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「珍しいね太智がギター触ってんの」
「あ、おかえり仁人」
「ただいま」
仕事が終わり家に帰ると太智が俺のギターを抱えていた。
「なに〜ついにギター弾く気になった?」
「弾く気もなにも前も一回弾いたやん」
「あのリスペクトしてんのかしてないのかよくわからんMVのこと言ってる?」
「あれはリスペクトしかないって!み!るきーずも褒めてた!」
「そうかぁ?笑ってるコメントばっかだったけど。…… それで?今回ギターを触ってるのはどうしたの」
「うーん…仁人楽しそうにギター弾くから」
「俺?」
「うん。仁ちゃんギター弾いてる時いっつも楽しそうだから弾いたら理由わかるかなって」
「ふぅん…なんかわかった?」
「うん。俺は仁人が楽しそうに弾いてるのを見るのが好きなんだな〜って再確認した」
ニコニコと笑いながらこちらを見る太智に俺は少し面食らった気持になる。そうだった太智は好きを隠さない男だった。
「……はぁ〜〜〜そうだよお前はそう言うやつだったよ…」
「何が何が〜??」
確信犯なのか、天然なのかわからない笑みでこちらをみる太智の頬を優しくつねる。少しの間そうしていると太智からギターが差し出される。
「仁人弾いて?俺歌うから!」
「えー何弾くの」
「カーテン!」