アルフレッド「ベラベラ隅っこで話しまくるおっさんたちに飲まされまくるんだぞいやだよ!ゆっくり飲みたいのに!」
フランシス「お酒に合うハンバーガー!見つけたから!」
アルフレッド「WOW!それはほんとなのかい!?」
フランシス「ほんとほんと!」
アルフレッド「…。」
まんまと引っかかった。ハンバーガーという単語にすぐに目がくらむのは俺の悪い癖だ。成人する前もこうやって引っかかってお酌させられてたっけ。
イヴァン「ふへへ〜うぉっかもういっぱい〜//」
バーテンダー「capito.*」
*capito(カピート)は、イタリア語でかしこまりましたという意味です。
フェリシアーノ「ルートぉ飲んでる〜?」
ルートヴィッヒ「飲んでるぞー!ww今から特訓を始める〜点呼!ww」
フェリシアーノ「はぁい!笑笑」
フランシス「は〜い!ww」
ルートヴィッヒ「なんか知らんやつ混じってるな〜ww」
フランシス「はははwww」
菊「でその時私のオタク魂がばっ!!と点火!恋バナに磨きがかかって朝の8時まで…」
耀「やりすぎあるよwww」
アルフレッド「はぁ…」
憂鬱でしょうがない。なんだこの空間は。もうデロデロなのに更に酔っ払おうとするやつとなぜか特訓を始めるやつ、そしてガバガバの語彙力で落語してるやつ。そして…あれ?
アルフレッド「アーサーは…?」
フランシス「え〜なんか外の空気吸ってくりゅって言って外出たぁ〜」
アルフレッド「そ、そうかい…」
ガチャッ カランカラン…(扉の開閉音とドアベルの音)
アルフレッド「あ、アーサー」
アーサー「ん?アルか」
アルフレッド「どうしたんだい。珍しく飲んでないじゃないか」
アーサー「おう。ちょっと薄めのカクテルをな。」
アルフレッド「度数は?」
アーサー「65」
アルフレッド「高いじゃないか!!」
アーサー「はは、やっといつものでけぇ声出してくれたな」
アルフレッド「え?」
アーサー「お前、今日もあの酔っ払いどもの中で暇そうにしてただろ?やっと元気出してくれたなって」
アルフレッド「アーサー…」
アーサー「やっぱ薄いなこれ。飲んでくるか〜ww」
アルフレッド「えっ?ちょっと、さっきの感動返してよ!」
ガチャッ カランカラン…(扉の開閉音とドアベルの音)
アルフレッド「行っちゃった…もーーこれだから酔っ払いは…」
アルフレッド「俺も戻るか…」
ガチャッ カランカラン…(扉の開閉音とドアベルの音)
アーサー「べははは!おらもっと酒酒〜!」
アルフレッド「うわもう出来上がってる…」
フランシス「ほらアルフレッドも飲みなよ〜」
アルフレッド「勝手に注がないでほしいんだぞ…まぁ飲むけど…」
アルフレッド「ん…」
コト…(グラスを置く音)
アルフレッド「あれかい?今日も俺が連れてくのかい、あれを」
アーサー「ははは、俺は大英帝国様だぞぉ〜、妖精さん、妖精さぁん…あはあはあっはっは〜☆」
妖精「あーさー…」
アルフレッド「fairy*も気の毒だなぁ、見えないけど」
*fairy(フェアリー)とは、英語で妖精という意味です。
フランシス「そろそろお開きにする〜?」
フェリシアーノ「え〜もっと飲もうよぉ〜」
フランシス「じゃあもっと飲みたい人は各々で二次会なりなんなり開いちゃってくださ〜いwでは解散!」
フェリシアーノ「ルートぉ家帰るのめんどくさいからホテル行こ〜?」
ルートヴィッヒ「破廉恥だぞぉそれはぁ〜wまぁいいけどな〜w」
フェリシアーノ「何考えてんのルートのえっちー!w」
菊「お2人とも昼間からなんていうお話してるんれすかぁ〜あれ、今 夜か…失礼ww」
耀「菊老化あるねぇ昼夜逆転もほどほどにあるよぉ〜w」
菊「あなたも人の事言えませんよぉ〜w」
耀「何言うあるか生意気あるねぇ〜ww」
アルフレッド「はぁこんな酔っ払いだらけの空間早く出るんだぞ…」
ガチャッ カランカラン…(扉の開閉音とドアベルの音)
アルフレッド「一人で歩けないのかい?」
アーサー「ん〜おんぶ〜♡」
アルフレッド「はいはい…(もうこれ以上は下が限界を迎えてるんだぞやめてくれよ…!)」
アーサー「あーそうら言うの忘れれた 俺ホテル代ないから今日アルん家泊めれくれよ」
アルフレッド「え、ちょそういうのは早く言ってくれよ!?今日の帰りの飛行機代はあるけど… 泊まったら即刻帰ってよ?」
アーサー「わかっれるっれ(訳:わかってるって)」
アルフレッド(もう呂律回ってなくて何言ってるかわかんないぞ…)
アーサー「アルかわいいなぁ普段は言えてないけどなぁ 俺に似てイケメンになっらんらなぁ〜」
アルフレッド「君ね…」
アルフレッド(アーサー 君普段そんなこと考えてるのかい!?というか君の方がかわい…あぁあもう! )
アルフレッド「頼むから変なことはしないでくれよ」
アーサー「はぁ〜いw」
アルフレッド(わかってなさそうだな…)
かくして俺は片思い中の相手(泥酔デバフ付き)をお持ち帰りしたのだった。こんなんでお持ち帰りしたくなかった。
以上です。酔っ払いばかりで申し訳ございません。あと次回はセンシティブ注意かもです。小説っぽい要素がだんだん欠けつつありますが、次回もどうかよろしくお願いします。それではみなさん再见(ザイチェン)、パオズでした。